ヴァズ(Vuzz)がユニコーンを通して株式投資型クラウドファンディング(ECF)を実施します。今回で2回目の資金調達となるため評判と実績、さらに業績の進捗状況を調べてみました。


スナップディッシュがテレビ番組で取上げられることもあり、IPO(上場)を期待している投資家も多いはずです。料理専門SNSとして料理写真とレシピの投稿数が自社調べでNO.1となっています。


ヴァズ(Vuzz)が株式投資型クラウドファンディング(ECF)を実施
※ユニコーン公式サイト引用


既に成長軌道に乗っているとされ、2回目の資金調達で新規事業の会員向け通販事業(ファンマーケット事業)の継続的な開発を行う狙いがあるようです。


成長軌道に乗っているため業績を確認するとまだ赤字のようです。ちなみに私も投資を行っている企業なんですよね。


新型コロナウイルス感染症の影響が長引いたことや、ウクライナ問題の発生により取引先の事業環境の悪化が顕著化していたようです。


今後は事業環境が少しずつ基に戻りつつあることを鑑み、事業が成長する方向で計画が行われているようです。ヴァズによれば2022年7月以降は業績が回復基調にあるとのことです。


ヴァズ(Vuzz)はどんな会社なの?スナップディッシュの評判はどうなっている?

ヴァズはソーシャルクッキングサービスとしてスナップディッシュ(SnapDish)を展開しています。公式サイト確認ではDL数200万DL、写真投稿数2,000万枚となっています。


スナップディッシュは自分の料理写真を加工して日記やレシピ帳にしたり、食卓のストーリーをシェアしたりできます。


スナップディッシュ(SnapDish)について
※スナップディッシュ公式サイト引用


料理に関心のあるユーザーが集い、投稿された料理写真を見て献立を考えたりすることができます。


料理好きな人に限定されると思いますが、コミュニケーションを楽しむことで自然と商品体験の口コミが広がる仕組みが備わっています。ユーザーからの評判は良いみたいです。


国内最大規模の料理写真共有サービスになり大手メーカと提携も進んでいるようです。テレビで見かけたときは私も驚きました。似たようなサービスを展開する企業もいる中で頑張っていると株主として嬉しく思いました。


メディア掲載も増え直近では時事通信や日本農業新聞に取り上げられています。業績面の成長をはっきり確認できないと個人的に感じましたが、企業規模は大きくなっているようです。


知名度が上がるにつれ「M&A」なども考えられるかもしれないと思っています。メディアで取り上げられるようになると利用価値がありますからね。


ヴァズ(Vuzz)のビジネスモデルを考察!メインユーザーは子育て中の女性だった

ユーザーが料理の写真を投稿して「どうやって利益を得るの?」と思っている方が多いと思います。


ユニコーンのビジネスモデルを確認するとファンマーケティング事業やファンマーケット事業に利用されているとあります。


ファンマーケティング事業とファンマーケット事業の仕組み
※ユニコーン公式サイト引用


スナップディッシュは料理画像を投稿し、ユーザー同士がコミュニケーションを行うサービスです。


また、食品・飲料メーカーが商品モニターやキャンペーンなどを通じて自社商品を消費者に体験してもらい、商品やブランドのファン化を促進するファンマーケティングに活用されています。


これって過去にカゴメ(2811)が行った投資家のファン化と似ていると思います。


さらに、中小メーカーが開発した商品をユーザーに販売して商品のファンを増やす「ファンマーケット事業」も展開しているそうです。


ファンマーケティングの詳細
※ユニコーン公式サイト引用


同社では「広告モデル」を採用してきた従来のメディアとは異なる「ファンマーケティング」という新たなビジネスモデルを構築する狙いがあります。実は他社でもこのような動きが増えています。


これまで新聞や雑誌、ラジオ、テレビと言った広告がインターネットの普及により、別のものにシフトする時代に突入していると考えられます。


ユニコーン公式サイトでは、ユーザーの多くは子どもを持つ30代~40代の女性となっています。


スナップディッシュで自分が作った料理をシェアしたり、他の人が作った料理を閲覧してコメントなどで交流を楽しんでいるそうです。SNS感覚で友達になる方もいそうですね。


収益構造は食品・飲料メーカーなどがスナップディッシュを利用することで発生します。そのために規模拡大を狙っていると言えそうです。大手企業とも取り組みが始まっているため面白いと率直に感じます。


同社サービスが商品体験を共有する場になればファンが増え、対象商品の売れ行きが増加する期待があります。しかも1回きりの付き合いではなく中長期的にファンを獲得できる可能性があります。


ファンを増やすことはリピーターにつながるんですよね。また、ファンはその企業の新商品の購入にもつながるはずです!!


