オプティマスグループ(9268)初値予想とIPO分析記事になります。2017年最後のIPOは東証2部上場のオプティマスグループとなりました。マザーズで初値持ち越し、そして即金規制でさらに上を目指す展開を期待していましたが、盛り上がりに欠ける東証2部案件です。しかも減益予想が出ています。


オプティマスグループ(9268)初値予想とIPO分析記事


業種:卸売業
市場:東証2部
公開予定:12月26日
BB期間:12月08日~12月14日


100株単位
公募株数 270,600株
売出株数 1,340,600株
合計株数 1,611,200株(16,112枚)   ←株数は多めです
※オーバーアロットメントによる売出し241,600株


想定価格 1,710円 ⇒ 17.1万円必要
仮条件  1,710円~1,800円に決定しました!
公開価格 12月15日に決定予定


【幹事団】
野村證券(主幹事)
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券  auカブコム証券委託
SMBC日興証券
SBI証券
いちよし証券



オプティマスグループ(9268)IPOの評判と分析


仮条件上限が想定発行価格よも90円引き上げられています。
市場からの吸収額は約29億円、オーバーアロットメントを含めて算出すると約33.4億円です。
東証2部上場の規模としてはややサイズが大きいと思いますが、2017年を締めくくるIPOとなるため買い需要は多いと思います(イベント)


オプティマスグループ(9268)IPO初値予想
↑クリックで拡大します     ⇒ auカブコム証券で佐川IPO配分ありました


オプティマスグループセグメント


オプティマスグループ(9268)販売実績
↑クリックで拡大します


日本のオートオークション事業者から中古自動車を仕入れ、輸出に係る清掃・整備・検査・検疫、海上輸送に係る非船舶運航業務及び輸入車検、自動車ローン、メンテナンス等のアフターサービス、レンタカーなどのエンドユーザー向けサービスなどを行います。


輸出先はニュージーランドを主力としていますが、今後はオーストラリアやイギリスなどへも輸出を拡大していくそうです。現在は12か国でサービスを展開。
同社のセグメントは「貿易」「物流」「サービス」「検査」に分かれ、子会社26社及び関連会社1社で構成されています。


【トレーダーズ・ウェブ】
2017年3月期の連結売上高構成比は、貿易58.5%、物流15.8%、サービス13.7%、検査12.1%




オプティマスグループ(9268)IPO初値予想と幹事引受株数

オプティマスグループ初値予想1,950円



【幹事配分株数】
野村證券(主幹事) 1,369,600株
みずほ証券 64,400株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 64,400株
SMBC日興証券 64,400株
SBI証券 32,300株
いちよし証券 16,100株

auカブコム証券委託引受け



オプティマスグループ(9268)IPOの上場類似企業


【業績等の概要】 2016年4月01日~2017年3月31日
売上高270億92百万円(前年同期比10.9%減)
営業利益15億76百万円(同34.9%減)
経常利益19億44百万円(同35.7%増)
親会社株主に帰属する当期純利益13億67百万円(同48.4%増)

第4期第2四半期連結累計期間(2017年4月01日~2017年9月30日)
売上高128億97百万円
営業利益8億8百万円
経常利益9億71百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益6億33百万円



【類似企業】
アップルインターナショナル(2788) PER7.55倍 PBR0.63倍
トラスト(3347) PER20.56倍 PBR1.22倍
IDOM(7599) PER28.48倍 PBR2.13倍



オプティマスグループ(9268)IPOのロックアップとストックオプション


ロックアップ期間90日間、ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。
ベンチャーキャピタル出資はありません。
ストックオプション総数は389,480株存在し、行使期限は2018年4月15日~2026年4月14日です。発行価格は1,620円です。
株主優待や株主配当金の設定はありません。

 オプティマスグループ(9268)IPO新規上場承認記事へ


EPS211.60を基にPERを算出すると約8.5倍、BPS1,874.81を基にPBRを算出すると約0.96倍です。
上場時発行済み株式総数5,293,125株を基に時価総額を算出すると約95.3億円です。
2018年03月期の業績予想は売上5.3%減、経常利益12.7%減を予想しています。


本来であれば公開価格を割れてもおかしくないように思いますが、野村證券主幹事であることと、2017年最後のIPO、そして単独上場なのでなんとか利益が出るのではないかと予想しています。
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