フォルシア(304A)の初値予想と幹事割当数などを調べ評価したいと思います。公開株数が少ないため需給不安がないIPOだと思います。
ただ初値高騰とはならず落ち着いた株価でスタートすると予想されています。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,700円 |
仮条件 | 12月06日 |
公開価格 | 12月17日 |
公募株数 | 200,000株 |
売出株数 | 13,100株 |
公開株数(合計) | 213,100株 |
オーバーアロットメント | 31,900株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) マネックス証券 SBI証券 楽天証券 岡三証券 東海東京証券 松井証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 岡三オンライン DMM.com証券 |
自社開発のSpook(スプーク)を利用し膨大で複雑なデータを迅速かつ効率的に検索できる技術を持っている企業です。旅行や観光業界向けが主力となっています。
事業はソリューション型サービスとSaaS型サービスを提供し2024年2月期の売上は「SaaS型サービス56.2%」となっています。
取引先大手はJTBやNTTデータです。
業績が伸びているようには感じないため上場後数日もすれば忘れ去られてしまいそうです。IPOが盛り上がれば上場規模が小さく面白そうです。ただ今年は上場規模が小さいだけでは投機資金が入りません。
想定発行価格1,700円による吸収金額は約4.2億円、時価総額は約20.4億円です。
このクラスなら事業さておき初値2.3倍超えで翌日持ち越しだったんですけどね。最近のIPOは初値2倍にすら届きません。
フォルシア(304A)の大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。予想値幅が広いためもしかしたら高い初値が期待できるのかもしれません。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度B
ロックアップ解除倍率がなくベンチャーキャピタル出資もありません。
投機資金が入るには面白そうなんですけどね。グロース市場への上場で情報通信業と考えると基本安パイです。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」フォルシア(304A)の上場データと初値予想を考察!
幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で引き受けます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
野村證券(主幹事) | 192,000株 | 90.10% |
マネックス証券 | 10,600株 | 4.97% |
SBI証券 | 2,100株 | 0.99% |
楽天証券 | 2,100株 | 0.99% |
岡三証券 | 2,100株 | 0.99% |
東海東京証券 | 2,100株 | 0.99% |
松井証券 | 2,100株 | 0.99% |
ネット組は野村證券とマネックス証券から参加しておけばよさそうです。それ以外の幹事から申込んでも当選確率が低く0.1%以下だと思います。
私はそれでも申込むと思いますが時間がない方は少し考えて申込したほうがよさそうです。
マネックス証券は引受けた株数を全て抽選に回すためネット組に優しい証券会社なんですよね。IPOルールーをご存知ない方はまとめているので参考になればと思います。
マネックス証券のIPOルールについて詳しくまとめました。評判が良いことはわかっていますが、完全抽選方式を取り入れているため誰にでも当選チャンスがある証券会社です。当選実績も合わせてご紹介したいと思います。 …
フォルシア(304A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。公開価格割れの不安がないため全力で抽選に参加したいと思います。ただこの手のIPOは当選できないことが多く残念な結果になることが殆どです。
※フォルシア公式サイト引用
業績を確認すると2025年2月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上22.81億円となり前期19.46億円から17.21%増、経常利益1.86億円となり前期1.40億円から32.86%増となります。
四半期利益は1.15億円となり前期0.99億円から16.16%増を予想しています。
想定発行価格1,700円から指標を計算するとEPS111.81からPER15.20倍、BPS1,544.92からPBR1.10倍になります。
当選期待は低くても利益が見込める銘柄には参加しておきましょう。
一昔前だと爆益コースの銘柄なんですけどね。爆益はなくても100株で数万円利益が出るならローリスクなので取り組んでいます!
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詳しい投資内容は下記記事でまとめています。セミナー資料も掲載しています。
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