LINEが展開するワンコイン投資の評判や評価をまとめてみました。さらに投資家の口コミを調べて掲載しています。500円から海外上場投資信託(ETF)に投資ができるため話題となっています。
LINEスマート投資とFOLIOが提供する投資一任運用(投資一任型)サービスになり、ロボアドバイザーと言われる投資です。
運用は全自動で分散投資を行えるため比較的投資リスクが低いと考えられます。システムはノーベル賞受賞理論に基づいた運用アルゴリズムとなっています。
ウェルスナビやTHEO(テオ)と似たような仕組みを採用していると考えればわかりやすいと思います！
※LINEスマート投資公式サイト引用
どんな方にお勧めできるかと言えばLINE(ライン)を使っている方です。多くの方が既にサービスを利用していると思いますがデメリットも存在します。
先にデメリットを述べておくと「投資額が低い」ため思ったようなパフォーマンスが出ない可能性があります。
過去には12万円以下だと月額100円の運用手数料が発生していましたが、現在は運用資産の時価評価額の年率1.00％(税抜)に変更され他社同様となっています。
また、運用額が3,000万を超える部分については年率0.50％(税抜)の割引料率が適用されることになっています。同社で数千万規模の投資を行う方は殆どいないかもしれません。
投資初心者の方で興味があればお勧めできる投資だと思います。資産は分別管理されているためフォリオが倒産した場合でも守られます。
さらに、投資者保護基金に加入しているため1人当たり1,000万円までは分別管理の不備があっても100％守られることになっています!!
ワンコイン投資500円積立てのルールを調べてみました
同社の投資を利用するには500円からと書かれています。500円でコーヒーを買ったりお弁当やランチだって楽しめます。消費するだけではなく「投資」してみよう！といった案内が書かれていますが、何をもとに500円と書いているのか？と少し疑問を持ってしまいました。
そこで公式サイトで調べてみると週1回500円からの積立てが可能とわかりました。最低投資は週一回となっているため1ヶ月間を考えると2,000円又は2,500円になります。
kimu 毎日500円積立てたら1ヶ月に15,000円くらい貯まるから結構凄い金額になりますね！
週5回でも11,000円くらい貯まるため積立投資としては長期的な運用を行えばリターンは大きいと思います。
公式サイトのシュミレーションでは、1ヶ月2,000円程度の投資でも3年間積立てると84,459円以上のリターンになる可能性もあるそうです。
そう考えると500円投資も馬鹿にできません。
ETF投資は長期的に投資を行うものなので3年でも短いと思います。しかし継続することが大事なので投資に興味があればお勧めできます。
ただし、投資なので絶対にプラスになるとは言えないことも覚えておきましょう。
ETF投資になるため分配金も定期的に発生し10万円以上の投資だと分配金で手数料がまかなえると思います。もちろん日々ETFの評価額が変動します。
私がロボアドバイザーを始めた時は30万円からの投資でしたが、1％の手数料を分配金でまかなえていました。同社では10万円くらいは必要なのかもしれません。
ETFへの投資も予想外に楽しいと個人的に感じています。利益が出ているからこそなのかもしれません!!
投資をする前に準備することは3つだけ
ワンコイン投資を始めるには証券会社FOLIOに口座を開設しなければなりません。既に口座を開設している方は改めて口座を開設する必要はありません。次にLINE Payの利用開始を申込みます。こちらも証券会社の口座開設と同じで無料で利用できます。
最後にLINE Payに銀行口座を登録すればすべての手続きが完了します。3ステップで完了しますがFOLIOの口座開設に少し時間がかかるかもしれません。郵送だと早くて3営業日程度は必要になると思います。
「スマホで完結、本人確認」を利用すれば最短翌営業日に口座開設ができることになりました。オンライン上で本人確認が全て完結する本人確認方法(eKYC)の導入が行われています。もちろんウェルカムレターを利用した郵送での口座開設手続きも可能となっています！
初めに少し頑張っておくと簡単に投資ができると思います。
積立設定はいつでも停止することができるため安心して利用できます。マイページ上の現在の設定から「積立を停止」の項目で停止を行えます。
ワンコイン投資を実際に行ったリアルな感想と口コミ
ツイッターでワンコイン投資を始めた方を検索してみると既に投資を開始している方がいました。メディアでも取り上げられていますがLINE上でも宣伝していましたよね。地合いによりETFも影響を受け、円高になると利益が減ることも覚えておくとよいと思います。
逆に円安になれば利益が膨らむため円安希望の方は多いと思います。長期投資と決めておけば大きな下落でも案外気持ちが安定すると思います。
投資初心者が短期で儲かろうと考えるとろくなことになりませんからね。
本日からLINEスマート投資を始めました！
— miroくん@投資×会社員 (@mirokun3838) June 7, 2021
1日当たり¥500換算で週に¥3,500の投資です！
