yutori(ゆとり)[5892]のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。ZOZOの売出株案件ですが知名度から買われそうな気がしています。


主幹事は大和証券が務め公開株数570,000株、オーバーアロットメント85,500株です。上場規模は想定発行価格2,510円から計算すると約16.5億円になります。


yutori(ゆとり)[5892]IPOが上場承認
※yutori公式サイト引用


同社はストリートファッションを中心にインフルエンサーを活用したマーケティング手法を駆使して創り上げてきたD2Cブランドになります。


Instagram(インスタグラム)やTikTok(ティックトック)を活用してブランディングしているようです。


Z世代向けブランドの新規創出、Y世代(ゆとり世代)等のZ世代以外をターゲット層にしたブランドの新規創出、商材の多様化などに上場後は取り組むようです。


SNSを上手く活用し業績を伸ばしている企業です。


Z世代やY世代等がターゲットで「yutori」という企業名なので、なんか凄いですね。用意された洋服もゆとりがあるので掛けてるんでしょうか?


yutori(ゆとり)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日12月27日
市場グロース市場
業種小売業
事業内容衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業
ブックビルディング12月12日~12月18日
想定価格2,510円
仮条件2,420円~2,520円
公開価格2,520円
初値結果2,829円(公開価格1.12倍)
企業情報https://yutori.tokyo/
監査人有限責任監査法人トーマツ
手取金の使途借入金返済に充当予定


項目株数データ
公募株数85,000株
売出株数485,000株
公開株数(合計)570,000株
オーバーアロットメント85,500株
上場時発行済み株数1,565,700株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約39.3億円
幹事団大和証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券
岡三証券
松井証券
マネックス証券
極東証券
委託見込大和コネクト証券
岡三オンライン
DMM.com証券


yutori(ゆとり)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格2,510円を基に吸収金額を算出すると約14.3億円となり、オーバーアロットメントを含めると約16.5億円規模の上場となります。


同社は主に衣料品及び雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業を行っています。


Z世代(1997年から2009年に生まれた世代)を対象としたストリートファッションブランドを発端として、その後はストリートブランドに限らないファッションカテゴリーにおいて、アパレル商材の企画及び販売により規模を拡大しています。


新規ブランドの立ち上げの他、M&AによりF-LAGSTUF-F(フラグスタフ)、Younger Song(ヤンガーソング)、Wudge Boy(ワッジボーイ)などのブランドを取得しブランド展開戦略の多様化を図っています。


yutori(ゆとり)の業績
※有価証券届出書引用


同社の販売チャネルは、主に自社ブランドを複数取扱うプラットフォーム型の自社ECサイトである「YZ Store」、ZOZOの運営する「ZOZOTOWN」での販売、POPUPやオフライン店舗での販売、国内外のセレクトショップへの卸販売が中心となっています。


2023年3月期の全体売上に対する構成比は、自社ECサイト51.4%、ZOZOTOWN31.5%、店舗等10.3%、卸販売6.1%となっています。


YZ Storeのアプリを2023年4月よりローンチし既に5.7万ダウンロードを突破しているそうです。※2023年10月時点


さらにYZ MEMBERS(会員プログラム)として年間購入金額に応じたランクにより、会員先行セールやシークレットイベント招待、送料無料クーポンなどの特典を受けることができるプログラムも展開しています。


yutori(ゆとり)のブランド詳細
※有価証券届出書引用


ZOZOTOWNでは流行をいち早く取り入れた手に取りやすいアイテムを展開しています。


商品のZOZOTOWNでのランキング入りを目指してスピーディーな商品企画を意識しているそうです。


店舗等ではSNSフォロワー数の多いインフルエンサーを店舗スタッフとして配置し、初期投資を抑えた30~40㎡ほどの小型の店舗で自社商品を販売しています。


SNS集客の優位性を活かし収益率の高い店舗を増やすことを目指しているそうです。2023年9月末時点での店舗数は13店舗(POPUP5店舗を含む)となっています。


卸販売では国内および海外を問わず、より多くの感度の高い顧客にリーチするためにセレクトショップに自社商品を展開しています。


yutori(ゆとり)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


同社は広告宣伝としてInstagramやTikTok等のSNSを利用したマーケティング活動に注力しています。


商品のPRのためブランド公式アカウント、社内運用個人アカウント、外部のインフルエンサーアカウントをそれぞれ使い分けSNSユーザーに訴求しています。


ブランド公式アカウントでは新商品の紹介等の投稿を行いブランドの世界観を伝えています。


社内運用個人アカウントでは、同社のSNS担当者がその個人の視点から商品紹介および商品の着用画像、動画を投稿しよりSNSユーザーと密接なコミュニケーションを図っています。


外部のインフルエンサーアカウントでは、特にZ世代に強い影響力を有するインフルエンサーに対して視認性の高い商品を支給し、着用画像や動画を投稿し新規顧客の流入を図っているそうです。


yutori(ゆとり)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2018年4月04日、東京都世田谷区北沢二丁目5番2号に本社を構えます。社長は片石貴展氏(1993年12月25日生まれ)、株式保有率は31.82%(515,300株)です。


