竹本容器(4247)IPOが新規上場承認されました。市場は東証2部となっており業種は化学の大和証券主幹事となっています。公開株数は750,000株となり、オーバーアロットメントは112,500株、上場規模は約7.6億円となるため東証2部でも人気となる可能性は多少あると思います。
業種:化学
市場:東証2部
公開予定:12/17
BB期間:12/02~12/08
【事業内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(竹本容器株式会社)及び連結子会社4社(株式会社共栄プラスコ、上海竹本容器包装有限公司、竹本容器(昆山)有限公司、Takemoto Packaging Inc.)により構成されており、プラスチック製の包装容器等の製造販売を行う、容器事業を営んでおります。
まとめると⇒ プラスチック製等の包装容器の製造及び販売
【資金使途】
手取概算額383,600千円及び「1 新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限98,000千円については、全額を平成27年12月期中に実施する設備投資資金として平成28年5月までに充当する予定です。具体的には、208,000千円を当社のスタンダードボトル開発のための金型代金として、273,600千円をプラスチック製容器製造に使用する成形機並びに顧客個々の要望に応じた印刷を施すための各種印刷機械、その他の二次加工用機器及びこれらの付随機器・施設等の生産機械代金として充当する予定です。なお、具体的な支払いが発生するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
100株単位
公募株数 445,000株
売出株数 305,000株
合計株数 750,000株(7500枚)
想定価格 880円 ⇒ 8.8万円必要!
仮条件 880円~900円決定
【幹事団】
大和証券
野村證券
SBI証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ証券
SMBCフレンド
■ 竹本容器IPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出し112,500株
想定発行価格880円を基に吸収金額を算出すると約6.6億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約7.6億円となります。
東証2部案件ですが小粒なので日程が重なっていなければ考えたいところでしたが
同日上場が3社あり残念な銘柄です。嫌いではない銘柄なので万が一当選して
割れたらしばらく保有でしょうか。
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売上は横ばいイメージですが、利益は平成23年の赤字以降は順調のようです。
連結子会社は4社により構成されており、プラスチック製の包装容器等の製造販売を行う
企業となります。
化粧品・美容事業者、食品・健康食品事業者、日用・雑貨事業者、化学・医薬品事業者を主な
顧客層とし、日本、中国、アメリカなど世界にまたがって販売しています。
販売先数はグループ全体で4,716社となり、顧客が必要に応じて利用できる金型を2,657型用意
しています。コスト面では金型の製作が不必要となるため大きな顧客メリットになります。
基本的にスタンダードボトルを活用し、金型やデザインなどの組み合わせにより独自性の高い
包装容器を、短納期かつ小ロットから提供する事ができ顧客支持を集めているようです。
会社設立は1953年と老舗企業です。
東京都台東区西浅草に事務所を構え社長は竹本笑子氏になります。
社員数は322人を抱え、平均年齢36.4歳、平均勤続年数10年、平均年間給与約426万円
となっています。
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【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である竹本力、竹本雅英及び山本勝人、並びに当社の株主である竹本笑子、竹本容器若竹持株会、竹本えつこ、深澤隆弘、山本健人、深澤英里子、菅井信二、竹本真理、株式会社三菱東京UFJ銀行、山本恵子、鳥飼茂、伊藤茂光、原田耐、湯本英雄、福田正、第一生命保険株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、丸山正基、二宮洋、竹本亮子、金子豊、佐藤衛、竹本茂樹、三浦智恵子、三浦幸徳、柳原光浩、藤森宏、中井裕之及び中川正人は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(平成27年3月16日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及び売却価格が本募集等における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。
ロックアップは90日間となり発行価格の1.5倍でロック解除となります。
竹本一族って感じですね。
売り圧力もあまりなさそうなので、地味な発進でしょうか。
販売では国内が77.5%を占め、中国20.8%となっています。
化粧品・美容の販売先が50%以上となっているようです。
個人的に地味企業は嫌いではないですが、IPO的にはあまり魅力がありません。
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