BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)の初値予想と幹事配分などを今回も評価していきたいと思います。初値予想の状況によってはIPOチャレンジポイントを使って強制当選を狙う方もいるでしょう。


予想をしても外れることがあるため何とも言えませんが公開価格割れになることはなさそうです。事業は中古品買い取り事業を行っており、直近の業績は拡大傾向にあります。上場ラッシュが重荷ですね。


BuySell Technologies初値予想と幹事配分


項目株数データ
想定価格1,840円
仮条件1,790円~1,930円
公開価格12月09日
公募株数445,000株
売出株数225,000株
公開株数(合計)670,000株
オーバーアロットメント100,500株
幹事団SBI証券(主幹事) ←IPO必須口座
大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
岡三証券
東海東京証券 ←直近で主幹事
丸三証券
水戸証券
岩井コスモ証券
エース証券
藍澤證券
エイチ・エス証券
むさし証券 ←前受け金不要
委託見込岡三オンライン証券 ←委託販売決定
SBIネオトレード証券
DMM.com証券


BuySell Technologiesの主力サービスのバイセル(出張買取サイト)は坂上忍氏が広告塔となっているためご存知の方もいることでしょう。ただ買い材料にはならないようですね。マクアケIPOの本田圭佑や市川海老蔵氏とはことなりHPキャラですからね。


同社のリユース市場は今後も拡大することが見込まれているため、市場としては大きいものの競合も多く存在します。類似企業ではSOU(9270)があり代表取締役が元Jリーガーの嵜本晋輔氏が代表を務めます。


久しぶりにSOUの株価を確認すると業績拡大でも株価は下げているようです。株価2,380円のPERは18.38倍、PBRは4.52倍になります。大手だとトレジャー・ファクトリー(3093)が株価1,143円でPER18.47倍、PBR2.89倍となっています。どちらも2019年11月28日終値基準の株価になります。


BuySell Technologiesの2019年12月の単体業績予想は売上128.9億円となり前期比較で27.4%増になります。経常利益は8億円となり前期比較で70.3%増、四半期利益は5.1億円で前期比55.9%増と絶好調です!


PERは仮条件上限の1,930円算出で約22.63倍、PERは6.52倍になります。成長性を考えても仮条件上限あたりが意外と妥当な感じです。もしくは高いかもしれません!


もっと詳しく知りたい

バイセルテクノロジーズの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。

BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)IPO上場承認と初値予想!爆上げ初値2倍以上か



同社と同日上場はこの他に2銘柄あります。ユナイトアンドグロウ(4486)JTOWER(4485)です。実はユナイトアンドグロウの方が人気なのでは?とも言われています。IPOチャレンジポイントを使う方は難しい選択を迫られそうです。


初値予想2,200円~3,000円!


幹事配分は以下のようになっています。


幹事名配分単位引受割合
SBI証券(主幹事)569,400株84.99%
大和証券33,500株5.00%
みずほ証券33,500株5.00%
SMBC日興証券13,400株2.00%
岡三証券3,400株0.51%
東海東京証券3,400株0.51%
丸三証券3,400株0.51%
水戸証券3,400株0.51%
岩井コスモ証券2,000株0.30%
エース証券1,300株0.19%
藍澤證券1,300株0.19%
エイチ・エス証券1,300株0.19%
むさし証券700株0.10%


支店配分が期待できる方は大和証券やみずほ証券狙いも期待できる?かもしれません。岡三証券以下は基本的に難しそうですね。


前受け金不要のむさし証券は株数が少ないので取扱いがないと思っていたらネットでも取り扱うそうです。証券会社によっては取扱いが少ない場合に全て抽選になることがあるので申込みだけしておきたいと思います。


今回はなぜか幹事引受けが多くなっています。そしてベンチャーキャピタルが大株主なのは残念ですね。ミダス第1号投資事業有限責任組合が売出株を行い225,000株となっています。


投資を行う前に株主構成はチェックしておいたほうが良さそうです。また、IPOチャレンジポイントの現状は下記のようになります。


SBI証券IPOチャレンジポイントによる複数当選の状況


今回も過去データにあてはめると200株セットになると思います。2019年に入りIPOチャレンジポイントが飽和状態となり難しい選択となりそうです。


300ポイント以上使っても30万円以下の利益ってかなり魅力が薄れています。ただある一定の層がポイントを使ってしまうとまた以前のようにポイント使用率が下がると勝手に考えています。もう無駄にSBIチャレンジポイントを飽和化させるような事はしてほしくないですね。


フリマアプリやネットオークションが増加し、高齢化社会が訪れています。これから数年間は業績期待が出来ると思いますが一巡すれば業績悪化は避けられないのかもしれません。


やはり今後はITに対応した媒体、もしくは高価買取のイメージを市場に植え付けるしかないでしょう。CMも現在は効果があるそうなので上場後にシェア拡大出来れば業績期待もありえます。



売上げの9割が古物市場やオークションとなっているんですよね。買い取りを行った後は海外へ売却できるスキームを今後考えているそうです。時代とマッチングした企業だと思いますが新鮮味はありません。


上場までまだ日数があるためよく考えて申し込みを行いましょう!IPOチャレンジポイントを使わない方は全力申し込みで良さそうです。私はポイントを使わずに当選を狙いたいと思います。だからと言って資金を集中させるような事はしないつもりです。


頻繁に入出金を繰り返す方には電話連絡があると聞いています。意思確認だと思いますが連絡があればドキッとするでしょう。また、SBIネオモバイル証券でひとかぶIPOが始まっています。詳細は下記記事で説明していますが単元未満株でIPO株を購入できます。


面白しろいサービスなので今回のIPOで申し込みを行ってみたいと思います。これまでは普通に単元未満株へ投資を行っていましたが楽しみが増えました。株高で資産も増加中です!もとはTポイント投資がしたかっただけですけどね。


SBIネオモバイル証券のひとかぶIPO記事

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