Delta-Fly Pharma(4598)の初値予想暫定記事になります。IPOでは基本的に不人気であるバイオ株が登場し、現在の初値環境では厳しいイメージを受けます。公開価格を割れなければよいのではないか?と個人的に考えています。今期業績も大赤字となる見込みなので参加される方はリスクがあることをわかっておいたほうがよいでしょう。


主幹事はみずほ証券となり公開株数700,000株(すべて公募)、OA105,000株となります。想定発行価格が高いため公開価格割れになれば主幹事引受価格のシンジケートまで下落する可能性もあります。株数が多いとまでは言えないため何かしらの切欠で利益が出ることも考えられますが、SBI証券のIPOチャレンジポイントだけを狙う方法が賢いのかもしれません。


Delta-Fly Pharma(4598)初値予想暫定


項目 株数データ
想定価格 4,670円
仮条件 9月20日
公開価格 10月02日
公募株数 700,000株
売出株数 0株
公開株数(合計) 700,000株
オーバーアロットメント 105,000株
幹事団 みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
カブドットコム証券 ←後期型抽選
SBI証券
いちよし証券
エース証券
岩井コスモ証券 ←後期型抽選
藍澤證券
香川証券


初値予想4,670円~5,000円


2019年3月単体業績予想は売上2億円(33.3%増)に対し、経常利益―7.4億円となります。上場による手取金の使途は「研究開発費」「人件費」「経費」となっています。日本の提携会社では協和化学工業や日本新薬の名前があり、DFP-10917(がん細胞周期調節作用)は米国で臨床試験の第Ⅲ相試験準備中となっています。この他にも、4つの開発商品が現在あるようです。


Delta-Fly Pharma(4598)の特徴


取引先には、提携企業の他にヤクルト本社が含まれています。研究開発プロセスには段階があり、国別に認められると販売につながるため、最終段階にたどり着けばある程度の業績見通しができそうです。Delta-Fly Pharmaの詳細については下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ Delta-Fly Pharma(4598)IPO新規上場と初値予想


同社は創業系バイオベンチャーのため、ベンチャーキャピタルも多く上場をした後もロックアップが解除されれば、売り圧力となります。ロックアップは90日間でロックアップ解除倍率は1.5倍になります。


【東証公式サイトから抜粋】

近年、医薬品や医療機器開発、再生医療などライフサイエンス分野は政府の成長戦略において成長産業に位置付けられるなど、益々その重要性を増してきています。特にライフサイエンス分野のベンチャー企業は「バイオベンチャー」などと呼ばれ、東京証券取引所(東証)にも多くの企業が上場しています。

一括りに「バイオベンチャー」といっても、それぞれの上場会社は様々なビジネスモデルを有しており、全てのバイオベンチャー企業を一律に論じることはできませんが、新薬の開発には長い年月と多額の研究費用を要し、すべての開発が成功するとは限りません。特に販売開始前の研究開発段階のパイプラインを有する創薬系バイオベンチャー企業は“事業のステージや状況によっては、一般投資者の投資対象として供するには相対的にリスクが高い”(新規上場ガイドブック2016マザーズ編)と考えられます。



上記のように東証も「リスクが高い」と発表しています。新薬開発が行われ最短でも10年は販売までにかかると言われています。同社の場合は既に存在する薬を組み合わせる方法を持ちいているため、このあたりは評価されるのかもしれません。


ただ、赤字であり商品開発段階にあることから人気化しずらいと考えています。また、想定発行価格が高いため個人投資家の初値買いも少ないのではないかと考えています。結果はどうなるのかわかりませんが、リスクを取りたくないのでIPOチャレンジポイントだけ頂きたいと考えています。


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