過去の大型銘柄IPOの初値結果を見てみたいと思います。何か解るものはあるのでしょうか?地合いにより仮条件や募集価格が異なりますが、その環境下で初値が付く事から参考になる数値が出てくるかもしれません。JR九州の初値は各社概ねプラス予想を出してきていますが、どうなるかは上場日まで解りません。まあ気休めの参考値とお考え頂きたいと思います。
LINE(3938)公開価格3300円 ⇒ 初値4900円(騰落率+48.48%)
コメダHD(3543)公開価格1960円 ⇒ 初値1867円(騰落率-4.74%)
日本郵政(6178)公開価格1400円 ⇒ 初値1631円(騰落率+16.5%)
かんぽ生命保険(7181)公開価格2200円 ⇒ 初値2929円(騰落率+33.14%)
ゆうちょ銀行(7182)公開価格1450円 ⇒ 初値1680円(騰落率+15.86%)
リクルートHD(6098)公開価格3100円 ⇒ 初値3170円(騰落率+2.26%)
すかいらーく(3197)公開価格1200円 ⇒ 初値1200円(騰落率0%)
基本的に大きな上場は公開価格を超えていますが、過去にはジャパンディスプレイと
いう株も存在しており、多少心配する面もあります。
事業の安定性についてはJR九州を信じたいですね。
何とか鉄道以外の収益により黒字を保っている状態ですが、基本の鉄道事業は赤字です。
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利益につながっているのは、駅ビルなどの不動産関係になります。
新幹線開通でも赤字を埋める事はしばらくできないでしょうから、鉄道以外で稼がなければ
いけません。今後は東京にも複合ビル開発に乗り出し新たな収益を得る挑戦も既に
始まっているようです。
株主優待が魅力ですが、九州外の方にはあまりメリットが感じられない内容になっています。
株主配当は30%の配当性向になり、類似企業の東日本旅客鉄道や西日本旅客鉄道よりも
水準的には高配当になりそうです。
詳細記事⇒ 九州旅客鉄道(9142)IPO新規上場承認 | JR九州IPO
時価総額は4000億円程度を見込んでいますが、仮条件上限が極端に引き上げられ3000円
としても時価総額は5000億円に達しません。他の2社はその数倍の時価総額になります。
長期投資であればかなりの確率で上に向かう可能性を秘めています!
政治がらみで株価が上がる?事もネットでみましたが、私には解りませんね~
下値はを叩くような銘柄では無いため、かなりの個人投資家や機関投資家が参戦するはず
です。大手初値予想以上の結果を予想される方も多いようです
なんとか成功して、初値後も上値を狙う銘柄になって欲しいものです。
2017年3月は鉄道固定資産の減損と新幹線利用料の前払いにより、鉄道事業が黒字化
するそうですが、株価を上げるニュースではなく織り込み済みでしょう~
また配当は37.5円の2回になり3%を超えてくるようです。
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