ラズホールディングスがイークラウドで資金調達を行い上場(IPO)を目指します。評価や評判目線で同社のHushTug(ハッシュタグ)ブランドを調べると人気があるようです。株式投資型クラウドファンディングによる目標額は最低996万円となっていました。


投資家の好みにより評価が分かれやすい案件だと感じます。HushTugというブランドの売上げが伸びていることで今後の業績期待もできそうです。


貧富の格差や環境汚染などを解決したい思いも同社にはあるそうです!


ラズホールディングスが上場(IPO)を目指す
※イークラウド公式サイト引用


同社は過去にインターネットを使ったマーケティングビジネスを行っていたようですが、現在はその事業を売却しモンゴルのレザーを使った革製品を販売する事業を行っています。


イークラウド公式サイトには「アフィリエイト、コンサルティング事業を通じて創業1年で年商1億円超を達成」とあります。またその事業を数千万円で売却しているそうです。


代表者の戸田貴久氏の経歴を確認すると鳥取銀行入行後にベンチャー企業で下積みを経験し、2015年にラズホールディングスを設立しています。行員ではやりたいことが抑えきれず、自ら起業家になったようですね。


今回調達を行った資金使途はマーケティング費や新商品開発費などに利用されます。投資家からの出資額が多い場合はショールーム出店費や従業員を増やす予定だそうです。

【ラズホールディングスの特徴】
  • モンゴルの社会問題を解決したい思いがある
  • 既にECサイト運営を行い基盤ができつつある
  • ビジネスモデルを詳しく調べ説明している
  • 上場(IPO)よりも企業応援を行いたい投資家が集まりそうだと書いている



ラズホールディングスはモンゴルの社会問題を解決し世界に通用するブランドを目指す

同社のブランドであるHushTug(ハッシュタグ)は、モンゴルレザー製の革製品販売を通じて現地の社会問題を解決したいそうです。


同社代表の戸田貴久氏がモンゴルで目にした貧富の格差や環境汚染などからそのように考えたようです。


モンゴルの社会問題
※イークラウド公式サイト引用


モンゴルはマイナス40度にも達する極寒の冬を凌ぐため、電気を使えない貧困層がゴミを燃やし暖を取るそうです。このことから大気汚染が世界大悪と言われるほど深刻な状況で健康被害がでているそうです。


この問題を根本的に解決するためには「世界に通用する持続可能な産業」を持ち、そこで雇用を拡大することが良い方法だそうです。貧困層の人口からこれだけで解決することはできないと思いますが、気持ちは伝わってくるように思います。


そもそもモンゴルは牧畜文化があり主要輸出品にレザーがあるそうです。世界からの需要があり高い評価を受けているため同社はここに注目したようです。


どうやらモンゴルでは加工や制作技術の不足から原皮の状態で輸出を行っていて、加工品として製品を販売することは少ないようです。


そこで同社が問題解決のため、グローバルに戦える高付加価値な産業を創ることで社会貢献を行う狙いがあります。モンゴルの事情はわかりませんが、加工技術があれば現地雇用の問題が解決する見込みはあるかもしれません。


このような考えを多くの方が持っていれば世界は上手く回るのかもしれません。難しい問題だと思います。他の国でも似たような問題を抱えいていますからね。


HushTug(ハッシュタグ)とはどんな製品を作っているの?

ラズホールディングスのブランド名がHushTug(ハッシュタグ)になります。公式ページで他のブランドがあるのか探してみるとありませんでした。


HushTug Noteというメディアを別に運営しているだけでブランドは1つのようです。HushTug Noteは20~30代の男性向けファッションメディアだそうです。ターゲット層がこの辺りになるのかな?と感じます。





また代表の戸田貴久氏の人柄がわかるような動画を探すことができました。かなり熱く語っているので投資を考えている方は確認してみてください。


多分この動画を見ることでビジョンが見えてくると思います。成功するかどうかはわかりませんが思いが伝わると思います。投資を行わなくてもこんな考えの方が日本にいると思うと嬉しくなると思います。


製品は100%オーガニックの革をシンプルなデザインで仕上げているそうでうす。既にオンラインショップなどがあり、普通にネット経由で購入することができます。


HushTug(ハッシュタグ)バック
※ラズホールディングス公式サイト引用


値段はトートバックで19,800円(税込)、ビジネスバック22,000円(税込)となっています。この他にも複数の商品が用意されています。一番高い商品でリュックの27,500円(税込)です。


