「プレ初値予想」インフォメティス(281A)のIPO評価と業績を分析！

インフォメティス(281A)の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ファンド売出株が多くオファリングレシオも承認時発表データで58.2％と大きめです。


ジャフコによる再承認案件なので人気はなさそうです！

項目	株数データ
想定価格	1,080円
仮条件	11月19日
公開価格	11月28日
公募株数	600,000株
売出株数	1,861,600株
公開株数(合計)	2,461,600株
オーバーアロットメント	369,200株
幹事団	みずほ証券(主幹事) SBI証券 楽天証券 東海東京証券 岡三証券 松井証券 マネックス証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 東洋証券
委託見込	SBIネオトレード証券 岡三オンライン DMM.com証券

AI解析などを用いた節電支援のITベンチャーになります。


前回承認時は大赤字でしたが今期は何とか黒字化に持っていけそうな予想が出ています。


事業に新味はなくファンド売出株が多いためIPOでは人気がなさそうです。四半期利益予想も1億円を超えるかどうか？と言ったところです。


想定発行価格1,080円による吸収金額は約30.6億円、時価総額は約52.5億円になります。


業績規模はまだ小さく投資する魅力は感じられません。上場ゴール感丸出しだと思います。

インフォメティス(281A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手初値予想の数値を調べてみました。株価設定も高いと感じるため公開価格割れに警戒したいと思います。


最新の初値予想は下記のようになっています！




投資したいと思うようなIPOが少ないですよね。


同社は上場規模が大きく利益が少ないためバランスが取れていないと思います。


そもそも利益1億円予想で30億円以上集めようとしていることが問題ですね。事業的な内容もありますが規模から考えると上場タイミングがまだ早いです。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

インフォメティス(281A)の上場データと初値予想を考察！再承認のIPO

インフォメティス(281A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引き受けます。

幹事名	割当株数	引受割合
みずほ証券(主幹事)	2,216,000株	90.02％
SBI証券	104,600株	4.25％
楽天証券	98,400株	4.00％
東海東京証券	12,300株	0.50％
岡三証券	9,100株	0.37％
松井証券	6,100株	0.25％
マネックス証券	6,100株	0.25％
あかつき証券	3,000株	0.12％
岩井コスモ証券	3,000株	0.12％
東洋証券	3,000株	0.12％

当選が欲しければみずほ証券から申し込めば当選確率が高そうです。ネット組の参加者も少ないと思っています。


前回承認時は約49.4億円の吸収だったためだいぶ軽量化されましたが、今の地合いはファンド案件に投資する投資家は少ないので厳しい目で見ています。


ジャフコは売り抜けたいと思っているので上場させてくると思いますが、多分強気な株価設定のまま譲らないと思います。




こちらも初値利益を得るには厳しいと考えています。IEOはコインチェック1強が続いていますからね。

インフォメティス(281A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気見込みは低いと思うので現状のままであればIPO抽選に参加しません。


微妙なIPO多いため自己判断をしっかり行いましょう！



※インフォメティス公式サイト引用


業績を確認すると2024年12月期の連結予想を確認することができました。売上10.67億円となり前期9.23億円から15.60％増、経常利益1.11億円となり前期-0.71億円から黒字転換します。


四半期利益は1.04億円となり前期-3.13億円からの完全黒字予想です。


想定発行価格1,080円から指標を計算するとEPS24.21からPER44.61倍、BPS267.02からPBR4.04倍になります。




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