システムサポート(4396)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。主幹事は大和証券となり、公開株数650,000株でオーバーアロットメント97,500株になります。上場による市場からの吸収金額は想定発行価格ベースで約12.3億円となります。当選狙いなら大和証券からの申込みがよさそうです。


事業はITシステム開発などを行っている企業でIPOでは好まれる業種です。業績に少し波があるようですが、初値段階では人気化しそうです。連結子会社は6社、海外にも子会社があり管理業務のアウトソーシングサービスを行っています。IT系で会社設立から38年経過しているのはある意味評価できると思います。大手企業とのつながりもあるようです。


システムサポートIPO新規上場と初値予想


システムサポート(4396)IPOの詳細データ

項目 上場基本データ
市場 マザーズ
業種 情報・通信業
事業内容 ITシステム開発、データベースやクラウドの移行・基盤構築、ERP(SAP)の導入・運用保守、データセンター運営、自社パッケージソフトの開発・販売
公開予定 8月02日
ブックビルディング期間 7月18日~7月24日
想定価格 1,650円
仮条件 1,650円~1,750円
公開価格 7月25日
企業情報 http://www.sts-inc.co.jp/


【手取金の使途】

手取概算額880,000千円及び「1 新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限160,300千円については、事業及び人員の拡大に伴い平成31年6月期に実施する大阪支店の移転に伴う設備投資に45,558千円、残額については、サービス基盤拡充等のために金融機関から借り入れた短期借入金980,000千円の返済資金の一部として、平成31年6月までに充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。



項目 株数データ
公募株数 540,000株
売出株数 110,000株
公開株数(合計) 650,000株
オーバーアロットメント 97,500株
上場時発行済み株数 2,420,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約39.9億円
幹事団 大和証券(主幹事)
野村證券
今村証券
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システムサポート(4396)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,650円を基に吸収金額を算出すると約10.7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約12.3億円規模の上場となります。業績は直近だけ見ると右肩上がりですがやや不安な感じとなっています。


事業はソリューション事業とアウトソーシング事業、プロダクト事業の3つのセグメントとなっています。主力事業は、ソリューション事業となっており、システムのコンサルティングや設計、開発や運用保守を中心に、データベースやネットワーク等のインフラ構築、クラウドサービスの利用・導入支援などを行っています。


ソリューション事業の特長は、主力のソフトウエア受託開発では業種や業務を問わず幅広く、かつ開発の一連の工程にワンストップで対応可能であることに加え、顧客ニーズが高く専門性が要求される分野を戦略的に強化している点です。同社グループは米Amazon.com社や米Microsoft社の日本法人のパートナーとなり、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureといった各種クラウドサービスの新規導入や、既存システムのクラウドへの移行支援も行っているそうです。


システムサポート上場評判とIPO分析


さらに同社グループは米国に拠点を持ち、現地のITの最新動向を把握し日本でのサービス提供につなげるべく、米ServiceNow社とパートナー契約を結んでいます。同社が提供するSaaS型ITマネジメントサービス「ServiceNow」の日本国内での導入支援なども開始しています。


ServiceNowパートナープログラム(ServiceNowをパートナー企業が提供するにあたってのサービス力を同社が認定する制度)で、Bronze Services Partnerに認定されている日本企業2社のうちの1社と言うことでIPOでも材料視されそうです。


システムサポートIPOのグループ企業


アウトソーシング事業は、ホスティングやハウジング等のデータセンターサービスや、ソリューション事業において開発に携わったシステムに関するユーザー企業への教育、ヘルプデスクの運用保守、データエントリー(入力)サービス等を提供しています。


プロダクト事業においてはグループによる製品(パッケージソフト)の開発および販売、ユーザー企業の用途に応じたカスタマイズを行っています。下記を見ていただくとわかりますが、ソリューション事業に特化している企業と言えます。


システムサポート(4396)販売実績


システムサポート(4396)の企業財務情報と配当性向

回次 第37期 第38期
決算年月 平成28年6月 平成29年6月
売上高 8,112,579 8,865,362
経常利益 181,039 254,793
親会社株主に帰属する当期純利益 152,988 214,118
包括利益又は四半期包括利益 76,709 234,489
純資産額 98,533 344,392
総資産額 3,435,997 3,664,981
1株当たり純資産額 55.51 183.19
1株当たり当期純利益金額 86.19 120.53
自己資本比率(%) 2.87 9.40
自己資本利益率(%) 258.72 96.68
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 299,745 481,813
投資活動によるキャッシュ・フロー △254,913 △176,409
財務活動によるキャッシュ・フロー △151,000 △118,085
現金及び現金同等物の期末残高 569,565 759,323
※数値は千円単位


第39期第3四半期連結累計期間(平成29年7月01日~平成30年3月31日)
売上高7,339百万円
営業利益351百万円
経常利益328百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益は193百万円

※当社グループが属する情報サービス業界におきましては、企業における効率化や生産性向上を目的とした投資需要に加え、AI、IoT、FinTech、クラウド型ITサービス等の分野に大きな注目が集まり市場は拡大傾向となりました


