フライヤー(323A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。SaaS型ビジネスで今期黒字期待となっているためIPOでは好まれそうです!


主幹事はみずほ証券が務め公開株数656,800株、オーバーアロットメント98,500株です。上場規模は想定発行価格660円から計算すると約5.0億円になります。


フライヤー(323A)IPOが上場承認
※フライヤー公式サイト引用


このクラスのIPOは割れないと思うので全力で抽選に参加しておいて良いと思います。


しかもサブスクビジネスなので売上が拡大すればおのずと利益が見込めるはずです。上場タイミングも良さそうなので初値2倍以上は期待できるかもしれません。


売出株が少し多めだと思いますが、大口投資家が積極的に参加すれば初値高騰間違いなしでしょう。事業内容もクラウドで提供し法人ウェイトが大きいため今後も期待できそうです。


昨今は労働生産性向上やリスキリング等への関心が高まっているため人気だと思います。リスキリング関連だと投資家が捉えたら爆上げ期待も?


フライヤー(323A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日2月20日
市場グロース市場
業種情報・通信業
事業内容ビジネス書の要約サービス「flier」・「flier business」の開発・運営
ブックビルディング2月03日~2月07日
想定価格660円
仮条件1月31日
公開価格2月10日
初値結果
企業情報https://corp.flierinc.com/
監査人監査法人A&Aパートナーズ
手取金の使途
  • エンタープライズ事業セグメント強化に伴う人件費
  • ンタープライズ事業セグメントの新規事業創出に伴う人件費
  • 銀行からの借入金返済


項目株数データ
公募株数275,000株
売出株数381,800株
公開株数(合計)656,800株
オーバーアロットメント98,500株
上場時発行済み株数3,318,760株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約21.9億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
岡三証券
水戸証券
岩井コスモ証券
極東証券
委託見込SBIネオトレード証券
岡三オンライン
DMM.com証券


フライヤー(323A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格660円を基に吸収金額を算出すると約4.3億円となり、オーバーアロットメントを含めると約5.0億円規模の上場となります。


同社の運営する「本の要約サービス flier(フライヤー)」は、本を読みたいけれども読み切れない、自分に本当に合った本が見つけられないという2つの課題の解決を支援するサービスとして生まれたそうです。


年間6,000冊以上発刊されるビジネス書から厳選された本の要約コンテンツや動画、特集記事などを提供するサービスとして創業時より一貫して継続運営しています。


要約は1冊約10分で読める分量としていて読むだけでなく音声再生にも対応しています。通勤時間、休憩時間、就寝前などのすきま時間を有効活用し教養やビジネススキルを身につけることができるそうです!


フライヤーIPOの業績
※有価証券届出書引用


flier(フライヤー)はクラウドサービスの形で提供しています。


法人あるいは個人から継続的に対価を受領するサブスクリプション(月額課金)モデルになります。


法人向けは、社内利用促進や利用状況確認のための機能を合わせて提供するクラウドサービス「flier business」で、課金形態はサブスクリプションのSaaS(Software as a Service)型のビジネスモデルとなっています。


2025年2月第3四半期において全社売上高の2/3超を占める法人顧客向けの事業(エンタープライズ事業セグメント)が同社の事業の中核を担っています。


また、個人顧客向けの事業(コンシューマ事業セグメント)はビジネスパーソンを中心とした個人の自己研鑽に資するサービスとして安定的な成長を実現するとともにブランドの認知度向上に大きく貢献しています。


フライヤーの事業内容
※有価証券届出書引用


エンタープライズ事業セグメントは直近の2年で約2倍の売上高となり、全体の2/3以上を占めるまでに拡大しています。


累計法人契約社数は1,152社となっています※2024年11月末時点


その他に施設向け事業、法人向け研修事業、flier成長組織ナビがエンタープライズ事業セグメントにあります。


フライヤーの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


コンシューマ事業セグメントは、本の要約サービスflier、「flier book labo」「flier book camp」(オンラインコミュニティ)、flier公式チャンネル(広告事業)となっています。


