新日本製薬とあさくまの2社がついに上場となります。同日上場となっていることから資金分散が起き初値も伸び悩むと予想されているようです。本日上場のヤシマキザイは初値後に暴落しインフォネットもストップ安手前まで下げています。


IPO地合いが悪いとまではいえませんが少し雰囲気が変わってきた感があります。


新日本製薬とあさくま最終初値予想


項 目気配運用の内容
板中心値段1,470円(公募・売出価格)
上限値段3,385円(更新値幅74円、更新時間10分)
下限値段1,103円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲368円以上、5,880円以下


最終初値予想1,500円!


上場規模が82.3億円の吸収となり上値の重い展開が予想されています。収益構造は通販事業が多くを占め初値高騰とはなりにくいようです。やはりECサイトからの売上がIPOでは人気になる秘訣のようです。また同社は海外販売ビジョンが遅れているため今後対策が急がれます。


目論見に書かれていることですが海外販売を今後引上げ収益確保を狙うとされていますが、本当に戦略通りに事が運ぶのかやや疑問なところはあります。インバウンド需要により収益面の後押しがあるうちに拡大を狙いたいところでしょう。化粧品以外にも健康食品や医薬品などの販売も手掛けています。


株主にはベンチャーキャピタル出資はなく、ストックオプションも行使可能な株はありません。


安定的な収益を上げるも、すでに老舗の域にある企業の収益を考えれば、それほど株価が上向くようなこともなさそう?という意見が多いようです。顧客が40代以上の女性に限定されるあたりも問題視されているのかもしれません。若者向け商品の開発やECサイト、Eコマースなどの強化が急がれます。


業績が好調と一部では掲載されていますが、将来性がつかみにくく現状の業績判断となり1,500円予想となります。優待新設があれば個人投資家に人気となり2,000円が見えてきそうです。


あさくま(7678)IPOの方が断然人気!セカンダリー期待はあるのか?

あさくま(7678)もですが事前予想よりも若干価格が引き下がっています。実際に上場してみなければわかりませんが2,000円超えはあるのではないかと考えています。個人投資家から既に期待されている株主優待の影響は大きく一定の買いが見込まれるようです。


親会社のテンポスホールディングス(2751)から売出し株がないことも好感が持てます。またベンチャーキャピタル出資がないことはプラス要因ですが、銀行や損保の早期売却があれば大きく株価に影響がありそうです。


あさくま最終初値予想


項 目気配運用の内容
板中心値段1,250円(公募・売出価格)
上限値段2,875円(更新値幅63円、更新時間10分)
下限値段938円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲313円以上、5,000円以下


最終初値予想1,900円!


某社では肉ブームによる成長性が大きいと掲載され業績期待は大きいようです。現在の店舗数は88店舗で3年以内に100店舗を目指すことを公言しています。


飲食業のIPOは人気があり2020年3月の連結業績予想は増収増益、さらに配当も20円予想され株主優待の4,000円と合わせると年間6,000円の還元を受けることが可能です。公開価格1,250円から算出されるインカムゲインは4.8%になります!


ただ親会社の株価が下げているためそのあたりは注意しておいたほうがよいかも?と言われているようです。親会社のテンポスホールディングスの株主優待は8,000円分の食事券となっているため株価によっては親会社のほうが還元率が高くなることも考えられます。配当は低いですが8,000円分の優待は魅力です。


自社子会社レストランで利用可能ですし、複数枚を同時に利用できるため個人投資家に魅力です。過去に複数枚の利用をNGにして暴落した銘柄もありますからそのような対策をしてくることはないでしょう。


上場規模は小さく8.5億円規模なので初値2倍も見えてくるかもしれません。ここ数日に上場した銘柄から同社の予想も引き下げられたようです。2,200円~2,300円あたりの初値期待もできると個人的に考えています。


新日本製薬は配分された公募組の層により初値が大きく変わりそうです。売り急ぐ株主が多ければ公開価格前後もあり得るかもしれません。


ヤシマキザイ(7677)上場結果は公開価格を13.3%上回りその後は撃沈!

東証2部のヤシマキザイ(7677)が上場し初値を付けました。初値は公開価格1,280円を13.3%上回る大健闘だと思いますが、引けにかけて値を下げ後味の悪い結果となっています。


ヤシマキザイ(7677)上場結果


【モーニングスター社】

26日、東証2部に新規上場したヤシマキザイ<7677.T>が公開価格1280円を13.3%上回る1450円で初値を付けた。鉄道関連製品、産業用部品などの卸売を手掛ける。公開株式数は92万1000株。



どうやら値動きが悪く投資家が参戦しなかったことで初値もザラ場も良いところがなかったようです。今期は減益となっているあたりも買い向かう理由がないのかもしれません。大体このような銘柄は長期的に人気がなく何かしら材料が出なければ横ばい状態が続きます。


本日終値1,274円から算出されるPERは9.17倍、PBR0.39倍、配当利回り1.96倍となっています。上場初日のVWAPは1,375.6513円なのでしばらく上値が重そうです。


昨晩のNYダウ平均が大きく下げた原因はFRB議長が利下げに否定的な発言をしたからだと言われています。そして米国とイランの軍事的衝突がより強くなったことも要因でしょう。G20も控えていることからポジションを持ちにくい状況が続き商い低迷も長引く可能性があります。


難しい日々が続いていますが、IPOは上場銘柄が時期的に減るので人気は維持できると考えています!


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