トリドリ(9337)の抽選結果が出ました。直近のブックビルディング状況を観察していると当選を狙い積極的に抽選に参加している方が多いようです。


IPOに当選してから購入判断を行うスタンスでしょうか。個人的にはそこまでの勢いはありません。


トリドリ(9337)IPOの抽選結果


同社はインフルエンサーマーケティングサービスの開発や提供を行う企業です。SNSなどに特化した事業内容になり、手掛ける事業の広さに魅力があります。


ただ実績が出ておらず売上と逆行し赤字額が拡大しています。


また無理やり上場してくる感じがするため評価しにくい銘柄だと思います。PSRは0.8倍との観測がありディスカウントは高いと考えられています。


ストック型ビジネスでもなくPSR0.8倍でも評価されない可能性もありますけどね。ただIPO時には公開価格を超えてくると判断されています。


IPOでは人気が見込める事業、また吸収金額が低くいダウンラウンド案件、大手VCへの親引け追加発表などの材料があります。上場規模は約7.5億円、時価総額約46.4億円に決定しました。


赤字上場という懸念材料もありますが、まったく赤字が改善できていないことが問題だと思います。某紙では広告費を抑えることで赤字が改善するとの報告があります。


上場後に広告費を抑える方向だろうか?とこの辺りも疑問です。上場日の2022年12月19日は単独上場となっているため日程はプラス効果がありそうです。


トリドリ(9337)IPOの公開価格が決定しました

公開価格は仮条件の上限に決定しました。


目論見によれば申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回る状況だったそうです。


また、申告された総需要件数が多数にわたり、需要の相当数が仮条件の上限価格だったとあります。


幹事引受け価格は1,380円に決定しています。上場承認時の基本データや業績などは下記記事でまとめています。

トリドリの上場データと初値予想を考察


トリドリ(9337)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

幹事別の抽選結果を確認してみました。公開株数などの変更は行われませんでした。


幹事名抽選結果
大和証券(主幹事)落選
SBI証券落選
みずほ証券落選
SMBC日興証券落選
楽天証券抽選前
松井証券落選
マネックス証券落選
あかつき証券口座なし


トリドリ(9337)IPOの大和証券の抽選結果


抽選結果を確認すると全滅でした。補欠当選もなく完全落選となります!


公開株数が少ないため当選確率は低くなるはずですが、赤字上場でもブックビルディングは賑わったようです。


初値だけは高くなるとの観測があるため当選された方は上場を楽しみにしておきましょう。


マネーフォワード系ファンドの親引けは好材料だと思います。




トリドリ(9337)IPOの最新の初値予想は?

トリドリの最新の初値予想について調べてみました。


最新のIPO初値予想


大手の最新の初値予想は1,650円~1,800円となっています。


公開価格が1,500円となっているため利益見込みがあります。短期資金が向かうと考えられているようです。


上場後はやや警戒したほうがよいと考えています。似たようなダウンラウンド案件だとエアークローゼット(9557)が参考になりそうです。上場時期が異なるため参考程度に確認しておきましょう。


上場ラッシュ前半のため投資家は楽観視しているようですが、地合いの急変があると怖いと思います。


直近でIPO市場に資金が流入しているため乗りきれそうな雰囲気だと考えています。今年はこのまま落ち着いた相場が続くことを祈るばかりです!


また、IPOに積極的に参加している方が多いようなので、不人気IPOにもそれなりに申込んでおいたほうがいいのかもしれません。当落にこだわる方はスタンスの変更が必要かもしれません。


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AI運用に強みを持つロジックになり実績が出ているため利用者も伸びているようです。短期で利益を狙うことも出来るそうです。詳しくは下記記事にまとめています。


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