2つのセグメントともにサブスクリプションモデルの収入であり、主力であるエンタープライズ事業の解約率は1.06%と低く抑えられているため、将来の収益が見通しやすいという点は強みだそうです。


フライヤー(323A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2013年6月04日、東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号に本社を構えます。代表取締役CEOは大賀康史氏(1978年12月01日生まれ46歳)、株式保有率は11.13%(389,000株)です。※2025年1月17日調べ


従業員数57人で臨時雇用者0人、平均年齢34.9歳、平均勤続年数3.5年、平均年間給与6,448,000円です。


セグメントはエンタープライズ事業、コンシューマ事業、全社共通になります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
株式会社メディアドゥ1,996,200株57.10%
大賀康史389,000株11.13%
株式会社マイナビ258,760株7.40%×
XTech2号投資事業有限責任組合183,940株5.26%
みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合63,380株1.81%
望月剛56,120株1.61%
株式会社インソース55,440株1.59%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には360日間(2026年2月14日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


また、売出人のインソース、その他ベンチャーキャピタルと一部の企業に対して180日間(2025年8月18日まで)のロックアップ付与、発行価格の1.5倍以上でロックアップ解除となります。※ロックアップ解除は初値形成後


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引け設定はありません。マイナビは売出しで258,700株を処分します。60株残るようです。


フライヤー(323A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


【独自初値予想】
  • 第一弾1,000円~1,500円
※公開価格比で1.5倍は超えてくると思います


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)-株-%
SMBC日興証券-株-%
SBI証券-株-%
楽天証券-株-%
マネックス証券-株-%
松井証券-株-%
岡三証券-株-%
水戸証券-株-%
岩井コスモ証券-株-%
極東証券-株-%


主幹事のみずほ証券から当選を狙いましょう。平幹事からもできるだけ多く抽選に参加しておいたほうがよさそうです。


公開株数が多いとは言えないため当選確率は低いと思います。


kimukimu

1単元7万円~8万円程度の利益が出れば嬉しい銘柄だと思います。



IPO以外の投資を探している方はON COMPASSなども良いと思います。私は5年以上投資を続けています。いわゆるロボアドです。


1,000円から投資できるため小額で毎月積み立てを行っています。もちろん口座開設費無料で入出金も無料です。完全放置で試したい方にお勧めです!




CAPIMA(キャピマ)に30万円投資したら6,000円分のAmazonギフトカードが貰えます。人気クラファン企業なのでお試しいただければと思います。


当サイト限定のお取り組みになり招待コードが必要なので注意してください。口座開設時に「CAPIMA2305」を入力することで参加できます。詳しい内容は下記記事にまとめています。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2023年2月26日~2031年2月25日128,280株358円
2024年4月21日~2032年4月20日151,360株730円
2025年9月15日~2033年9月14日114,960株730円
2026年5月28日~2034年5月27日20,160株730円
2026年8月16日~2034年8月15日37,440株730円


ストックオプション(新株予約権)は279,640株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数3,043,760株に対する新株予約権の割合は14.86%に相当します。新株予約権による潜在株式数は452,200株です。


フライヤーIPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

フライヤーのIPOは上場規模が小さく魅力があります。この規模だと赤字でも公開価格割れすることが少ないですからね。


フライヤーIPOのまとめ
※フライヤー公式サイト引用


最新の業績予想を確認すると経常利益は500万円のマイナス予想となっていますが四半期利益は800万円の黒字予想が出ています。※2025年2月期本決算


ギリギリ黒字上場になるためきっと盛り上がるはずです!


それと親会社がメディアドゥ(3678)になるそうです。親子上場の懸念材料は限定的だと考えています。上場規模が小さいことがgoodです。


東京証券取引所もそろそろ盛り上がるIPOを意識してきたのか?軽量級のIPOがたくさん登場することに期待したいと思います。2024年は本当にダメな銘柄が多かったからですね。


kimukimu

東証第1号IPOの技術承継機構はあまり盛り上がらない気がするので同社に期待しています!



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