システムサポート(4396)従業員と株主の状況

会社設立は1980年1月29日、石川県金沢市本町一丁目5番2号に本社を構えます。
社長は小清水良次氏(昭和31年5月15日生まれ)、株式保有率は3.53%です。
従業員数は735人となり平均年齢は35.5歳、平均勤続年数6.8年、平均年間給与4,640,304円となります。連結従業員数は882人です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%)
システムサポート従業員持株会 730,760 37.16
一般社団法人 小清水の会 395,000 20.09
上岸 弘和 175,500 8.92
小清水 明子 90,000 4.58
能登 満 82,500 4.20
小清水 良次 69,500 3.53
鈴木 憲二 62,500 3.18
※株主上位7名の状況


【目論見抜粋】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である一般社団法人小清水の会、並びに当社の株主、売出人かつ取締役である能登満、鈴木憲二及び森田直幸、並びに当社の株主、売出人かつ執行役員である宮﨑幹晴及び山下崇文、並びに当社の株主かつ売出人である上岸弘和、小清水明子、酒井義則、野村充史、岸田陽世志、並びに当社の株主かつ代表取締役社長である小清水良次、並びに当社の株主であるシステムサポート従業員持株会及び他13名は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(平成30年10月30日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及び売却価格が本募集等における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。



上位株主には90日間(平成30年10月30日まで)のロックアップが付与されており、ロックアップ解除倍率は発行価格の1.5倍となっています。ベンチャーキャピタルなどの出資はないため需給は良さそうです。


システムサポート(4396)IPO大手初値予想と各社配分

仮条件は想定発行価格を下限に上限方向へ広げられ1,650円~1,750円に決定しました。これに伴い市場から吸収する金額は約11.4億円、オーバーアロットメントを含め約13.1億円となります。多少荷もたれ感が発生しますが、続くIPOもないことから需要は通常よりも多く問題なさそうです。


2018年6月の連結業績予想は売上12%増、経常利益42.5%増(1.08億円増)と増収増益見込みとなります。EPS114.86を基にPERを算出すると約15.24倍、BPS295.70を基にPBRを算出すると約5.92倍となります。


初値予想3,500円~4,000円

初値予想(第2弾)3,500円~4,000円!


IT系の事業を行っておりIPOでは特に人気が高い部類に入ります。最近ではあまり珍しくなくなった事業とはいえ、底堅い人気が感じられます。ベンチャーキャピタル出資は無いため公開株式以外の株が流通する可能性も低そうです。ロックアップは発行価格の1.5倍である2,625円で解除されます。


幹事名 配分単位(株)
大和証券(主幹事) 617,500
野村證券 19,500
今村証券 6,500
SBI証券 6,500


類似企業 PER
PBR
テクノスジャパン(3666) PER37.29倍 PBR5.83倍
ノムラシステムコーポレーション(3940) PER25.7倍 PBR3.61倍
アイ・ピー・エス(4335) PER22.84倍 PBR1.68倍


主幹事大和証券狙いで間違いないでしょう!野村證券からの当選は厳しいと思いますが、申込だけはしておきましょう。また、SBI証券はIPOチャレンジポイントを貯めるために申込忘れがないようにしておきましょう。


SBI証券IPO抽選ルール


IPOチャレンジポイントを貯めて100万円以上の利益を狙うこともできます。ポイントを使った補欠申し込みの場合には購入申込をしないとポイントがすべてなくなるので注意していください。私も一度だけ飛ばしています(涙)


システムサポートのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数(株) 発行価格(円)
平成32年7月01日~平成39年6月21日 86,500 159


設立が古いため新株予約権(ストックオプション)も多いと思いましたが、86,500株と少ないようです。また上場時点では行使期限を迎えておらず市場に出回ることはないでしょう。新株予約権の行使の条件には「任期満了による退任および定年退職、その他正当な理由」とあります。その他にもあるため気になる方は目論見やEDINETで見ておきましょう。


システムサポート(4396)IPO私見と申し込みスタンス

人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、金融と技術(FinTech)などにあたる銘柄になり人気化しそうです。ただ設立年月日や業績の内容からすでに業績が安定しているように思います。インパクトある業績ではないためこの辺りはやや心配します。


情報・通信業となりIPOでは鉄板系の銘柄なので公開価格割れはないと思いますが、初値2倍あたりが視野に入る感じだと現在のところ考えています。業種的に、システム高度化や複雑化への対応等が人件費・外注費の高騰や開発要員の不足に繋がっているため収益環境は楽観視し難い状況が続いていくでしょう。


この手の業種は優秀な人材確保が難しい現実があるように思います。平均年間給与が464万円あたりになるということで他社と比較すすると厳しいように感じますが、石川県本社となり地方を考えると標準なのでしょうか。上場企業は東京本社が多いため比較すると標準、または引くのかもしれません。


IPO的には全力申し込みで構わないと思うため口座と資金の限り申込んでおきましょう!


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