ワールド(3612)の初値予想暫定記事になります。所属市場はまだ決定していませんが、東証1部へ直接上場すると思われます。再上場案件になることと上場規模が大きいこと、さらにアパレル関係ということで公開価格割れもあり得るようです。2005年11月にMBOによる上場廃止から13年が経過し今回再上場となります。
グローバルオファリングになり国内主幹事は野村證券のみ、海外市場は「Nomura International plc」「SMBC Nikko Capital Markets Limited」「Mizuho International plc」の共同主幹事となります。
公募は国内募集10,227,000株、海外募集4,623,000株となり、売出株数は1,833,000株です。合計で公開株数16,683,000株とOA1,809,000株を予定しています。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 3,630円 |
仮条件 | 9月10日 |
公開価格 | 9月18日 |
公募株数 | 14,850,000株 (国内募集10,227,000株、海外募集4,623,000株) |
売出株数 | 1,833,000株 |
公開株数(合計) | 16,683,000株 |
オーバーアロットメント | 1,809,000株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) SMBC日興証券 ←IPOするなら必須口座 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券 みずほ証券 SBI証券 |
初値予想3,730円~4,000円
2019年3月連結業績予想の売上収益は1.3%増、営業利益7.6%増(10.09億円増)の増収増益見込みです。EPS317.68からPERを算出すると約11.43倍になります。配当は47円予定されており、配当利回りは約1.29%です。また現在のところ株主優待の設定はありません。
国内募集と海外募集の株数が決定するのは、発行価格決定日の2018年9月18日になります。アパレル関係企業では同社は有名企業になり、ブランドや店舗数も多く身近な存在です。子会社は41社あり、持分法適用関連会社が4社となります。
ワールド(3612)の詳細は下記に書いているのでよかったら参考にしてください。ちなみに今期の四半期利益予想は2017年3月よりも多く、82.4億円規模になるようです。
⇒ ワールド(3612)IPO新規上場と初値予想 【再上場案件】
上場により調達した資金は、日本政策投資銀行とのファンド組成の優先株式取得費用に充当、システム投資や戦略事業投資、借入金の返済に充てるようです。
アパレルや再上場と言うことで、先日上場をしたナルミヤ・インターナショナル(9275)が参考になるかと思いますが、公開価格割れ後も下落が止まりません。公開価格1,560円で初値は1,501円(騰落率-3.78%)でした。
※上場2日間のナルミヤ・インターナショナル株価推移
2018年の公開価格割れ銘柄はすべて再上場案件となっているため、同社もひっとすると公開価格割れになる可能性があります。ナルミヤの他には、信和(3447)、QBネット(6571)が公開価格割れとなります。ただ再上場案件も長期で見れば利益が出ることもあるため、下落しきったタイミングで購入すれば勝算はあるかと思います。
と言うことでまさかの公開価格割れ?になる可能性が高いように思います。仮条件が大きく引き下げられると買い需要はあるかと思いますが、海外引き受け次第でしょうか。個人的に、スルー案件でよいと思います。話は変わりますが、奥さんはかなりワールドへお金を落としていると思います。高い洋服はあまり買いませんが、お店に行くたびに何か購入していますからね・・・
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