ジグザグ(340A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。面白い事業なのでIPOでは人気が見込めそうです！
主幹事は大和証券が務め公開株数753,400株、オーバーアロットメント113,000株です。上場規模は想定発行価格1,490円から計算すると約12.9億円になります。
※ジグザグ公式サイト引用
越境ECプラットフォームを提供している企業になります。業績は2025年5月本決算で2桁増の増収増益となっています。
業績に勢いがあるため人気が見込めます。本来なら初値2倍くらいになっても良いかもしれません。上場ラッシュなので何処まで上値追いしてくるのか不安はあります。
また、売出人がファンドなのでこの辺りは残念です。ロックアップ解除となる発行価格1.5倍を意識した展開が濃厚でしょうか。
越境EC関係はIPOでも人気があります。同社は「タグ1行で言語・決済・物流の課題を解決できる」というサービスの強みを活かして業績が拡大しています！
ジグザグ(340A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました
| 項目 | 上場基本データ |
| 上場日 | 3月31日 |
| 市場 | グロース市場 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事業内容 | 海外カスタマー向け購入支援サービス「WorldShopping」及び国内ECサイト向け越境EC支援サービス「WorldShoppingBIZ」の提供 |
| ブックビルディング | 3月13日～3月19日 |
| 想定価格 | 1,490円 |
| 仮条件 | 3月12日 |
| 公開価格 | 3月21日 |
| 初値結果 | 未 |
| 企業情報 | https://www.zig-zag.co.jp/ |
| 監査人 | 監査法人A&Aパートナーズ |
| 手取金の使途 |
|
| 項目 | 株数データ |
| 公募株数 | 340,000株 |
| 売出株数 | 413,400株 |
| 公開株数(合計) | 753,400株 |
| オーバーアロットメント | 113,000株 |
| 上場時発行済み株数 | 2,300,440株 ※公募分を含む |
| 想定ベースの時価総額 | 約34.3億円 |
| 幹事団 | 大和証券(主幹事) みずほ証券 SBI証券 丸三証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 東海東京証券 極東証券 |
| 委託見込 | 大和コネクト証券 SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
ジグザグ(340A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました
想定発行価格1,490円を基に吸収金額を算出すると約11.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約12.9億円規模の上場となります。同社は海外カスタマー向け購入支援サービス「WorldShopping」と、国内ECサイト向け越境EC支援サービス「WorldShoppingBIZ」からなる越境ECプラットフォームをワンストップで提供するテクノロジーカンパニーになります。
Eコマースにおける国境の壁をフラットにして、国内ECサイトと世界228の国と地域のカスタマーを繋ぐサービスを提供しています。
※有価証券届出書引用
国内のローカルECサイトにも海外カスタマーからのアクセスが存在します。
しかし、言語・物流・決済の壁によって海外カスタマーが欲しい商品を購入できていないという課題があります。
同時に、国内ECサイトの運営事業者にとって越境対応は多言語カスタマーサポート、国際物流や不正決済対応等、その実現には非常に高いハードルが存在するという課題もあります。
※有価証券届出書引用
これら双方の課題を、ECショップのWebsiteに同社の発行するJavaScriptタグを1行追加するだけで必要な機能とオペレーションを一気通貫で提供することで簡単に解決し、導入後最短1日で世界228の国と地域への販売を可能としています。
「WorldShopping」が海外カスタマー向けの購入代行サービスになります。
「WorldShoppingBIZ」が国内ECショップ向けに「WorldShopping」の機能を設置可能とする越境EC対応サービスという構成です。
※有価証券届出書引用
ジグザグ(340A)の株主状況とロックアップについて調べました
会社設立は2015年6月24日、東京都渋谷区桜丘町14番1号に本社を構えます。代表取締役は仲里一義氏(1974年4月22日生まれ50歳)、株式保有率は23.15％(529,350株)です。※2025年2月25日調べ従業員数52人で臨時雇用者13人、平均年齢37.6歳、平均勤続年数3.1年、平均年間給与5,796,000円です。
