オルツ(260A)の初値予想と幹事割当数などを調べ評価したいと思います。このIPOは抽選に参加しないつもりです。かなり微妙だと某紙は表現していますが赤字拡大企業なので駄目だと考えています。
AIベンチャー企業なので先行投資は必要だと思いますが上場ゴールにしか感じません。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 510円 |
仮条件 | 9月25日 |
公開価格 | 10月03日 |
公募株数 | 7,500,000株 |
売出株数 | 1,500,000株 |
公開株数(合計) | 9,000,000株 |
オーバーアロットメント | 1,350,000株 |
幹事団 | 大和証券(主幹事) SBI証券 野村證券 あかつき証券 松井証券 丸三証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
同社は高度な自然言語処理技術や機械学習を用いたパーソナルエージェントの開発に強みを持つ企業です。
IPOでは好まれる人工知能関連になります。ただ広告費をかけ過ぎて赤字に陥っているようです。
某紙ではエクサウィザーズ以来の赤字AI関連の上場?とまで出ているようです。エクサウィザーズの名前が出るだけで投資したくないと思ってしまいました。
想定発行価格510円による吸収金額は約52.8億円、時価総額は約170.1億円になります。このクラスのIPOで割れたら酷いことになりそうです。
親引けとして引受ける企業もなくAI関連というだけでは厳しいでしょう。収益モデルがストック型になるようですがまるで駄目だと思います。黒字化するタイミングでの上場なら問題ありませんが赤字拡大ですからね。
オルツ(260A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。予想を確認しただけだと公開価格を超えそうな気がします。ただレポート内容を確認すると駄目っぽいです。最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想500円~600円
※注目度A、想定発行価格510円
※注目度A、想定発行価格510円
そもそも上場できるのか?と思うところもあります。
プロダクトが主力なので費用先行なのはわかりますが投資家が期待する業績ではないですよね。赤字拡大なのが心配なんですよ!
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」オルツ(260A)の上場データと初値予想を考察!
オルツ(260A)の幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券が単独で務めます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
大和証券(主幹事) | 7,200,000株 | 80.00% |
SBI証券 | 819,000株 | 9.10% |
野村證券 | 738,000株 | 8.20% |
あかつき証券 | 117,000株 | 1.30% |
松井証券 | 117,000株 | 1.30% |
丸三証券 | 9,000株 | 0.10% |
大和証券や大和コネクト証券から申込めばかなりの確率で当選できると考えています。
SBI証券はIPOチャレンジポイントをすんなり貰えないと思っています。大量に補欠当選させて申込みさせるパターンかもしれません。
もし上場できてもファンド持ち分が多く株価が上がるようには思えません。個人的にはかなり悲観的に見ています。
SaaS形態で赤字上場と考えれば良いのかもしれませんが、このクラスで大赤字のIPOは期待できないと思います。
大和コネクト証券でIPOの取扱いが発表されました。IPOルールや抽選に参加する際の注意事項などを徹底的にまとめてみたので、応募を行う前に確認を行っておきましょう。実は凄いことに気が付きました。当選確率を高める方法 …
オルツ(260A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。事前評価が低く公募組で参加する方は少ないと思います。※オルツ公式サイト引用
業績を確認すると2024年12月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上55.45億円となり前期41.11億円から34.88%増、経常利益-28.32億円となり前期-14.97億円から赤字拡大となります。
四半期利益は-28.32億円となり前期-14.98億円から赤字が大きく拡大します。
想定発行価格510円から指標を計算するとEPS-116.03からPERは計算不可、BPS98.14からPBR5.20倍になります。
最近はIPO人気が低迷しているにも関わらず人気が見込めそうな銘柄が少ないです。ただ人気が見込める銘柄もしばらく前に比べたら申込が少ないため当選確率が上がっているようです。
kimu
現在はIPOに資金が向かっていないためオルツには期待しないほうが良いと思っています!
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