CAPIMA(キャピマ)からシステム開発企業支援債権担保ローンファンドが公開されたため考察してみました。


年利6%の高利回り案件になり運用期間が11ヶ月の短期運用となっています。募集方法を確認すると今回は先着募集となっていました!


CAPIMAのシステム開発企業支援債権担保ローンファンド
※CAPIMA公式サイト引用


ファンド内容を確認すると株式会社セレーネの運転資金としてファンド組成を行うようです。


気になる担保設定は「貸付先が保有する売掛金」に対して担保を設定することで保全するとあります。


また、貸倒率等を考慮した担保価値を算出し、貸付期間において担保価値が貸付金額を上回る担保設定となっているそうです。この辺りは投資家の元本毀損とならないようにしっかり設定されているはずです。


投資家から集めた資金は「人材採用・育成」のための運転資金となっています。最先端技術を導入し2025年の崖を乗り越えるために利用されるようです。


貸付先は株式会社セレーネになり、創業時からシステム開発を手掛ける企業となっています!


システム開発企業支援債権担保ローンファンドの募集内容を確認してみました

CAPIMA(キャピマ)は貸付型クラウドファンディングになるためバリエーションが豊富だと感じます。


過去にも債券担保ローンが登場していますが、今回は「システム開発企業支援」となっています。


システム開発企業支援債権担保ローンファンドの投資スキーム
※CAPIMA公式サイト引用


ファンドスキームは上記のようになります。


ファンド営業者は同社100%子会社のアバンダンティアファンディング株式会社になり、投資家はCAPIMAを通じてファンドに投資する流れになります。


資金の貸付先は株式会社セレーネになり、ITエンジニアを採用・育成し最先端技術を導入していくための「運転資金」が資金使途となっています。


最近は金融機関などから資金を借り入れるよりもクラウドファディングを通して資金調達を行う企業も増えているようです。


金融機関からの借り入れだと煩雑な事務作業などが発生するため短期間の借り入れの場合はクラウドファンディングを利用する企業も少しずつ増えているようです。


項 目その内容
募集予定金額50,000,000円
予定利回り6%(年利・税引き前)
予定運用期間11ヶ月
出資単位1口10,000円
募集方法先着募集
貸付タイプシニアローン
募集期間2023年9月19日(19時開始)~2023年9月26日(24時締切)
利益配当方法毎四半期
元本償還方法満期一括償還
担保・保証金銭債権担保


募集内容をまとめると上記のようになります。


投資は1口1万円からのため投資しやすいと思います。入金時の振込手数料は投資家持ちとなりますが、出金時の振込手数料は無料です。


また、同社への入金先が「GMOあおぞらネット銀行」となっていることから、GMOあおぞらネット銀行から振り込めば入出金手数料を無料にできます。


システム開発企業には2025年の崖が存在する!

2025年の崖とは経済産業省が警告している課題になります。


日本企業がDXの取り組みを十分行わなかった場合に、2025年以降に年間で最大12兆円の経済損失が発生するという内容です。また国際競争力を失うとされています。


経済産業省が警告する2025年の崖
※CAPIMA公式サイト引用


その壁を乗り越えるために貸付先の株式会社セレーネでは、積極的に人材を採用・育成し最先端技術を導入するために資金が必要みたいですね。


戦力となる人材を獲得し、パートナー企業(取引先)との関係をより強固なものとして、最終的なクライアントのDXを促進する狙いがあるそうです。


そうすることで日本の産業競争力強化に寄与するそうです。


【DX化する際の問題点】
  • 既存のあらゆるシステムが事業部門ごとに構築されていることで、全社横断的に効率良くデータ活用が思うようにできない
  • 既存システムに過剰なカスタマイズされていることで、複雑化・ブラックボックス化=レガシーシステム化しており、特定人材しか対応できない
  • 経営者がDX化を望んでいても現場スタッフからの抵抗が大きく実行できない


株式会社セレーネだけではなく同じようなことに悩んでいる企業は多いはずです。


株式会社セレーネはシステム開発を手掛け10年以上の実績がある企業となっています。顧客ビジネスの創出や業務効率化、システム導入によって顧客の期待値を超える価値を提供することに尽力してきたそうです。


パッケージ化されたシステムの他、フルスクラッチによるシステム提供を行っているそうです。


kimukimu

フルスクラッチとは既存のものは使わず何もない状態からシステム開発を行うことを指します。比較的レベルの高いシステム提供を行えるようです!



株式会社セレーネについて詳しく知りたい方はCAPIMAの公式サイトに詳しく書かれているのでチェックしてみてください。


システム開発企業支援債権担保ローンファンドの担保評価額と保全措置について調べました

投資を行うにあたり最重要項目は担保設定だと思います。担保がしっかりしていれば安心できますからね。


CAPIMA(キャピマ)担保評価額と保全措置
※CAPIMA公式サイト引用


同社によれば取引先に対しての売掛金(本金銭債権)が担保になるそうです。


取引先は大手グローバルコンサルティングファーム・大手商社グループ企業・医療機器やアパレルなどのメーカー・官公庁が所管する特殊法人のグループ企業などとなっています。


大規模かつ分散された業種・セクターのクライアントを有しているため、好不況の波に影響されることなく安定的な事業運営となっているようです。


kimukimu

売掛金(本金銭債権)については一定のディスカウント率を考慮した担保価値を算出しているそうです!



また、貸付期間において担保価値が貸付金額を上回るように担保設定されるそうです。


この辺りはの調査はしっかり行われていると思うので問題ないと思います。過去にも似たような案件が出ているため担保設定はしっかり行われているはずです。


まだ同社について詳しくご存知ない方は下記記事で投資内容をまとめているので参考になればと思います!




CAPIMA(キャピマ)のシステム開発企業支援債権担保ローンファンドまとめ

CAPIMAのファンド組成は現時点で12案件となっています。全て成立しているため人気があると考えて良さそうです。


特に特別優待が付くファンドは人気だと思います。


システム開発企業支援債権担保ローンファンドまとめ
※CAPIMA公式サイト引用


今回のシステム開発企業支援債権担保ローンファンドは6%の高利回りのため人気だと思いますが、まだ募集枠が残っているようです。


私が投資家登録した時は1営業日で口座が開設できたため、投資するのであればまだ間に合いそうですね。


投資枠が残っているため現在行われているキャンペーンにも参加しやすいと思います。


過去のファンド組成を確認すると現時点で1億円を集めた「日本橋室町 不動産担保ローンファンド」が最大規模になります。


今回は5,000万円の募集なので同社への投資を考えている方は急いだほうが良いのかもしれません!




キャンペーンに参加するには「招待コード」が必要になります。公式サイトにキャンペーン表記がないため下記記事を参考にしていただけたらと思います。


20万円以上の投資だと現金5,000円が貰えます。50万円以上だと現金13,000円です!最大100万円なので参加するチャンスかもしれません。


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