エキサイトホールディングス(5571)のIPOがスタンダード市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。再上場案件になりあまり盛り上がらないと考えています。


主幹事はみずほ証券と大和証券が共同で務めます。公開株数900,000株でオーバーアロットメント135,000株、上場規模は想定発行価格1,340円から計算すると約13.9億円になります。


売出株がないのはいい感じです。オファリングレシオも抑えてあるようです!


エキサイトホールディングス(5571)IPOが上場承認
※エキサイトホールディングス公式サイト引用


懐かしい銘柄の再上場になります。当時は時代の変化についていけなかったイメージがあります。


上場後はプラットフォーム事業とブロードバンド事業のユーザー数拡大を狙い、その収益基盤を活用したSaaS・DX事業への積極投資による「新たな事業の柱の構築」を行うそうです。


同時にM&Aによる事業ポートフォリオの強化で持続的な成長を目指します。


業績確認では一定水準の利益が出ているようです。


既存事業で収益を上げながら新規事業の「SaaS・DX事業」で新たな収益を狙うようですね。「SaaS・DX事業」は2022年3月期確認で売上の9.55%しかありません。


IPOとしてはあまり人気がないと思います。


エキサイトホールディングス(5571)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日4月19日
市場スタンダード市場
業種情報・通信業
事業内容プラットフォーム事業、ブロードバンド事業、SaaS・DX事業等を営むグループ会社の経営管理およびそれに附帯または関連する業務
ブックビルディング4月03日~4月07日
想定価格1,340円
仮条件1,220円~1,340円
公開価格1,340円
初値結果1,700円(公開価格1.27倍)
企業情報https://www.excite-holdings.co.jp/
監査人有限責任監査法人トーマツ
手取金の使途
  • 広告宣伝費
  • システム開発費


項目株数データ
公募株数900,000株
売出株数0株
公開株数(合計)900,000株
オーバーアロットメント135,000株
上場時発行済み株数4,796,540株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約64.3億円
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
大和証券(共同主幹事)
SBI証券
楽天証券
SMBC日興証券
松井証券
委託見込CONNECT


エキサイトホールディングス(5571)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,340円を基に吸収金額を算出すると約12.1億円となり、オーバーアロットメントを含めると約13.9億円規模の上場となります。


グループ企業は同社と連結子会社2社によって構成されています。エキサイトホールディングスは持株会社として、グループ戦略の策定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社へ専門サービスの提供を行います。


事業セグメントは「プラットフォーム事業」「ブロードバンド事業」「SaaS・DX事業」に区分されます。


エキサイトホールディングス(5571)の業績
※有価証券届出書引用


プラットフォーム事業は、「エキサイト電話占い」「エキサイトお悩み相談室」等のカウンセリングサービスや「ウーマンエキサイト」等のメディアサービスを行います。


また、長年にわたるサービス運営により培った女性ユーザー基盤を活かした「セノバス+」等のD2Cサービスを展開し、収益の多角化に取り組んでいるそうです。


ブロードバンド事業は、最低利用期間を設けないシンプルでわかりやすい料金体系の展開や多種多様なユーザーニーズに対応するプラン設計を行います。


業界最安基準でのサービスを提供し安定した成長を遂げているそうです。


主に個人向けISPサービス「BBエキサイト」やMVNOサービス「エキサイトモバイル」等のブロードバンドサービスの提供を行います。


エキサイトホールディングスIPOの事業内容
※有価証券届出書引用


SaaS・DX事業は、TOB後に参入した新規事業になりクラウド経営管理ソフト「KUROTEN.」やウェビナーPDCAクラウド「FanGrowth」等のSaaSサービスの提供、システム開発・運用等のDX事業を展開しています。


そもそもJASDAQスタンダードに上場していましたが経営不振によりTOBとなっています。


当時の筆頭株主は伊藤忠商事になり、実質的に西條晋一個人による「エキサイト㈱」へのTOBを実施しているようです。


株式取得代金の全額を調達することができず、金融機関からの融資の条件として、エキサイトが保有する現金及び預金、営業キャッシュ・フローから返済するLBOスキームであれば融資が受けられたそうです。


今回の上場承認で出資企業や新株予約権保有者はウハウハでしょう。


エキサイトホールディングスIPOの販売実績
※有価証券届出書引用


エキサイトホールディングス(5571)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2018年7月18日、東京都港区南麻布三丁目20番1号に本社を構えます。社長は西條晋一氏(1973年6月10日生まれ)、株式保有率は21.88%(935,000株)です。


従業員数16人で臨時雇用者0人、平均年齢40.8歳、平均勤続年数9.3年、平均年間給与6,388,000円です。連結従業員数は175人で臨時雇用者は51人です。


連結のセグメント別従業員数はプラットフォーム事業74人(臨時26人)、ブロードバンド事業21人(臨時2人)、SaaS・DX事業45人(臨時9人)、全社共通35人(臨時14人)となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
CASK2,100,000株49.15%
西條 晋一935,000株21.88%
ユナイテッド551,720株12.91%
DGベンチャーズ137,930株3.23%
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合137,930株3.23%
石井 雅也105,000株2.46%
XTech1号投資事業有限責任組合68,960株1.61%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2023年10月15日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