運用状況などを時々お知らせしますね🔊#folio #20代投資家 #ワンコイン投資#LINEスマート投資 pic.twitter.com/oQjCfN0Ozu
毎週500円のワンコイン投資 久々に見たらプラスになってる〜、チリツモ〜！ pic.twitter.com/VFdZmEZCjR
— ななご🦐￤広報担当 (@nanago_0420) June 24, 2021
実は先月からワンコイン投資始めました
— ナオ (@nao_niconico08) June 11, 2021
ワンコインといいながら週6500円だけど pic.twitter.com/ZWcqlAt9t3
ワンコイン投資してたら
— きみtaπしばらく低浮上 (@pink_fairy0828) June 16, 2021
ROBOPROは出来ないんだ、、、。
じゃあやらない！
｡ﾟヾ(ﾟ`ω´ﾟﾉｼﾟ｡)ﾉｼ
ただ投資額が大きくなると1％の運用率変化でも金額にすると大きな動きに感じることがあります。
たまに資産を確認すると驚くことがあります。利益が出ていれば「そんなもんだよね」と都合よく解釈しますが、損失だと「マジで？」と悲しくなります。
儲かっているうちはよいですが、運用している間には紆余曲折あることでしょう。
考え方によっては下落時に追加投資を行い、トータルリターンを引き上げることも考えられます。損失が出ている時はなかなか投資できない気持ちになるため、積立て投資は有効な投資方法だと思います。
投資を始めると世界経済状況なども真剣に考えるようになり、私生活でプラスになることも多いはずです。損失だと気分が悪くなりますが考えようだと思います。
またツイートにもあるようにワンコイン投資を行うとFOLIO ROBO PROに投資ができません。実はAIの能力が高いとされているためFOLIO ROBO PROを好んで利用する方も増えているようです。
ただし最低投資金が10万円必要になるためハードルが少し高めです。内容は下記記事にまとめています！
FOLIO(フォリオ)から新しいロボアドバイザーが登場し話題となっています。ROBOPRO(ロボプロ)というサービスになり評判や評価を確認してみたいと思います。実績もサイト上に公開されています。これまで一般投資家に公開 …
LINEスマート投資の便利なところはLINEアカウントからアクセスできること
LINEスマート投資の中にワンコイン投資があります。LINEはメッセージのやり取りやタイムライン、ニュースなど今では生活に欠かせない重要なアプリになっています。
また、LINEポイントなどを貯めることができLINEスマート投資でもポイントが貯まります。しかも投資金が「LINE Pay」から自動引き落としされるため手間がかかりません。連携銀行口座も80社以上の取扱いがあるため益々便利となっています。
このことからワンコイン投資をするにも手間は掛かりません。設定だけ初めに行えばあとはほったらかしで投資ができます。
自分で色々と操作したい方には不向きだと思いますが、投資対象が海外ETFになるためポートフォリオを充実させるため投資を行ってみるのもありでしょう。
ポイント還元はLINEポイントクラブの登場によりなくなりました。これまで最大2％のポイント還元となっていましたがポイント付与の条件などが変更されています。
そのため改悪と言った内容がネットでも飛び交っています。新しいサービスが色々と出てくるため仕方がないと思います。しかし小額からロボアドバイザーに投資ができるため魅力があると思います。
ワンコイン投資を利用して海外上場投資信託(ETF)に分散投資すると何が良いの？
海外上場投資信託いわゆるETF投資を長期的に行うことでリターンが拡大すると言われています。世界経済の拡大にともない、海外上場投資信託も拡大した過去の実績から、今後も似たようなことが起きるとされています。
リーマンショックのような大きな下落に何度も見舞われてもこれまで以上の経済拡大となってきたことは事実です。直近でもコロナショックの例が確認できます。
Wealthnavi(ウェルスナビ)を参考にすると上記のように右肩上がりの資産拡大期待があります。実際に運用してみなければどうなるのかわかりませんが、過去の実績から想定されるそうです。
このようなことから一喜一憂せず長期的な投資を行えるという投資家が多いようです。
ワンコイン投資で投資対象となるETFは、米国に上場されている全てのETFの中から客観的な基準に基づいて選定されます。
| 項 目 | その内容 |
| 米国株 | 伝統的なアセットであり、米国の経済成長によるリターン獲得が期待されます。また、インフレへの対応も期待されます。 |
| 先進国株 | 伝統的なアセットであり、先進国（主に日本と欧州）の経済成長によるリターン獲得が期待されます。また、インフレへの対応も期待されます。 |
| 新興国株 | 伝統的なアセットであり、新興国の経済成長によるリターン獲得が期待されます。また、インフレへの対応も期待されます。 |
| 米国債 | 伝統的なアセットであり、株に比べると安定した価格推移が期待されます。 |
| 新興国債 | 株に比べると安定した価格推移が期待される他、新興国のほうが先進国より金利が高い傾向があるため、高いリターンが期待されます。 |
| ハイイールド債 | 株に比べると安定した価格推移が期待される他、国債よりも高いリターンが期待されます。 |
