ホロスホールディングス(5839)のIPOが新規上場承認取消しとなりました。2023年では4社目の上場中止になります。


本案件はファンド出口案件になり割安感に乏しいと観測されていたため、ブックビルディングに参加する投資家が少なかった可能性があります。


ホロスホールディングスIPOが上場中止(延期)
※ホロスホールディングス公式サイト引用


EDINETでホロスホールディングスの訂正有価証券届出書(新規公開時)が出ていないことに気が付き「まさか上場中止か?」と思ったらその通りでした。


不人気案件とされるトライト(9164)でさえ上場してくることを考えると、同社はかなり人気がなかったと考えられます。


事業は保険代理店の持株会社になり上場市場はスタンダード市場となっていました。


想定発行価格1,710円となり仮条件範囲は1,710円~1,840円の上振れ決定となっています。まさかこの状況で上場中止はないと考えていた方もいたでしょう。


kimukimu

私はブックビルディング締め切り間際に主幹事から申し込みを行っています。考え抜いたのち参加しましたが無駄となってしまいました。



公開価格が1,840円決定だった場合の吸収金額は約32.8億円、時価総額は約61.6億円でした。


規模的には中堅企業になり利益もしっかり出ています。配当金も45.62円予想で配当利回り2.48%とそこそこです。2023年7月期のEPSは114.05でBPSは492.22です。


業界大手はFPパートナー(7388)になり中堅企業にはファンドが見向きもしないと言った観測がありました。規模的に近いのはブロードマインド(7343)になります。


日程平均が高く推移してもファンド売出株100%で割高なIPOは無理があるようですね。オファリングレシオも50%を超えていたため印象はよくなかったと思います。


上場承認時の記事は下記で詳しく説明しています。

「IPO承認」ホロスホールディングス(5839)の上場データと初値予想を考察!


ホロスホールディングス(5839)が上場中止になった理由は何だったのか?

東京証券取引所の公式ページには「同社からの申出に基づき、当該承認を取り消すことといたしました」と記載があります。


ホロスホールディングスのホームページで上場中止(延期)の内容を待っていましたが、現時点で内容の開示はありません。


通常であれば東証で発表された後すぐに公式ページで詳細の掲載が行われます。何かよくないことが起きているのか?と思ってしまいます。


kimukimu

公式サイトで上場中止の内容が発表されたら追記したいと思います!



【追記】
同社によれば、新たに確認すべき事項が発生し当該確認に時間を要するものと判断したことから、当該株式売出しの中止とそれに伴う上場手続きの延期を決定したそうです。

今後の上場手続きの再開時期については、当該確認の結果を踏まえて状況を慎重に見極めたうえで総合的に判断する予定となっています。


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