PayPay(ペイペイ)証券から衝撃情報が出ました。IPO投資家に嬉しい材料になりそうです。内容は1,000円でIPO(新規公開株式)に参加できる仕組みを開発中とのことです。これまでは1株からIPO抽選に申し込める企業としてソフトバンク上場時にIPOが取り扱われました。


その後は取扱いが無くひっそりとしている状況です。しかし、委託販売という形を取っていることから将来的には引受業務が可能な体制を整え2022年あたりまでに当局からの認可を得る考えだそうです。


PayPay(ペイペイ)証券IPO取扱い画像
※ワンタップバイはPayPay証券に社名変更になりました


現在の口座数は15万口座以上になり21年3月までに倍の30万口座に伸ばしたい意向があるそうです。私も口座を開設しソフトバンク(9434)のIPOに申し込み見事当選できました。


そして初値売却を見送り低い位置で売却を行い損失確定となっています。あまりよい思い出はなく売却した後の現金も動かすことなくそのままにしています。出金をすると手数料が発生するためそのままにしていますが、そのうち使う時が来ると思って放置しています。


PayPay証券現金残高画像


今回の情報元は、ブルームバーグのインタビューに同社代表取締役社長CEOの内山昌秋氏が答えています。どうやら金額指定でIPO投資ができるサービスは世界で初めてになるそうです。


kimukimu

1,000円でIPO抽選に参加できる話じゃなくて、1,000円でIPOに初期投資できる話になると思います。

記事の書き方から微妙なんだけど、もしかすると1,000円で抽選に参加できるってことかも?


maronmaron

ソフトバンクを例にすると1株だから1,500円でIPO抽選に参加できたからセカンダリーの話だと思うよ~


ネットをウロウロしてみるとPayPay(ペイペイ)証券を使っている人っていますよね。個人の取引スタイルに合っていれば同社サービスを利用する価値はあるでしょう。


私の場合はIPO抽選に参加できるという話から口座を開設し申し込んでみたら当選!そして損失という最悪な展開です。これも良い思い出です。


しかし、市場の予想したとおりにはならず現在は公開価格の1,500円を超えています。知人はいまだに持っていたので配当と利益を手にできたことになります。まだ持っているのかは知りませんが、記事作成時点で上場来高値1,522円を記録しています。


ソフトバンク(9434)チャート2019年8月23日終値


上場後は1,000円くらいまで落ちると思っていましたが逆に動いています。通信事業者間の価格競争も決定打になるような悪材料は出ず、携帯電話料金の4割引き下げ案はどうなってしまったのか?ちょっと疑問です。


ソフトバンクのPERは14.73倍、PBR5.82倍となり配当利回りは5.6%です。KDDI(9433)はPER10.44倍、PBR1.56倍、配当利回り3.97%になります。
※株価は2019年8月23日終値基準


アナリストも強気予想ですし、ソフトバンクグループの中核と言うこともあり買われているのでしょうか。私は買いませんけどね。


PayPay(ペイペイ)証券については今後も気になるため積極的に情報をまとめていきたいと思います!


もっと詳しく知りたい

PayPay証券の詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。取引スタイルによっては利益狙えますね!

PayPay(ペイペイ)証券は儲かるの?【デメリットが大きい理由】



株式を小額で買える会社が激増でサービス差別化、LINE証券は?

最近目立つ存在はLINE証券でしょう。LINE証券は2019年8月20日にサービスを開始し投資初心者にターゲットを絞って活動をしていくことを明らかにしています。


株主はLINE Financialと野村ホールディングスが保有します。出資比率はLINE Financial51%、野村ホールディングス 49%となっています。メッセージアプリの「LINE」で株を売買できる投資サービスが始まり今後どう育っていくのか注目されています。


LINE証券公式HP


取引手数料が無料で数百円~数千円程度の株を1口単位で取引ができます。取扱い銘柄は日本の有名企業100社と国内のETF(上場投資信託)9種類となっています。サービスが順調であれば取扱い銘柄などが増やされる可能性があります。


LINEのアクティブユーザーは月間8,100万人にもなることから一定の利用者が出てくれば収益的にメリットがある事でしょう。またこれまで投資とは無縁だった方が参入し市場の活性化期待は十分あると思います。


単元未満株取引を行えるとあって現在注目されている企業です。事前にわかっていたことですが、野村ホールディングスが株主というのも面白い構造だと思います。


LINE証券についてもまとめてみたのでよかったら下記記事を参考にしてください。数百円から株が買える時代なんですよね。


⇒ LINE証券のデメリット発見!LINE Payチャージでポイント投資できるメリットも


SBIネオモバイル証券もIPO取扱いあるかも?

SBIネオモバイル証券でIPOを取り扱う事実は現在のところ確認できません。しかしネット証券最大級の口座数を抱えるSBI証券が他社よりも早く動く可能性は十分考えられます。ネオモバの株主はSBI証券とCCCマーケティングの2社になります。


現状では単元未満株でIPOを取り扱ったのはPayPay証券だけだと思います。


単元未満株の保有状況画像


憶測でしかありませんが、多分SBIネオモバイル証券はIPO取扱いにより一気に口座開設者を増やす狙いがあるのでは?と感くぐります。PayPay証券でもIPO取扱いで相当数の口座開設者があったと聞いています。


もちろんLINE証券などでも行ってくると読んでいます。大手証券がさらに新しいサービスを提供してくる可能性もありますが今回ご紹介した企業が最有力ではないかと思います。


LINEはFOLIO(フォリオ)と提携しワンコイン投資と既に行っています。LINEスマート投資と言われ500円から積立を行いすべて自動で運用できるサービスです。支払い方法はLINE Payを設定するだけです。


SBIネオモバイル証券については下記でしっかりまとめてみました!よかったら参考にしてください。超絶地味な投資になっています。


SBIネオモバイル証券(ネオモバ)評判とデメリット記事へ


PayPay証券については内山昌秋氏が今後3年以内にユニコーン企業を目指し企業価値を1,000億円規模に拡大させるとし、上場することも発言しています。さらに2019年度中に25億円~30億円程度の増資も考えていると言うことなので企業規模拡大に期待が持てそうです。


しかし、競合となる企業が新規に出てきているため投資初心者を取り囲むにはかなりの戦略と財力が必要になると思われます。競い合ってより良いサービスの提供を行ってくれることを望んでいます。


どこで取引を行っても最終的には同じなのか?と思いますが、数年経過しないとシェア率などはわからないような気がします。LINE証券が今後どのような形で他社に圧力となる材料を持ってくるのかも気になります。野村ホールディングスが利益率の低いネット証券系とどのように勝負していくのかも注目材料でしょう。


PayPay証券は2016年に開業しソフトバンクが株式の46%を保有、みずほ証券が13%を保有しています。どこか大きなシェアを牛耳るのか面白そうですね。


個人的には単元未満株取引が出来る企業の中ではSBIネオモバイル証券を利用している割合が多いです。SMBC日興証券の日興フロッギーなども結構良いと思います。


買付手数料は無料になり売却時に手数料が発生する仕組みとなっています。SBIネオモバイル証券だと余っているTポイントで投資が出来るため個人的には気に入っています。そのためにポイントを貯めている地味な私なんですけどね。

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