松井証券ポイントプログラムというサービスが始まっています。大手信販会社ジャックスとの提携により実現したそうです。その内容は、投資信託の購入や預り資産残高に応じて自社ポイント還元を行います。他社でも同様のサービスがすでに開始されているため、このようなサービスが拡大する可能性があります。
メイン口座として松井証券を選択している方には大きなメリットとなりそうです。さらに、日常生活でクレジットカードを利用した場合でもポイントが貯まり、貯まったポイントは投資信託の積立購入や各種商品の交換に使用可能です。その場合は「MATSUI SECURITIES CARD」の利用によりポイントが還元されます。
クレジットカードを作り投資信託のコースを選択することで自動的に積み立てができます。入会キャンペーンが行われているため気になる方は公式サイトで確認をしてみましょう。現在発表されているキャンペーンは入会キャンペーンで1,000ポイント(1,000円相当)を頂くことができます。
また、使用金額により最大で5,000円相当のプレゼントが行われています。リボ払い設定を申し込めばさらに2,000円相当が上乗せされます。WEB明細申し込みで200円の上乗せもあるようです。期間限定となっていますが、しばらくは継続してキャンペーンが行われることでしょう。
【松井証券公式サイトより抜粋】
当社は、2016 年 11 月に、投資信託の取扱いを再開して以来、国内で初めて毎日積立の設定を可能としたり、投資信託の最低購入金額を 100 円に引き下げたりするなど、未経験の方が投資を始めやすい環境の整備に努めてきました。この度の取組みでは、クレジットカードの利用に伴うポイント発行と、ポイントによる投資を可能とすることで、未経験者や初心者に投資を身近に感じてもらい、将来に向けた資産形成を後押ししたいと考えております。
なお、当社は投資信託の取扱銘柄を毎月拡充していますが、これまで、『投資信託の販売に係る基本方針』の「販売手数料を徴収しないこと」に基づき、ノーロード(購入手数料無し)型投資信託を取扱いの対象としてきました。本ポイントサービスの導入に伴い、今後は購入手数料をポイント還元することにより、ロード(購入手数料有り)型投資信託についても取扱いを開始する予定です。
松井証券は様々なサービスを立て続けに導入してきているため、顧客数を伸ばすための努力をしていると言えます。IPOにおいても前受金が不要で抽選に参加できることを発表し注目を集めています。
ただし、気を付けていただきたいのはクレジットカードの年間費が2年目以降からかかります。1年目は無料なので気にすることはありませんが、2年目から「1,250円と消費税」が年間費としてかかります。家族会員も可能ですが、同様に2年目以降から400円と消費税がかかります。
クレジットカードを使われる方はそれ以上の還元があると思いますが、少し考えるところでしょう。クレジットカードを作成しなくてもポイントは還元されるため少しづつ貯めていると何か良いことがあるかもしれません。
似たようなサービスを導入した楽天証券のほうがクレジット維持手数料などが掛からないためお勧めです。上記に詳細を書いているのでよかったら参考にしてください。投資信託をポイントで買えるためサービスが似ています。楽天はカード作成で数千ポイントを頂くことができます。
楽天市場などで買い物をされる方は、投資信託の購入額も大きくなりそうです。ポイント系の媒体を有しているため楽天グループにはかなわないと思いますが、松井証券のポイントサービスも覚えておきましょう。松井証券ポイントはAmazonギフト券や、その他各種商品との交換になります。
松井証券の貸株サービスがついに始まる!貸株金利で塩漬け株を有効活用
貸株サービスを行っている企業は複数社ありますが、松井証券も2018年10月20日からサービス開始となります。貸株サービス対象銘柄の場合になりますが、金利を得ることで利益が出ます。問題になるのは株主番号などの継続になりますが、あらかじめ権利取得方法を設定しておくことで株主優待や配当を受け取ることが可能です。
貸株サービスを利用していても、株を売却することは可能なため塩漬け株を貸しておけば利益にかわります。ただ税区分が雑所得扱いになるため場合によっては確定申告が必要となります。
一般的に言われているメリットと、デメリットを下記に書いてみました。個人的に問題だと感じるのは、長期優待が貰えなくなるよりも配当金が雑所得扱いになることです。これをクリアーする方法もありますが少し面倒です。
【貸株サービスのメリット】
- 貸株金利を受け取ることができる
- 配当金(配当金相当額)を貰うことができる
- 株主優待を貰うことができる
- 貸株中でも株を売却することができる
【貸株サービスのデメリット】- 株主番号が変わる可能性があるため長期優待権利の獲得が難しい
- 株主総会の議決権がない
- 配当金相当額を得ることで二重課税が発生する可能性がある
- 証券会社の倒産により貸株がどのように扱われるのか問題が生じる
雑所得になると言っても、年収2,000万円以下のサラリーマンで給与所得以外の所得が20万円以下の場合は確定申告が不要な場合もあります。証券会社も言っていますが、所轄の税務署で聞いたほうがよいでしょう。
配当金相当額が雑所得になるため、どうしても配当金として受け取りたい方は、「権利付き最終売買日」前に貸し出し方法を変更することも可能です。面倒なので忘れる方が多いですが、まとまった株をお持ちの方は実行しても損はないでしょう。
また貸株は銘柄ごとに金利が異なるため、高利回り株を保有しているのであれば貸し出すことで大きな利益になる場合もあります。現時点での松井証券貸株金利上位は下記のようになります。
銘柄名 | 金利(年利%) |
PKSHA Technology(3993) | 12.00% |
イグニス(3689) | 9.00% |
ASJ(2351) | 5.00% |
FFRI(3692) | 5.00% |
ブランジスタ(6176) | 4.00% |
大型銘柄の貸株金利も1%程度出ている銘柄もあるため、少しでも利益を得たい方はサービスの登録をしておくとよいと思います。短期売却を繰り返す方は必要ないと思います。新興市場の金利が比較的高いように思います。現在はキャンペーンにより金利が大きく上昇しています。
貸株サービスの利用方法は、松井証券にログイン後、口座管理にある各種講座開設状況から貸株設定ができます。難しいことは何もありませんが、一度金利だけでも調べてみるとよいかと思います。
松井証券のサービスが拡大しているのは良いことなので、口座数が増えるとIPO取り扱いもさらに増加するかもしれません!株主優待のただ取りにも使えますからね。
松井証券のIPO申し込みが前受け金不要になる! 【一般信用売建取扱いもあるぞ】
⇒ 松井証券公式
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