エスコンジャパンリート投資法人(2971)の分配金がわかりました。決算期は1月末と7月末になり、上場日は2月13日になります。対象となる分配金は2019年7月のみとなり上場後1年程度は分配金が低く資産株として保有する方は限定的になると思います。


仮条件設定は2019年1月19日になりもうしばらく時間があります。この地合いで強気設定で攻めてくれば主幹事としてどうなのか?と言った見方も出てきそうです。2018年12月には公開価格設定に疑問を持った投資家は多いそうです。


エスコンジャパンリート投資法人(2971)分配金と利回り


日本エスコングループがスポンサーになり、サポート企業が中部電力グループになっています。資本業務提携となったのは2018年8月28日です。ポートフォリオは80%以上が商業施設になり、その他用途(ホテル・住居・物流施設等)が20%になります。


また、取得予定物件に都心案件はなく郊外取得となります。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が務め、公開価格188,351口、オーバーアロットメント9,189口、想定発行価格10.5万円から算出される上場による資金吸収は約207.4億円です。


エスコンジャパンリート投資法人(2971)分配金はいくらなのか?

エスコンジャパンリート投資法人の分配金は2019年7月末で2,661円になります。数値は個人的に調べたものになり間違っている場合があります。参考に程度にお考えください。上場1年後の見通しでは、「2020年1月期で3,663円」「2020年7月期で3,228円」になります。


2019年7月を考えると想定発行価格ベースの利回りは2.53%、2020年通期だと6.56%になります。個人的には初値で買い向かうような利回りではないと感じています。それとLTVについても調べたところ42.5%という数値が出てきました。


幹事名配分単位(株)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事)141,035口
みずほ証券47,088口
マッコーリーキャピタル証券2,825口
大和証券2,825口
SBI証券2,825口
FFG証券942口


当選を狙うとしたら三菱UFJモルガン・スタンレー証券からの当選確率が高いと思います。また、委託幹事としてauカブコム証券からの抽選参加も可能だと思います。ソフトバンクIPOの時のように抽選確率が高いとは思いませんが、確率は高めだと思います。


auカブコム証券のIPO抽選ルール


auカブコム証券の口座は大型上場の場合は獲得しやすいため開設しておくことをお勧めします。エスコンジャパンリートでは申し込む方は少ないでしょう。また、上記の幹事引受株数も暫定値なので変更が行われる可能性があります。


現在の私の投資スタンスは不参加予定です。仮条件が大幅に引き下げられれば参加するかもしれません。多分私のような投資スタンスの方は多いと思います。もしくは参加しない方向でしょう。エネクス・インフラ投資法人(9286)も同日上場になっておりどちらも厳しい船出となりそうです。


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