キットアライブ(5039)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。アンビシャス市場への上場となりOAがないため初値で資金が集まらないと厳しい展開が予想されます。


業績水準が低く東証プライム上場のテラスカイ(3915)の息がかかったIPOとなっています。事業も酷似しているため多少違和感があります。


キットアライブ(5039)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,410円
仮条件9月05日
公開価格9月14日
公募株数50,000株
売出株数263,000株
公開株数(合計)313,000株
オーバーアロットメント0株
幹事団アイザワ証券(主幹事)
SBI証券
岡三証券
北洋証券
東洋証券
マネックス証券
委託見込岡三オンライン
SBIネオトレード証券


上場前はテラスカイの子会社になります。上場後は分法適用会社になる予定です。


事業はクラウドソリューションサービスを提供し、主にセールスフォース導入支援を行っています。


テラスカイはセールスフォースやアマゾンウェブサービス(AWS)の導入や開発支援などを行っており、親子関係を考えると上場により親会社が儲かると言えるかもしれません。


テラスカイは2023年度2月期の業績予想で赤字となっているため、換金売りと投資家から捉えられる可能性があります。


ただ、キットアライブの業績は増収となっているため、ある程度の初値需要は期待できると思います。業績規模が低いことは要注意です。


地方上場でもIT系の銘柄の場合にはこれまでしっかりと資金が入っているため、同社も同様の展開が期待できます。9月28日の上場は3銘柄あり一番選ばれない可能性がある事も覚えていたほうが良いでしょう。


同日上場にはグラッドキューブ(9561)とファインズ(5125)が上場予定となっています。


キットアライブの上場規模は想定発行価格1,410円から約4.4億円、時価総額約17.7億円となっています。


キットアライブ(5039)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみたところ予想値が微妙だと感じました。基本的に利益が狙えると考えていますが、状況次第では酷い結果も考えられるようです。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,500円~2,000円
※注目度C


流石に地方上場のため注目度が低いようです。


また、大手の指摘ではオーバーアロットメントがないため初値買いが少ないと売りに押され難しい相場もあり得るようです。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

キットアライブの上場データと初値予想を考察


キットアライブ(5039)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は数年ぶりにアイザワ証券が引受けます。


アイザワ証券の店頭口座の方は配分見込みがありそうです。私も口座を開設しており、一応担当者が付いているようです。たまに投信や外債のパンフレットが届きます。


頼めば貰えそうですが売り込みが心配ですね。


幹事名割当株数引受割合
アイザワ証券(主幹事)265,900株84.95%
SBI証券11,000株3.51%
岡三証券11,000株3.51%
北洋証券9,400株3.00%
東洋証券9,400株3.00%
マネックス証券6,300株2.01%


幹事構成から主幹事からの申込みがよさそうです。


ただネット組でアイザワ証券の口座開設を行っている方は極わずかだと思います。10年くらい前からIPO投資に専念している方は証券口座を持っていると思います。


そう考えるとネット抽選でも今回は当選確率がやや高くなるかもしれません。今から口座開設しても間に合わないと思います。


また、9月もTECROWD(テクラウド)で口座開設キャンペーンが行われると思います。早めに口座開設しておかないと投資できないこともあるようです。


はじめての投資でAmazonギフト券が3,000円分貰えます。新ファンドが続々登場しているため投資家も増えているそうです!


利回り10%超えのファンドも登場しているため完売が続いています。アマギフよりも投資で利益が大きく狙える状況です。




キットアライブ(5039)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気見込みは低いようですがリスクを受入れて投資を行う個人投資家はそれなりにいると考えています。


私は抽選に参加するつもりです。心配もありますが株単価が普通なので突撃予定です!


キットアライブ(5039)IPOの業績予想
※キットアライブ公式サイト引用


業績を確認すると2022年12月期の単独予想を確認することができました。売上6.90億円となり前期5.77億円から19.58%増、経常利益1.14億円となり前期1.16億円から1.72%減となります。


四半期利益は7,500万円となり前期7,700万円から2.60%減の予想が出ています。増収減益となり上場費用も負担となりそうな業績のようです。


想定発行価格1,410円から算出されるPERは22.9倍になります。EPSは61.59となっています。もちろん無配です。


類似企業比較では標準的な株価設定だと感じます。ただ地方上場や業績規模から考えるとPERがやや高いと思います。


売出株中心のIPOであること、ロックアップ180日後に親会社が株式を売却する可能性があることなど中期的には気になる材料もあります。


テラスカイの赤字補填と言った思惑もあり、慎重な投資家はIPOに参加しないかもしれません。


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