三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)の公募増資が発表されました。今回は大型のPOになるため参加者が限定されるかもしれません。貸借銘柄なので人気があることが予想されます。
ただしリート(REIT)の公募増資は逆日歩が付くことも多いため気軽に売建ると痛い目を見ることもあります。つなぎ売り自体は違反ではありませんが、案外放置していると利益が見込めるのがリートPOです。
※三井不動産ロジスティクスパーク投資法人公式サイト抜粋
三井不動産がスポンサーとなっている物流施設リートになります。人気がある銘柄のため分配利回りは他のリートに比べると低いと思います。
そのぶん信用があると考えてよいでしょう。これまでも何度も公募増資を行い企業規模を大きくしている銘柄になります。
業績も絶好調となり「今期経常は28%増で8期連続最高益更新へ」とメディアに出ていました。物件割合は物流施設が92%、データセンター8%になります。
今回の増資では「MFLP 茨木」「MFLP 川口Ⅰ」の2物件を取得する予定です。三井不動産によって開発された築浅の先進的物流施設になるそうです。
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)の株価値動きはどうなっている?
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の公募増資(PO)の内容を調べてみました。外部環境も良いことから今回もかなり人気があるとみています。割引率は2.5%になる確率が高いでしょう。海外への販売も行われることになっています。参加を行っても配分は難しいかもしれません。ネガサ株のため1口当選すれば大きな利益になる可能性があります。
※SBI証券より抜粋
公募増資(PO)が発表され株価が上昇しています。リートPOの場合は物件取得につながるため普通株の公募増資とは値動きが異なる特徴があります。
普通株であれば株価が下落することが多くなります。リートは物件を取得するため株価下落となることは少ないはずです。
銘柄の信用なども関係があるため一概に言えませんが、同社はJCRで「AA-」という格付けが付いています。
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三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)の公募増資内容を確認してみました。
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の決算は1月と7月になります。今回の公募増資は決算と関係がないためディスカウントに分配金分は含まれていません。これもコロナ禍の影響かもしれません。分配金は2020年7月31日で6,977円の実績が出ています。分配金が年々上昇していることで株価上昇の期待が持てそうです。
項 目 | その内容 |
幹事 | 大和証券(共同主幹事) 野村證券(共同主幹事) SMBC日興証券(共同主幹事) みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 岡三証券 |
公募口数 | 96,190口 ※国内募集65,890口、海外募集30.300口を予定 |
オーバーアロットメント | 4,810口 |
合計 | 101,000口 |
仮条件 | 2.5%~5.0% |
オーバーアロットメントの売出人は大和証券となっています。調達する資金の額は50,500,000,000円の上限となっています。
調達資金の使途は下記のようになっています。
国内一般募集における手取金32,945,000,000円については、海外募集における手取金15,150,000,000円と併せて、本日付で公表した「資産の取得及び貸借に関するお知らせ」に記載の本投資法人が取得を予定している不動産信託受益権の取得資金の一部に充当する予定です。なお、本件第三者割当による新投資口発行の手取金上限2,405,000,000円については、将来の特定資産の取得資金又は借入金の返済に充当する予定です。
※三井不動産ロジスティクスパーク投資法人公式ページ抜粋
2020年9月17日の終値が551,000円なので2.5%割引だと13,775円の利益が見込めます。必ず利益が出るわけではありませんがリートPOはリスクが比較的低いと思います。
投資家により投資スタンスが異なるため自信がない方は投資をやめておきましょう。私は参戦したいと思います。
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)のPO日程を確認してみました
2020年9月に行われる公募増資の日程を確認しておきます。値決め日が最大のポイントなので忘れないようにしておきましょう。項 目 | その内容 |
価格決定日 | 9月29日~10月02日 |
申込期日 | 発行価格等決定日の翌営業日から発行価格等決定日の2営業日後 |
払込期日 | 2020年10月05日(月)~2020年10月08日(木)までの間のいずれかの日。但し発行価格等決定日の4営業日後の日とする |
受渡期日 | 払込期日の翌営業日 |
条件決定日は9月29日が濃厚だと思います。余程のことがなければ日程にずれはないでしょう。また割引率は経験から2.5%になると思われます。※発行価格は493,350円の2.5%割引に決定
分配金の推移は下記のように公式サイトで発表されています。
2020年9月17日の終値は551,000株になり、時価総額は約2,429.9億円、分配利回り2.68%になります。
また調べてわかりましたがリートの有利子負債比率が1位になっていました。このことから優良企業だと思っています。上場してから有利子負債比率が20%台になっているそうです。長期的には40%~50%に増やすようです。
結果的に三井というブランドで人気みたいですね。最新データの第7期有利子負債比率も27.3%となっています。長期有利子負債比率は96.27%になるそうです。
今後もLTVを活用した資産規模拡大を図り、資産規模目標3,000億円を今回の公募増資で達成するそうです。
IPOに当選できなかった方は三井不動産ロジスティクスパーク投資法人のPOに参加してみると利益が出るかもしれません!私は大和証券とSMBC日興証券から参加予定です。
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