ヴァズ(Vuzz)の事業計画を確認してみると2023年度から黒字予想!VCから出資実績あり

過去の事業計画では2021年12月期は既に黒字化している予想でした。しかし新型コロナウイルス感染症により大きな赤字を出しているようです。


株主として心配していましたが何とか持ち直しを期待できるようです。


ヴァズ(Vuzz)の事業計画では黒字化予想
※ユニコーン公式サイト引用


事業計画は前回の増資時の計画から全体的に下方修正されているそうです。


コロナ禍により売上成長も停滞し人員規模拡充も凍結しているそうです。現在は当初想定よりも縮小した形で運営を行っているそうです。


ただコロナ禍でも生き残ったことに個人的に魅力を感じています。実はVCからの出資実績も多数あり資金調達はECFで行わなくても良いかも?と期待している部分があります。


IPO(上場)するのかM&Aを行うのかはわかりませんが、VC出資があるため大手企業とのコネクションの役割もあると個人的に考えています。ただ新型コロナウイルス感染症はイレギラーでした。


株式投資型クラウドファンディングは全滅かも?と頭をよぎったこともあります。


ユニコーンの公式サイトを見る限り、食品メーカーの業績が持ち直しつつあるそうなので業績にも期待したいと思います。メディアに取り上げられるようになり、この企業に投資したんだな~と何となく嬉しさも感じます。


同社の詳しい事業内容や過去の事業計画などは下記記事で確認して頂ければと思います。




ヴァズ(Vuzz)に投資を行っても大丈夫なの!?まとめ

ヴァズ(Vuzz)が1回目に資金調達を行った時期は2020年8月です。調達資金は上限募集額の8,000万円を達成しています。


当時は株式投資型クラウドファンディング(ECF)への投資も積極的に行っている投資家が多かったですからね。しかし新型コロナウイルス感染症が広まりECFに資金が集まらなくなっているように思います。


ヴァズ(Vuzz)に投資を行っても大丈夫?まとめ
※ユニコーン公式サイト引用


前回の募集時は1株当たり10万円となっていましたが、今回は1株当たり12万円となっています。


未上場になりますが株価が20%も上昇していることになります。


売却はできませんが嬉しい出来事だと思います。2回目の募集要項を確認すると以下のようになっています。


項 目その内容
プロジェクト名【第2回】料理特化SNS「SnapDish」を提供 持続可能な成長につながるマーケティング手法を提案し続ける「ヴァズ」
目標募集額(株数)10,080,000円(84株)
上限募集額(株数)50,040,000円(417株)
募集価格1株当たり120,000円
申込単位1株
最低申込金額(株数)120,000円(1株)
上限申込金額(株数)480,000円(4株)
申込期間2022年08月29日(月)18:00~2022年09月05日(月)23:59
※2022年8月22日調べ


手取金の使途はビジネス開発資金、サービス開発資金となっています。


また、株式投資型クラウドファンディングにおける個人投資家の投資率は6.1%となっています。個人投資家の出資率が少ないので上場する際には面白そうです。


個人投資家の出資率が高いと早売りにつながりますからね。私の場合は上場できれば嬉しいと思いますが、上場しなくてもそれなりに楽しめています。


主要顧客が「食品・飲料メーカー」となっており、コロナ禍で厳しいと思っていたため今後も成長を見守りたいと思います。


スナップディッシュを利用して施策を実施した食品メーカーや飲料メーカーの購買意欲も高いそうなので業績にも期待したいと思います。


まだ厳しい状況なのかもしれませんが、スナップディッシュで施策を実施た後に「その商品を購入した」というユーザーの割合は37.5%という数値が出ているそうです。


どんどん知名度が高くなっていると考えているため、将来が楽しみだと考えています。詳しい内容はユニコーン公式サイトでご確認ください。株主優待も用意されています!




ユニコーンの事業内容などをご存知ない方は下記記事でまとめています。株式投資型クラウドファンディングの説明やユニコーンのサービス全般についてまとめています。


また、代表取締役の安田次郎氏にインタビューをさせて頂いているため、ご興味があれば投資の参考になると思います!


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