EduLab(4427)の初値予想暫定記事になります。同日上場が4社あり残念な銘柄です。基本的に買われる傾向にあると思われますが、上場規模が大きく油断はできないでしょう。人工知能を使用した事業やサービスに投資かは興味があると思いますが、2016年9月期が売上のピークだったことがやや引っ掛かります。


少子化問題による業績懸念はあるものの、同社サービスを使用する学校は増加しているようです。現在のところ成長期にあるため今後の業績期待は高いそうです。第4期第3四半期連結累計期間の販売実績は「公益財団法人日本英語検定協会」への売上が23.9%、「株式会社教育デジタルソリューションズ」への売上が28.5%となっています。


前期は、文部科学省への売上が43.5%となっているようです。


EduLab(4427)初値予想暫定と評判


項目株数データ
想定価格2,800円
仮条件2,800円~3,200円
公開価格12月13日
公募株数932,000株
売出株数508,100株
公開株数(合計)1,440,100株
オーバーアロットメント216,000株
幹事団SMBC日興証券(主幹事) ←当選狙い!
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
auカブコム証券
マネックス証券 ←完全平等抽選


初値予想3,000円~5,000円


2019年9月期の連結業績予想は売上71.62%増、経常利益42.70%(3.72億円増)と増収増益予想となっています。売上・利益ともに拡大し業績不安はないようです。EPS104.20からPERを算出すると約30.71倍、BPS699.55からPBRを算出すると約4.57倍となります。類似企業的にはやや割安といった程度でしょか。


国内教育市場は少子化の進行で大学受験者数が減少しているものの、英語教育は低年齢化し、平成20年度からスタートしている小学5年~6年生を対象とした小学校の英語教育は平成23年度に小学5年生から必修となり、さらに平成32年には小学3年生からの必修化、小学5年生からの教科化が実施される予定だそうです。


EduLabの詳細は下記記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。ICTにドコモもビジネスパートナーとして参画しています。

⇒ EduLab(4427)IPO新規上場と初値予想 【AI銘柄だぞ】


また、平成32年から始まる大学入試制度改革において、文部科学省により英語試験は民間の資格・検定試験を活用して4技能を評価する方針が決定され、能力測定及び学習の両面においてICT化が不可欠となるなど、今後の市場の動きは同社グループにとって大きな事業機会となるそうです。


さらにアジア圏の人口が増加し、IT化が益々進むことが想定され事業収益のチャンスとなるようです。今後も継続的な成長を果たしていくためには、開発したIRTを実装したCBTシステムや大規模試験の利用が可能な記述式答案の採点システムが、今後も市場での優位性を確保するために必要であることから製品機能の強化が必要になるそうです。


海外事業は早期に黒字化を行い、香港やシンガポール、米国法人において早期にロイヤリティ収入、キャピタルゲイン収入及び販売代理店収入の実現を図るそうです。基本的に収益は、コンテンツ、ソフトウエア及びシステムの提供に基づくライセンス収入になります。


上記のようなことから事業収益は拡大するようなので、上場規模が大きいことがデメリットでしょう。そして同日上場が4社あり資金分散が起きそうです。ただ個人的には公開価格割れをすると考えていないため、それなりに申し込みを行いたいと考えています。同日上場は関連記事に入れておきます。


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