ispace(アイスペース)[9348]IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。どうやら公募組の争奪戦が起きると予想されています。


上場承認時に私も気になっていたのですが、親引けが40億円程度あるため市場に出回る株数が少ないようです。


親引けが満額で実施されるのかはわかりませんが当選しにくい状況なのかもしれません。


ispace(アイスペース)IPOの評価


項目株数データ
想定価格244円
仮条件3月27日
公開価格4月03日
公募株数24,699,700株
国内募集株式数19,935,200株
海外募集株式数4,764,500株
売出株数0株
公開株数(合計)24,699,700株
オーバーアロットメント1,242,900株
幹事団SMBC日興証券(主幹事)
SBI証券
マネックス証券
松井証券
アイザワ証券
あかつき証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


同社の事業は月に物資輸送を行うサービス等を手掛けます。国主導の宇宙ミッションではなく民間企業になるためフットワークがよさそうです。


ただし莫大な資金が必要になるため資金面の不安が常にあります。


事業内容は投資家に好まれると思いますが、大赤字なのでいつ倒産してもおかしくないのかもしれません。2023年3月期は112億円以上の赤字を計上する予定となっています。


今回の上場で調達する資金は想定発行価格244円算出で約63.3億円、時価総額は約191.8億円です。


海外販売が4,764,500株を予定しているため日本国内だけだと約51.7億円です。


さらにここから親引けの40.05億円が引かれた場合はOAを含めても約11.7億円の吸収です。新奇性があるビジネスのため需給不安はなさそうです。


直近の第三者割当増資の発行価格が1203.55円となっていることも買われる材料になりそうです。


ispace(アイスペース)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。予想値が何処まで参考になるのかわかりませんが初値2倍程度は期待ができそうです。

バイオ株よりも予想が難しいと思います。とにかく実験を成功させなければいけませんからね。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想550円~1,200円
※注目度A


日本の他にもルクセンブルクと米国に拠点があるそうです。


宇宙ビジネスは将来性があると思います。ただ収益をコンスタンスに得られるまでの道のりが不確実なんですよね。


大手によれば「祭り化」もあり得るIPOらしいので、公開株式を手に入れることができればセカンダリーにそのまま突入しても良いのかもしれません。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

ispace(アイスペース)の上場データと初値予想を考察


ispace(アイスペース)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(主幹事)16,945,000株85.00%
SBI証券1,196,100株6.00%
マネックス証券598,100株3.00%
松井証券448,500株2.25%
アイザワ証券448,500株2.25%
あかつき証券299,000株1.50%


SMBC日興証券の他に平幹事からの申込みも有効だと思います。当選を狙うには平幹事からの申込みも行っておきましょう。


特にマネックス証券が狙い目だと思います。単元株で100%抽選を実施すると思うので5,981人が当選できそうです。


また、単価が低いため当選後の売却はネット証券のほうが有利だと思います!


当選発表日はSNSでも相当な賑わいがあると思います。私も全力で当選を狙いたいと思います。マネックス証券のIPOルールは下記記事でまとめています。




ispace(アイスペース)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。業績で判断するよな銘柄ではないみたいなので参考程度に確認してきましょう。


ispace(アイスペース)IPOの業績予想
※ispace公式サイト引用


業績を確認すると2024年3月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上61.96億円となり前期9.84億円から529.67%増、経常利益-78.85億円となり前期-112.87億円から赤字が改善します。


四半期利益は-78.89億円となり前期-112.93億円からの赤字縮小となる予想がでています。結局大赤字みたいですけどね。


EPSは-101.34なのでPERは算出不可、BPSも-66.47のため債務超過となっています。この状況で上場できるのが凄いと思います。


kimukimu

宇宙ビジネスならOKなのか?バイオ株だと駄目ですよね。この差はなんでしょう。



多くの投資家は株価が高騰し、ある程度の株価で推移すると考えていることでしょう。株価が高く推移しなければ出資企業が損失を出す可能性があります。


どうなるのかはわかりませんが、ELEMENTS(5246)みたいな展開も期待できそうです。初値が高すぎなければセカンダリーも面白いと思います!


また、IPOラッシュのためCONNECT(コネクト)の証券口座は用意できていますか?大和証券が幹事入りした場合にIPOの取扱いが行われます。


今だとキャンペーンで2,500円分の株購入代金を貰えます。余ったお金は貰えるみたいですね。それとdポイントもしくはPontaポイントが1,000円分貰えるためチャンスです!


私はキャンペーン適用外の時に口座開設しましたが、IPOが当選して昨年はホクホクでした。IPOルールは下記記事でまとめています。


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