ティーケーピー(3479)初値予想とIPO分析記事になります。1枚あたりの単価が高く申込にも慎重になりがちです。しかしながら公開価格が仮条件上限決定の場合は60.6万円必要となり個人的に資金移動が面倒です。ということは当選確率も上がる傾向に?


ティーケーピー(3479)IPO初値予想


業種:不動産業
市場:東証マザーズ
公開予定:03/27
BB期間:03/08~03/14


100株単位
公募株数 310,000株
売出株数 199,200株
合計株数 509,200株(5,092枚)    ←運が良ければ当選?
※オーバーアロットメントによる売出し76,300株


想定価格 5,890円 ⇒ 58.9万円必要
仮条件  5,890円~6,060円に決定しました!
公開価格 03/15に決定予定です


【幹事団】
野村證券
大和証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券    auカブコム証券
SMBC日興証券
東海東京証券     ←IPO環境が充実しています
岡三証券     岡三オンライン
藍澤證券
SMBCフレンド証券
SBI証券     ←SBI証券でIPOをはじめる3つのポイントはこれだ 





仮条件上限は6,060円になり、想定価格よりも引上げられています。
これに伴う吸収金額は約30.9億円、オーバーアロットメントを含めると約35.5億円
となります。
マザーズ案件では吸収額が大きい方です 


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同社は空間再生流通事業として貸会議室サービスを中心に展開している企業です。
貸会議室の仕入を行うにあたり、貸会議室オーナーとの契約形態として、通常の
固定賃料による賃貸借契約・定期賃貸借契約の他、運営受託契約として変動賃料
による契約体系など、賃料水準等の状況に応じたリスクを盛り込んだ上で、貸会
議室オーナーのメリットも確保可能な賃借条件を提案しています。


契約形態別の収益性については、運営受託契約による会議室は、貸会議室における
売上高の一定割合を貸会議室オーナーに支払うこととなるため、稼働率にかかわら
ず利益率はほぼ一定となり、売上高が低迷した場合でも損失を抑制することが可能です。


一方で通常の固定賃料による会議室は、貸会議室の稼働率にかかわらず、定額の
賃借料が継続的に発生するリスクがある反面、売上高が損益分岐点を大きく超えた場合
には収益性が高くなるという特徴があります。
※貸会議室は国内に1,709室、海外に42室

ティーケーピー初値予想6600円



【幹事配分】
野村證券 433,600株
大和証券 25,400株
みずほ証券10,100株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券10,100株
SMBC日興証券5,000株
東海東京証券5,000株    ←IPO環境が充実しています
岡三証券 5,000株
藍澤證券 5,000株
SMBCフレンド証券5,000株
SBI証券 5,000株


【業績等の概要】 平成27年3月1日~平成28年2月29日
売上高17,941百万円(前年同期比26.7%増)
営業利益2,004百万円(同128.3%増)
経常利益1,848百万円(同160.3%増)
当期純利益は935百万円(同175.8%増)

第12期第3四半期連結累計期間(平成28年3月1日~平成28年11月30日)
売上高16,510百万円
営業利益2,599百万円
経常利益は2,501百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益1,344百万円



【類似企業】
東急不動産ホールディングス(3289)PER12.99倍 PBR0.92倍
ダイビル(8806)PER19.62倍 PBR0.85倍
エリアリンク(8914)PER13.66倍 PBR1.23倍





ロックアップ期間は90日間、ロックアップ解除倍率は1.5倍です。
ベンチャーキャピタル出資がありますが大半はロック対象となります(90日の1.5倍)
ストックオプション総数は128,500株存在し、最短の行使期限は平成30年12月から
となります。ストックオプション発行価格は「株式公開時の公開価格」になるようです。
株主優待や株主配当はありません。
 ティーケーピー(3479)IPO新規上場承認記事へ


EPS374.00を基にPERを算出すると約16.2倍です。
上場時発行済み株式総数4,730,000株を基に時価総額を算出すると約286.6億円です。
2018年02月期の業績予想は売上22.8%増、経常利益24.5%の見込みとなります。
主幹事引受価格5,006.50円となり、公開価格と大きく開きがあるようです。

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