また、ベンチャーキャピタル3社に対しては90日間(2023年7月17日まで)のロックアップ付与、発行価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます


この他、新株予約権を保有する153人に対して180日間のロックアップが適用されます。解除設定はありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。親引けは行われません。


エキサイトホールディングス(5571)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,220円~1,340円に決定し想定発行価格が上限となります。吸収金額は最大約13.9億円、時価総額約64.3億円のままです。


一見不人気そうだと思いましたが、買い気配で始まる期待があるそうです。ダウンラウンド案件になり売出株がないことで公募組は安心感があります。


ファンド出資もなく財務面の問題もないとの観測があります。


しかし、再上場案件になり業績がそれほど伸びている訳でもありません。また、売上横ばい状況が続き配当も無配となっています。


大手初値予想1,400円~2,000円
修正値1,500円~1,900円
直前予想1,550円

※注目度A


業績を確認すると2023年3月期の連結予想を確認することができました。売上75.10億円となり前期比5.31%増、経常利益5.91億円となり前期比45.21%増となります。


四半期利益は4.47億円となり前期比29.19%増の予想が出ています。


公開価格が1,340円決定の場合の指標はEPS114.72からPER11.68倍、BPS525.06からPBR2.55倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


大手サイトの情報を見て思い出しましたが同社には「翻訳機能」がありました。現在はGoogleを利用する方が多いと思いますが昔は同社もサービスを提供していました。


現在の売上はカウンセリングサービスや個人向けISPサービス、MVNOサービスから成り立っているようです。


情報メディアサービスのイメージが強い企業でしたが競争に敗れ現在に至ります。一般的には「Yahoo!」にはかなわなかったと考えられているはずです。


それでも株価に織り込み済みとなり利益が多少見込める予想が出ています。売出株がなく上場規模も小さいことから買い気配予想となっています。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同主幹事)549,000株61.00%
大和証券(共同主幹事)297,000株33.00%
SBI証券18,000株2.00%
楽天証券18,000株2.00%
SMBC日興証券9,000株1.00%
松井証券9,000株1.00%


一見すると人気が見込めそうです。ロックアップが外れると資金回収として売り込まれる可能性はあると思います。


上場規模が小さいため公開価格割れはないかもしれませんが上場ゴール感はありますよね。


主幹事から申込めば当選確率が比較的高いと思います。14億円弱の吸収で共同主幹事となっていることも嫌な感じです。売出株がないのは作戦でしょうか。


話は変わりますが、不動産投資型クラウドファンディング大手のCOZUCHIで超大型ファンド組成が登場したのでご紹介したいと思います。


なんと72億円のファンド組成を行います!しかも利回り9.0%で9ヶ月間運用と条件がよさそうです。続くファンドにも期待したいと思います。すぐには埋まらないと考えています。


COZUCHI(コヅチ)のサービスについては下記記事でガッツリまとめています。IPOをしながらクラファンでお小遣いを得ています!




クラウドバンクでは楽天ポイントが貰えるキャンペーンが行われています。1万円投資すると2,500円分貰えます!


最大4,500円分の楽天ポイントが貰えるためクラウドファンディングに興味があればお得です。即時入金も用意された証券会社なので投資先として安心感もあります。


キャンペーン内容を下記記事でまとめてみました。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
フリービット(3843)PER16.35倍PBR4.28倍
ニフティライフスタイル(4262)PER16.31倍PBR1.11倍
アルテリア・ネットワークス(4423)PER10.79倍PBR2.33倍
※2023年4月04日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2022年2月15日~2030年2月14日249,200株500円
2022年3月10日~2030年3月09日35,000株500円
2022年12月26日~2030年12月25日800株930円
2023年3月01日~2031年2月28日53,600株930円
2023年6月23日~2031年6月21日19,200株930円
2023年10月01日~2031年9月30日18,200株930円


ストックオプション(新株予約権)は338,600株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数3,896,540株に対する新株予約権の割合は9.65%に相当します。新株予約権による潜在株式数は376,000株です。


エキサイトホールディングス(5571)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

エキサイトホールディングスのIPOは仮条件まで様子を伺いたいと思います。


IPO市場が盛り上がって入れば積極的に参加すると思います。あまり盛り上がらない場合はスルーの可能性もあります!


エキサイトホールディングス(5571)IPOのまとめ
※エキサイトホールディングス公式サイト引用


上場による手取金の使途は広告宣伝費とシステム開発費に利用されます。今後はSaaS事業やD2Cサービス等を伸ばしたいそうですがどうでしょう。


また、LBOを活用したためのれんと借入金が増加しています。現時点で自己資本比率や有利子負債比率等の財務の健全性指標は大きく改善しているそうですが気になります。


投資前にこの辺りを分析しておくとよさそうです。


同社と似たようなサービスを行う企業もあり競合は多いと考えられます。電話占いやお悩み相談室なども長く続いているようです。


新味ある事業とは言えないためSaaS事業やD2Cサービスに期待でしょうか。M&Aも行うそうですが資金があるのか?と疑問もあります。


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下記記事で内容をまとめてみました。


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