【最終】成友興業(9170)IPOの上場直前の初値予想と気配運用!!

成友興業(9170)の上場直前の初値予想と名古屋証券取引所から発表された気配運用を調べました。短期売買で利益を得ようとする投資家は少ないと考えられています。


SBI証券主幹事のIPOで仮条件の上限に決定しなかったのは異例のようです。



※成友興業公式ページ引用


名古屋証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	2,300円(公募・売出価格)
上限値段	5,290円(更新値幅115円、更新時間10分)
下限値段	1,725円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	575円以上、9,200円以下

目論見によれば需要はいつも通りにあったが、直近の株式市場における最近の新規上場株に対する市場の評価や上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案した結果2,300円となっています。


仮条件範囲は2,200円～2,430円でした。このパターンだと公開価格割れとなる可能性が高そうです。


IPOで仮条件の上限に決定しない銘柄は不人気だと考えられ、IPOに当選しても購入しない方も出てきます。ただ今回は地方上場銘柄のため短期筋の参加が少ないと観測され、引受価格を突き抜けるような売は想定されていません。


事業も産廃処理と公共工事のためそもそもIPOでは不人気なんですけどね。


上場規模は約3.6億円、時価総額は約31.3億円になります。配当金が40円なので配当利回り1.74％です。今後増配となる期待があるようです。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」成友興業(9170)の上場データと初値予想を考察！
「プレ初値予想」成友興業(9170)のIPO評価！人気なしか

成友興業(9170)の上場直前の初値予想はこうなる！

成友興業の上場直前の初値予想について調べてみました。





大手の上場直前の初値予想は2,200円となっています。幹事引受け価格は2,116円です。


過去にはSBI証券主幹事のIPOで上限決定しなくても公開価格を超えた銘柄もあります。しかし今回は地方上場で仮条件下振れ、さらに不人気業種のため厳しい見方が強いようです。


業績のボリュームはあると思うのであまり酷いことにはならないと思います。


成長性は乏しいと思いますが業績はしっかりしています。売り物が出てしまえばその後は業績次第といった感じでしょう。


気になるのは建設業で類似企業と比較した場合に割高感があることです。前期売上の40％程度が建設事業となっています！


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