個人投資家には不人気だったリガク・ホールディングス(268A)が上場します。そのため上場直前の初値予想を調べました。


個人的に控えめにIPO抽選に参加していたため当選はできませんでした。しかし補欠当選分を購入申込したところ全て落選しています。


リガク・ホールディングスIPOの最終初値予想
※リガクHD公式ページ引用


東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段1,260円(公募・売出価格)
上限値段2,898円(更新値幅63円、更新時間10分)
下限値段945円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲315円以上、5,040円以下


理科学機器を扱う大手企業の上場になります。募集は全て売出株で海外販売が多い特徴があります。


仮条件が上振れし機関投資家評価は高かったようですが、個人投資家は冷めた目で見ている方が多いようです。


kimukimu

東京メトロのIPOを大量に貰った富裕層はリガク・ホールディングスの株式を付合いで引き受けているようですね。



ファンド出口案件なので警戒されていますが、円安が進行しているため同社の業績上振れに期待できます。想定為替レートが1米ドルあたり142円です。


半導体関連で堅調な業績となっていることから投資材料はあると思います。ただ読めないのが東京メトロに資金が向かったためリガク・ホールディングスまで買いが入るのか?ということです。


ファンド出口案件でなければ問題ない銘柄だったんですけどね。外人はファンド絡み出も儲かると思ったら投資してきますが国内投資家はファンド絡みだと積極的に投資しません。


上場規模は約1,291.5億円、時価総額は約2,838.4億円に決定しています。


東京メトロ上場時の吸収金額は約3,486.0億円でした。この2日後にまた大型上場というのが気になります。それと日経平均が軟調のため投資家の意欲も低下していそうです。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」リガク・ホールディングス(268A)の上場データと初値予想を考察!


リガク・ホールディングスの上場直前の初値予想を調べました

リガク・ホールディングスの上場直前の初値予想が気になっている方が多いようです。


当サイトへのお問い合わせの他、SNS経由の問合せも多数ありました。


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は1,260円となっています。幹事引受け価額は1,203.30円です。


市場コンセサンスの下限が1,200円で大手予想の下限が1,300円となっていました。リスクを取った投資家が勝つのか?はたまた見送った投資家が賢いのかわかりませんがどんな結果になるのか楽しみです。


外資系ファンドの出口案件というだけで今は不人気だと思いましたが、KOKUSAI ELECTRICと似ていると某紙が書いたためブックビルディングに参加した方もいたと思います。


KOKUSAI ELECTRIC(6525)は大相場になりましたからね。ただ同社がそうなるのかはしばらく時間が経たないとわかりません。


個人的には初値が低い場合にだけセカンダリーに参加してみたいと考えています。東京メトロのIPOで勝てたので無理する必要はないでしょう。


kimukimu

大手予想も外れることがあるので信じてしまうと損失を被ることもあります。投資は自己判断で行いましょう!!



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