イーソル(4420)の初値予想暫定記事になります。公開株式数が100万株を超えるため当選期待も高く、当選すれば5万円程度の利益が狙えそうな銘柄です。事業は組み込みソフトウエアやOSなどの開発となっており、業績も拡大傾向ということで問題なさそうです。主幹事は野村證券となり、公開株数とOAを合わせ1,190,300株の募集を行います。
取引先にはソニー系列やデンソーなど大手企業の名前があり、業績への安心感が感じられます。事業は、組込み機器向けのOS開発、組込みソフトウェアの受託開発などを手掛けておりIPO市場でも底堅い人気があります。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,470円 |
仮条件 | 9月21日 |
公開価格 | 10月02日 |
公募株数 | 850,000株 |
売出株数 | 185,100株 |
公開株数(合計) | 1,035,100株 |
オーバーアロットメント | 155,200株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券 ←後期型抽選 みずほ証券 岩井コスモ証券 ←後期型抽選 むさし証券 SBI証券 |
初値予想1,900円~2,200円
2018年12月連結業績予想は売上11.16%増、経常利益7.19%増(3,200万円増)と増収増益予想になります。想定発行価格ベースのPERは18.42倍、PBR1.89倍となります。
自動車関連メーカやデジタル家電メーカ、産業機器メーカ、医療機器メーカ等に対して、サービスを行っており、公式ページのユーザー事例には任天堂やJAXA、リコーなど企業名もでているようです。会社設立は1975年になり実績ある企業です。
ロックアップは90日間でロックアップ解除の設定はありません。さらにストックオプションの採用はなく公開株式以外の株が流通しずらい構造となります。詳細についていは下記記事で説明しているのでよかったら参考にしてください。
⇒ イーソル(4420)IPO新規上場と初値予想
同社の基本的なターゲット市場は自動車市場になります。自動車市場においては、車載エレクトロニクス技術の高度化や、インターネット常時接続による環境で多数のセンサを搭載したコネクテッドカー、さらに自動運転に注目が集まっております。また、安全機能の充実や安全基準の「規格化」などが標準として装着されている課題などもあり、同社へ追い風となりそうです。
その他には、食肉市場並びに倉庫・物流業界に対して「eSOL Geminus」を主力商品とするハンディターミナル並びに車載プリンタの拡販を進めているそうです。
政府が掲げる日本再興戦略2016にも組込みソフトウエアの重要性が含まれており、コネクテッドカーや自動運転などによる一層の自動車の電子化や、今後の産業革新の大きなテーマである「IoT技術」の浸透が進むにつれ、同社ではさらに事業規模が拡大することが期待されています。
※eパレット画像(トヨタ製)
自動運転といえば東京オリンピックに向けた開発が急ピッチで行われており、話題的には意識されてもよい銘柄でしょう。デンソーとの取引があると言うことはトヨタが開発している「eパレット」なども関係があるのかもしれません。eパレットは選手村から会場までの移動手段として使われるようです。
組み込み式ソフトウエアーと言っても幅広く世の中で使われることが期待されているため、個人的にも頑張ってほしい企業になります。すべて自動化になると寂しい気もしますが、時代の流れ的に益々加速化していく市場だと思います。
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