セグメントは越境ECプラットフォーム事業の単一セグメントになります。
| 氏名又は名称 | 所有株式数(株) | 所有株式数割合(％) | ロック |
| MICイノベーション4号投資事業有限責任組合 | 635,700株 | 27.80％ | ○ |
| 仲里一義 | 529,350株 | 23.15％ | ○ |
| 仲里亜美 | 300,000株 | 13.12％ | ○ |
| 株式会社Zカンパニー | 240,000株 | 10.50％ | ○ |
| 鈴木賢 | 60,930株 | 2.66％ | ○ |
| 木村寿人 | 59,835株 | 2.62％ | ○ |
| 松本浩介 | 55,050株 | 2.41％ | ○ |
上位株主には180日間(2025年9月26日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。
また、MICイノベーション4号投資事業有限責任組合と一部の株主には90日間(2025年6月28日まで)のロックアップ付与、ロックアップ解除倍率が発行価格(売出価格)の1.5倍以上となっています。
上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。
親引けはありません。
ジグザグ(340A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました
大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。
【独自初値予想】
- 第一弾1,900円～2,300円
| 幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
| 大和証券(主幹事) | -株 | -％ |
| みずほ証券 | -株 | -％ |
| SBI証券 | -株 | -％ |
| 丸三証券 | -株 | -％ |
| 楽天証券 | -株 | -％ |
| 松井証券 | -株 | -％ |
| マネックス証券 | -株 | -％ |
| 東海東京証券 | -株 | -％ |
| 極東証券 | -株 | -％ |
大和証券主幹事なので大和コネクト証券からも参加しておきましょう。IPOに当選すれば5万円～8万円くらいは利益が出ると思います。
株数が多いとは言えませんが期待はできると思います。そろそろ私も大和コネクト証券から当選しても良いと考えています。今回も妻と2名義で申込んでみます！
IPOルールは下記記事にまとめています。2,500円貰えるので口座開設の手間分は出ますからね～
大和コネクト証券でIPOの取扱いが発表されました。IPOルールや抽選に参加する際の注意事項などを徹底的にまとめてみたので、応募を行う前に確認を行っておきましょう。実は凄いことに気が付きました。当選確率を高める方法 …
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類似企業のPERやPBRを調べました
類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。| 類似企業 | PER | PBR |
| – | PER-倍 | PBR-倍 |
| – | PER-倍 | PBR-倍 |
| – | PER-倍 | PBR-倍 |
ストックオプションの株数や発行価格を調べました
| ストックオプション行使期間 | 株式の数 | 発行価格 |
| 2018年7月01日～2025年12月31日 | 114,900株 | 169円 |
| 2018年7月01日～2025年12月31日 | 45,000株 | 169円 |
| 2022年5月22日～2030年5月21日 | 34,155株 | 167円 |
発行済株式総数1,960,440株に対する新株予約権の割合は16.6％に相当します。潜在株数は326,175株です。
ジグザグIPOの評価と申し込みスタンス！まとめ
ジグザグのIPOは人気があると思うので全力で獲得を狙いたいと思います。自分ができることを頑張っておきましょう！
※ジグザグ公式サイト引用
越境EC市場は、消費者の視点ではアジア圏を中心に所得水準の向上に伴う購買力の増加が見込まれいます。
特に日本では他国より低いEC化率の改善が見込まれるそうです。訪日インバウンド旅行客も後押しとなっているようですね。
世界の越境EC市場規模は2021年の0.7兆ドルから2030年に7.9兆ドルまで成長し、越境EC市場が国内向けBtoC EC市場を上回ると見込まれているそうです。現在は拡大中ということです。
同社はアジアと北米等の海外カスタマー向けにサービスを提供しています。
maron 国内外で類似サービスを提供する事業者が存在しますが、現時点では参入障壁などがあり競争激化とまでは言えないようです。優位性はあるようなので問題はなさそうです。
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