従業員数43人で臨時雇用者50人、平均年齢27.1歳、平均勤続年数2.4年、平均年間給与3,651,000円です。


事業部門別の従業員数はブランド事業本部24人(臨時9人)、事業推進本部12人(臨時41人)、コーポレート部7人(臨時0人)となります。セグメントはアパレル事業の単一セグメントです。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社ZOZO755,100株46.63%
片石 貴展515,300株31.82%
株式会社pool148,100株9.15%
瀬之口 和磨116,600株7.20%
佐藤 祐介11,300株0.70%
濱田 栞10,500株0.65%
舩橋 誠9,700株0.60%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


yutori(ゆとり)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が2,420円~2,520円に決定し吸収金額が最大で約16.5億円、時価総額は約39.5億円になります。


2023年最後のIPOになる予定のため投機的な資金が入る可能性があります。個人投資家頼みなので市場の状況によっては資金が入らない可能性も十分考えられます。


そもそもIPOでは人気が低い業種ですからね。ZOZOの出口案件にもなるため警戒は必要だと思います。


また、株価設定が高く業績の勢いだけで評価できるのか?と感じるところがあります。ネット販売に力を入れているようです。


前期の赤字は今期の業績押し上げを狙ったものではないか?とも感じ取れるためどうでしょうか。上場時はいいとしてターゲット層が成長するにつれ業績が下がる可能性もありそうです。


流行り廃りには注意だと思います。


大手初値予想2,500円~3,000円
修正値2,600円~2,800円
再修正2,520円前後
直前予想2,500円

※注目度B、再修正は12月21日追記、幹事引受け価額2318.40円


業績を確認すると2024年3月期の単独予想を確認できました。売上35.65億円となり前期比44.33%増、経常利益3.12億円となり前期-0.54億円から黒字転換となります。


四半期利益は2.15億円となり前期-0.68億円から黒字化する予定となっています。


公開価格が2,520円決定の場合の指標はEPS143.15からPER17.60倍、BPS416.34からPBR6.05倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


クルーズ(2138)やパレモ・ホールディングス(2778)などはPERが1桁なので同社の株価設定は高いイメージがあります。アダストリア(2685)よりもPERが高いです。※2023年12月13日調べ


同社は若年層向けにブランド展開を行っているため中長期的に業績を維持できるのか不安があります。少子化はデメリットですからね。


kimukimu

上場日の12月27日は年内受け渡しの最終売買日になるためホルダーは処分してくる可能性があることも頭に入れておきましょう!!



幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)524,500株92.02%
SMBC日興証券11,400株2.00%
SBI証券11,400株2.00%
楽天証券5,700株1.00%
岡三証券5,700株1.00%
松井証券5,700株1.00%
マネックス証券2,800株0.49%
極東証券2,800株0.49%


ZOZOの売出株中心のIPOが登場しました。ZOZOの名前がなければ微妙だった気がします。利益面の波が激しいようなのでIPO後は放置されそうな銘柄です。


個人的に公式サイトのTOPページが見づらく違和感があります。若者は好きなのかな?と思ってしまいました。


D2Cブランドになり自社ECサイトやZOZOTOWNでの販売をメインにしているようですね。


IPO当選を狙うのであれば大和証券と委託販売の大和コネクト証券からの申込みを行っておきましょう。もしかすると2023年最後のIPOかも?と思っています。


オーラスIPOは通常であれば盛り上がるはずなんですよね。とりあえず最後のIPOなら全力参加になると思います。大和コネクト証券のIPOルールは下記記事でまとめました。意外と当選できるかも?




アセクリの口座開設でデジコ1,000円分が貰えるタイアップが始まりました。当サイト限定となっています!


高利回りで短期投資ができるため人気のクラファン企業になります。自社物件をファンド化しているため安心した投資が可能だと思います。今回はタイアップページを作っていただいたので公式サイトで確認することができます。


もちろん詳しい内容も下記記事でまとめています。よかったらご利用ください。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
シーズメン(3083)PER408.24倍PBR2.43倍
ZOZO(3092)PER21.81倍PBR10.96倍
ユナイテッドアローズ(7606)PER11.33倍PBR1.70倍
※2023年12月13日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2020年12月01日~2030年11月19日
※2023年8月31日付で放棄により消滅
399株47,274円
2021年7月01日~2031年6月23日
※2023年8月31日付で放棄により消滅
38株55,216円
2024年11月01日~2032年10月17日
※2023年8月31日付で放棄により消滅
213株55,216円
2025年9月01日~2033年8月31日138,600株14,417円


上場時に行使期限を迎えるストックオプション(新株予約権)はありません。


発行済株式総数1,480,700株に対する新株予約権の割合は9.36%に相当します。新株予約権による潜在株式数は138,600株です。


yutori(ゆとり)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

yutori(ゆとり)のIPOはブックビルディングに参加する予定です。


小売業なので上場内容をもう少し詳しく調べないといけませんけどね。割高設定なら不参加となる可能性もあります!


yutori(ゆとり)[5892]IPOのまとめ
※yutori公式サイト引用


ZOZOは保有株式の約半分を売却する予定なので子会社から関連会社となります。


また、親会社グループの中で同社と競合するグループ企業はないそうです。


若年層向けのマーケティングに強みを持つ企業のため利用価値があるはずです。ZOZOが追加で売り出すことはないと思いますが、先のことはわかりません。


ZOZOの場合、不要と思えばすぐに売却しそうでからね。


kimukimu

親会社を遡るとLINEヤフーの連結子会社であり、ソフトバンクグループになります。大本からすれば小さな企業ですからね。



ということで参加予定としておきたいと思います。SNSを活用したブランディングなのがポイントでしょう!


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