FIXER(フィクサー)[5129]IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。マイクロソフト系のクラウドインテグレーターになり、直近では厚生労働省からの売上げが急増しています。


厚生労働省の「HER-SYS」において、新型コロナウイルス感染者の健康観察で自動架電サービスが採用されています。


FIXER(フィクサー)[5129]IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,280円
仮条件9月15日
公開価格9月27日
公募株数600,000株
売出株数1,400,000株
公開株数(合計)2,000,000株
オーバーアロットメント300,000株
幹事団野村證券(主幹事)
みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
マネックス証券
松井証券
委託見込LINE証券
DMM.com証券


第12期(2021年8月期)の売上から考えるとマネージドサービスからの収益が大きいようです。顧客のクラウドを預かり、運用・保守・障害対応サービスからの売上が40.0%程度を占めています。


また、パブリッククラウドベンダーから、クラウドやソフトウエアライセンスを仕入販売しているリセール売上が38.2%となります。


近年では、金融機関や政府、自治体のエンタープライズシステムの構築・運用などに注力しています。この他、地域通貨ソリューション、高負荷なアクセスへの対応が特に要求されるメタバースといった分野に進出しています。


メタバース基盤は、バーチャル空間上でイベントを実施する際に必要な機能をSaaS型で提供しているそうです。


電話やSMSを発信する自動架電サービスもSaaS型で提供しSaaS関連の売上が12.6%を占めています。残りのプロジェクト型サービスが9.2%程度になるようです。


第13期(2022年8月期)は売上・利益供に急激に伸びているためIPOでは注目されそうです。利益は基本的に見込めるそうですが、イレギラーな収益となっているため2023年8月期予想の減収減益をどう読むかだと思います。


上場による吸収金額は想定発行価格1,280円算出で約29.4億円、時価総額182.6億円です。オファリングレシオが低いため問題はなさそうですが、株価設定は既に妥当値かもしれません。


FIXER(フィクサー)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。するとレポートは出ているようですが予想値は出てません。


内容から独自に予想値を算出するとPER25倍程度は可能だと思うので以下のようになります。


初値予想1,400円~1,800円
※注目度B


類似企業だとPER20倍~25倍に収まる企業が多いようです。


業績が一気に拡大しているためどこまで織り込むのか?と言ったところが問題みたいですね。仮条件が上振れするようなことになれば機関投資家の評価が高いと考えて良さそうです。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

FIXER(フィクサー)の上場データと初値予想を考察


FIXER(フィクサー)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
野村證券(主幹事)1,780,000株89.00%
みずほ証券160,000株8.00%
SMBC日興証券20,000株1.00%
SBI証券20,000株1.00%
マネックス証券10,000株0.50%
松井証券10,000株0.50%


IPOとして利益が見込めそうなので現在のところ積極的にブックビルディングに参加予定です。


1億円~2億円の純利益が一気に13.7億円に拡大しているため面白みもありますが、新型コロナウイルス感染症の自動架電サービスは今後縮小すると考えています。


なぜなら、既に新型コロナ感染の全数把握見直しが始まっているからです。メディアでも取上げられており、全数把握を見直す自治体が増えると同社の業績に影響がありそうです。


某紙では人手不足の業界のためあまり悲観的に考えられていないようです。


個人投資家の動向よりも機関投資家の需要により大きく初値が変動するIPOのようです。上場規模も30億円弱なので小型とは言い難いですからね。


ついにマリタイムバンクに口座開設してみました。不動産投資型クラウドファンディングが激戦となっているため投資の幅を広げるために投資先を増やしてみました。


自分が投資を行った船の運航状況を確認できるため面白いと思っています。抵当権設定も可能となっており、詳しく下記記事でまとめています!




FIXER(フィクサー)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙います。


FIXER(フィクサー)IPOの業績予想
※FIXER公式サイト引用


業績を確認すると2023年8月期の単独予想を確認できました。それによれば売上77.18億円となり前期106.02億円から27.20%減、経常利益14.14億円となり前期21.87億円から35.35%減となります。


四半期利益は9.32億円となり前期13.67億円から31.82%減の予想が出ています。業績予想だけ確認したらヤバイ会社ですよね。


想定発行価格1,280円による指標はPER19.51倍、PBR3.87倍になります。EPSは65.62です。


業績が大きく下げる予想がでているため多少心配な面もあります。


2022年前半に上場すれば来期業績予想を出さなくてよかったと思いますが、これだけブレていたら批判も多いと予想できるため今のタイミングなのか?とさえ思えてきます。


特典付き!AGクラウドファンディングに口座開設するとAmazonギフト券1,000円分とVプリカ1,000円分の合計2,000円分の特典が貰えます。


貸金業のアイフルにお金を貸して利益を得られるスキームはリスクが低いと考えられるため魅力です。詳しくは下記記事にまとめています。


上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

CREAL(クリアル)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。