| 金 | 代表的な実物資産。インフレへの対応や、株や債券といった金融資産との分散効果が期待されます。 |
| 不動産 | 代表的な実物資産。インフレへの対応や、株や債券といった金融資産との分散効果が期待されます。 |
【公式サイト抜粋】
具体的な投資対象としてETFを使用します。ETFは低コストであり、特定の市場や地域の指数に連動するように作られたものがあるため「ワンコイン投資」における投資対象に適していると考えられます。ETFを構成する銘柄の投資対象は米国をはじめ多くの国に渡っているため、世界規模の分散投資を実現することができます。投資銘柄は長期的な視点からお客様の資産の安定的な成長を狙うために、アセットクラスごとに最良と考えられるETFを選定しています。
また、運用報酬の他に運用資産に組み入れたETFの信託報酬及びETFを売買する際の委託手数料等を間接的に負担していることを知っておきましょう。
実際に目に見えて手数料として徴収されるのではなく、分配金などから徴収され気が付くことはないと思います。
運用状況等により変動するため事前に料率や上限額等を示すことが困難なためです。
この辺りはあまり深く考えなくてもよいと思いますが、手数料が別に少しだけ発生していると覚えておきましょう！
FOLIO(フォリオ)に口座を開設するとテーマ投資ができるようになる
FOLIO(フォリオ)に口座を開設するとワンコイン投資の他にも「テーマで選ぶ投資」ができます。テーマにはいくつかの単元未満株が組み込まれており、価格変動リスクなどを比較的抑えた投資ができます。ワンコイン投資よりも投資レベルと資金が若干必要になるため、数万円程度の余裕資金が必要になります。
こちらも分散投資になり国内上場企業の単元未満株を投資対象としています。
※2021年8月03日時点での実績
テーマはプロが厳選した複数の有望企業で構成されるため自分で銘柄を選べません。自分で選ぶのは「テーマ」だけです。気になるテーマを選んで投資を行うだけなので楽だと思います。
ちなみに私の成績は3銘柄購入し購入代金は10万円程度となっています。
成績は1,000円程プラスで推移しています。選んだテーマ次第では大きな利益になると思いますが、ちょっと失敗したかもしれません。負けていないだけましでしょう。
テーマ投資も特定口座源泉徴収ありを選んでおけば確定申告は原則不要です。
ちなみにワンコイン投資と損益通算可能となっています。資金が余っていればテーマ投資もよいと思いますが、ETFのワンコイン投資のほうがお勧めかもしれません。
また下記記事にFOLIOについてまとめているので興味があれば参考にしてください。
FOLIO（フォリオ）は投資初心者に紹介したいネット証券です。評判もよく、株のことがわからない投資家でもテーマによる投資が可能となっているため人気があります。新しい投資の形を提供している企業になり、メリットやデメリットを …
ワンコイン投資の評判とデメリットをまとめるとこうなる！
ワンコイン投資はLINEスマート投資とFOLIOにより提供しているサービスです。システム自体はFOLIOが提供しLINEが投資家を紹介する流れになると思います。人気が徐々に出ていると聞いているため、これまで投資と関りがなかった方も多くなっていることでしょう。ただLINE Payのポイント還元制度が変更になり残念がっている既存顧客も多いようです。
また、投資金が何倍にもなるような投資ではありません。地味にコツコツ積立てた結果、リターンが望める投資だと考えています。
上記でも説明しましたが、ETFの保有金額が3,000万円を超えた部分は年率0.5％(税抜き)になります。
殆どの方は関係がなさそうですがなかにはお金持ちがいるかもしれません。ウェルスナビだと数千万円をETFに投資している方がいます。上場企業の強みがあるかもしれません。
またLINEスマート投資の入出金手数料を確認してみると「リアルタイム入金」による入金手数料は無料、運用手数料や口座管理手数料が無料となっています。
出金手数料は1回につき300円(税込)が発生するため気を付けましょう。以前は無料だったため改悪と言えそうです。
投資金額が数千円程度だと手数料が割高になることも考えられます。基本的に手数料は投資金額の1％となっていますが、積立できない方にはあまりお勧めできない投資かもしれません。
kimu とにかく上場投資信託(EFT)に投資を行ってみたい方にはお勧めできます。投資してみないとわからないこともありますからね。
手数料の他にもう一つデメリットがあります。それは投資したい商品を選べないことです。全自動なので仕方ありませんがロボアドバイザーでアセットクラスを選べない仕組みとなっています。
結局、どこで運用してもあまり大差はないかもしれませんけどね。
500円から投資ができること自体凄いと思いますが、LINEのワンコイン投資を選択する方は積立をコツコツ行うことをお勧めします。
週に1回でも私はよいと思います。ETF投資は長く続けるとリターンが見込めると考えています。私もETF投資を4年くらい続けて投資額の35％くらいのリターンが出ています!!
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