値段的には安いのではないでしょうか?私も革製品が好きなので大体価格帯がわかります。普段使っているビジネスバックはかなりしましたからね。


革製品は目で見ないとわからない部分も多いため口コミなどが広まれば買われるでしょう。値段から考えると試しに買ってもよい金額かな?と感じました。


革製品は模様がそれぞれ異なったり、使用過程で色なども変わるため面白いと思います。私は財布やバックなど全てが革製品なんですよね。夏場は少し大変ですが気に入ってます。

HushTugの理念で驚いた!製造原価を開示する企業だったんです

ラズホールディングスは製造原価を開示しているそうです。なかなか出来ることではないと思います。


上場を行った後も開示するのかな?と少し疑問もありますが消費者には嬉しい材料だとおもいます。


HushTug(ハッシュタグ)は製造原価をオープンにしている
※イークラウド公式サイト引用


【HushTugの理念】
  1. 全ての情報をオープンに
  2. シンプルかつ高品質
  3. 文化を守り、未来へ
  4. 四方よし


流行に左右されないシンプルなデザインで高品質であること、また雇用等による経済発展などにも取り組みそうです。


次世代に今現在続いている問題を先送りしない取り組みなど、評価できることがたくさんあるように思います。


そのため実現できるよう頑張って頂きたいと思います。現時点では国内のオンラインショップだけで取扱いがあるようです。


【狙い】
HushTugは現在、国内のオンラインショップを通じて販売を行っています。 中期的にはデジタルマーケティングとショールームを融合するモデルを確立して全国へ展開予定です。さらにモンゴルの周辺国を始め、海外展開も視野に入れて事業を加速させる予定です。


またコロナ禍でも成長しているらしく前年比300%超の売上を記録しているそうです。


製品開発や購入型クラウドファンディングでの販売を経て、2019年4月にECサイトで販売を開始したそうです!


ラズホールディングスが黒字化
※イークラウド公式サイト引用


商品を購入した方からは、商品のストーリーや作り手との距離感、丁寧なサポートなどが高く評価されているようです。


ただどのメーカーにも言えることですが、同社製品が爆発的に売れた場合に同じサポートができるのか?と少し不安もあります。アパレル業界で業績を伸ばしていることは評価できそうです。


そもそも、インターネットを使ったマーケティングビジネスを行っていたことで既にネット上には色々と気になる媒体があると感じました。ここから業績が大きく上昇し完全黒字化すれば投資家はもちろん、モンゴルで働く従業員なども安心できそうです。


何もないところからビジネスを始めたことは凄く評価できると思います。殆どの方が計画倒れになるなかで、自分の描いた夢に向かえる力に魅力を感じます。



ラズホールディングスの企業概要とバリュエーションを調べてみました

会社設立は2015年1月となっており、既に6年が経過しています。


事業内容はファッションブランド「HushTug」の運営となっています。また調べているうちに気が付きましたが本社で全ての商品を見ることができるショールームがオープンしているそうです。



項 目その内容
商号ラズホールディングス株式会社
所在地〒170-0005
東京都豊島区南大塚3-34-7
代表者戸田 貴久
資本金100万円
発行可能株式総数1,000,000株
発行済株式総数100,000株
設立年月日2015年1月09日
決算期12月
株主構成戸田 貴久
その他(役員・幹部等)
※2021年2月15日調べ


ショールームで商品を購入でき、現金とクレジットカードで商品購入ができるそうです。ショールームで展示していた商品を10%オフで購入できるサービスもあるそうです。


「自分の体型に合うか?」「自分の持ち物がぴったり入るか?」など詳細を確かめたい方はショールームに足を運んでみるとよいかもしれません。


出資した投資家が遊びに行ってもよいかもしれませんね!!


株式投資型クラウドファンディングで投資を行った方(株主)と個人的な付き合いを行う企業も多くあるそうです。モンゴルの話を聞いてみるのもよいかもしれません。


ショールーム限定商品もあるそうなので面白そうです。


また1株当たり6,000円の設定なので、発行済株式総数100,000株からプレバリュエーションは約6億円になります。


ラズホールディングスのビジネスモデルと収益期待を確認してみました

同社はインターネットで工場とユーザーを直接つなげるオンラインSPAを採用しているそうです。企画から製造や小売までを一貫して行うビジネスモデルを採用しています。


ラズホールディングスのビジネスモデル
※ラズホールディングス公式サイト引用


同社は中間マージンを省き、本革を使用する他ブランドの1/2~2/3の低価格で製品提供を行うことができるそうです。品質が高く価格を抑えることができるビジネスモデルとなっています。


