フォーラムエンジニアリングとコンピューターマネージメントIPOの初値予想と幹事配分などを今回も評価していきたいと思います。
市場からの注目度が高いフォーラムエンジニアリングについてまず考察していきたいと思います!どうやら東証1部への上場を目指しているようなので需給不安はないようですね。ただし減収減益なのは痛いです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,310円 |
仮条件 | 2月21日 |
売出価格 | 2月28日 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 9,673,600株 ※国内売出4,499,400株 海外売出5,174,200株 |
公開株数(合計) | 9,673,600株 |
オーバーアロットメント | 674,800株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) みずほ証券 SBI証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
新型肺炎により製造方面に影響が出始めているため想定しているより状況が深刻なのかもしれません。昨日、家電を取り扱う企業に話を聞く機会があり状況を聞いてみると、製品を確保することに注力していると仰っていました。
多くの製品が中国経由の部品で作られていることを考えるとフォーラムエンジニアリングにも影響がありそうです。同社の場合はエンジニア人材の派遣となっていることで製造に比べれば影響は軽微かもしれませんが、しわ寄せがくる可能性があります。
上場時点ではわかりませんが半年もすれば業種的に業績下方修正が待っているかもしれません。IPOで初値を狙いに行く投資家にはあまり影響は現時点でないのかも?
2020年3月期の単体業績予想は売上319億円で前期比7.8%減、経常利益35.2億円で前期比44.5%減の減収減益予想が出ています。業績が悪化することを考えると心配ですね。四半期利益は19.8億円を予想し前期比で53.2%減となります。
もっと詳しく知りたい
フォーラムエンジニアリングの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。初値予想1,350円~1,600円!
幹事名 | 配分単位 | 引受割合 |
野村証券(主幹事) | 3,599,600株 | 80.00% |
みずほ証券 | 449,900株 | 10.00% |
SBI証券 | 449,900株 | 10.00% |
海外向けに販売される割合が多く日本国内だけを考えると需給に不安はないとのことです。ただ世界状況が急変した場合には公開価格割れもあると考えられます。
想定発行価格1,310円によるPERは17.62倍、PBRは2.76倍になります。類似企業比較では妥当水準のため今後は業績により株価引き上げを狙いたいところですね。配当は45円予定されており配当利回り3.44%と高利回りになります。
個人的なブックビルディングスタンスは申し込み予定です。ただ積極的に申し込むのかは状況を見ながら行いたいと思います。
ウイルテック(7087)は製造の請負や派遣を行い初値予想が大幅に下方修正されています。この影響はフォーラムエンジニアリングにも波及すると思います。
NY市場が思いのほか好調、そして日経平均もそこまで崩れていない不気味さが何とも言えませんが投資しずらい環境が続いていると個人的に考えています。
ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)の初値が公開価格95,000円に対して6.3%上昇し初値101,000円だったことは、IPO投資家にプラス材料でしょう。
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コンピューターマネージメントIPOの初値予想と幹事配分を調べた結果
コンピューターマネージメントのIPOは需給の心配はなく初値がぶっ飛びそうです!システムの受託開発を行うIT企業のためIPOでは人気があります。JASDAQ市場への上場ためマザーズに比べ利益は得られそうにありませんが、現時点では初値2倍程度が見込めるようです。業績に安定感があることも好材料です。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 2,630円 |
仮条件 | 2月21日 |
公開価格 | 3月03日 |
公募株数 | 187,200株 |
売出株数 | 179,600株 |
公開株数(合計) | 366,800株 |
想定ベースの時価総額 | 約25.6億円 |
幹事団 | SMBC日興証券(主幹事) ←必須口座 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 むさし証券 ←前受け金不要 |
委託見込 | 岡三オンライン証券 |
クラウドやIoT、ビッグデータ、AI、RPAなどへ積極的に事業展開していくそうなので、上場時点で話題性があります。ただ類似企業は多く存在するため上場後は業績ありきでしょう。大手企業との提携が行われると業績に関係があるため株価にも期待できそうです。
2020年3月の連結業績予想は61.3億円となり前期比10.6%増、経常利益3億円となり前期比17.0%増を見込んでいます。四半期利益も5.1%増で着地予想が出ています。
さらに配当が40円予定され想定発行価格2,630円算出の配当利回りが1.5%です。PERは11.07倍、PBRは1.40倍です。
とりあえず初値利益が大きく狙える銘柄には積極的に参加しておきましょう。1回の当選で数十万円を得るチャンスですからね。1年を通してIPOに参加していると良いことがあるはずです!
もっと詳しく知りたい
コンピューターマネージメントの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。初値予想5,000円~6,000円!
幹事名 | 配分単位 | 引受割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 348,700株 | 95.07% |
SBI証券 | 7,300株 | 1.99% |
岩井コスモ証券 | 3,600株 | 0.98% |
岡三証券 | 3,600株 | 0.98% |
むさし証券 | 3,600株 | 0.98% |
ベンチャーキャピタル保有株はなく高需要が見込めます。初値だけ高いパターンも十分考えられますが2020年3月に上場するIPOは安心して買える銘柄が少ないため選ばれる銘柄になるかも?
事業規模は中堅独立ITトータルソリューションプロバイダーとなっており、西日本を中心とした製造業向けに力を入れています。経営上ではビジネスパートナー獲得に苦戦しているとあります。
上場企業でも類似企業が多く特別同社が持っている技術が高いわけではないようです。ITサービスの多様化とサービスの低価格化で、ますます競争が激しくなる状況が今後も続くそうです。
創業38年目ということもありジャスダック市場を選択したようですが、業種的に伸び続けているため新規顧客の獲得による受注拡大、既存顧客への安定的なサービス提供を続けることで業績拡大となりそうです。
金融業や産業・流通業、公共分野、医療分野など幅広い顧客へも対応していることで新規顧客獲得につながるようです。コンピューターマネージメントのIPOは鉄板そうなので口座開設している証券会社から参加しておきましょう。
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