革製品はこだわるほど高くなる傾向にあります。私は昨年ショルダーバックを購入しましたが失敗してしまいました。現地でワンオフ制作していると聞きましたが使って半年で昔使っていたものに戻しました。値段も安かったですからね。


少々高くてもこだわりがある製品がよいと感じます。


ラズホールディングス(HushTug)の収益
※イークラウド公式サイト引用


アパレル市場のEC化は当たり前になりつつあります。同社でもオンライン購入の需要が加速化しているそうです。


グローバル革製品市場では2020年~2024年にかけて年平均4%の成長率で推移する見込みのようです。日本円に換算すると6.1兆円の成長期待があるとされています。※ドル円110円で計算


日本で成功しなければ海外での成長は難しいと思いますが、海外展開を想定している同社には追い風となっています。


また、モンゴル工房の「HushTug Mongolian Leather LLC」の株主は戸田貴久氏が100%保有しており、完全子会社化を行う予定だそうです。


ラズホールディングスの上場(IPO)計画と実績を確認してみた結果!

イークラウドで調達を行った資金は短期間での事業成長を目指すために必要だそうです。マーケティングは専門だと思うので調達した資金を上手く利用してほしいと思います。


2021年からショールーム型店舗によるオンライン施策とオフライン施策の融合を目指すそうです。首都圏で再現性のある店舗運営ノウハウを確立し中期的には日本全国へ展開するそうです。


ラズホールディングスの上場(IPO)計画と実績
※イークラウド公式サイト引用


年月日その内容
2021年新製品発売開始
2022年オフライン展開と年商10億円を達成
2024年都内+主要エリアへの出店開始
2025年店舗の全国展開(事業領域を拡大)
202X年株式公開 IPO
20XX年海外展開


売上計画を確認してみるとブランドとしての地位を確立できなければ計画達成は難しいと感じます。しかしやってみなければわからない事ばかりだと思います。


取締役COOの髙橋龍馬氏の存在も気になるところです。「SEOメディアを18ヶ月で最大月間500万PV以上に成長させ売却まで実行」した方だとイークラウド公式に書かれています。


ECサイト運営でも実力を発揮できそうだと感じました。


またラズホールディングスの自社工房「HushTug Mongolian Leather LLC」がモンゴルの「Export Mongolia 2019」で表彰されたそうです。モンゴル製のレザーバッグを最も輸出している企業で表彰されています。


上場(IPO)は2025年以降になると思いますが上場する目標というよりも、今回の資金調達はラズホールディングスのHushTug(ハッシュタグ)ブランドを応援する気持ちがあるかどうかだと思います。


イークラウドについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にして頂くとわかりやすいと思います






ラズホールディングスに投資を行っても問題ないの?まとめ

個人的な意見になりますが、アパレル業界で上場できる銘柄はかなり成長している企業だと思います。これまでIPOを行った企業からもそう感じます。


そのため企業成長の過程でM&A(企業買収)の期待が高いのかな?なんて考えています。ただ戸田貴久氏の熱意を考えるとそれもどうなのかな?と色々と考えてしまいます。


イークラウド4号案件のHushTugトークライブ
※イークラウド公式サイト引用


投資をお考えの方はトークライブが行われるため直接質問することもできます。熱のある意見が飛び交いそうなので投資を迷っている方は参加してみるとよいかもしれません。


最終的には戸田貴久氏のビジョンにどれだけ投資家が集まるかだと思います。


エンジェル税制を確認すると優遇措置Bの対象となっていました。また株主優待の設定があります。


株主優待は「HushTugのクローズドな情報をいち早くお届け」となっています。株主を対象にクローズドな情報を発信するFacebookグループへの招待や新商品の開発会議、モンゴル工房の現地ツアー招待などを行う予定だそうです。


投資金額ごとに株主優待の内容が異なるためHushTugの公式サイトで確認を行っておきましょう。


インカムゲインとかキャピタルゲインなどよりも、同社に共感できる投資家にお勧めする案件だと考えています。数年後に上場すると考えずに企業成長を楽しむ案件かな?と個人的に考えています。


またイークラウドで新しいキャンペーンが始まっており、投資を行うと最大18,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。2021年4月30日まで行うそうです!!




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