BTM(5247)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。人気が見込める事業となっていますが利益があまり出ていない企業のようです。


しかし上場規模が小さいため初値2倍程度が狙えそうです。IPOも終盤のため個人投資家の資金が向かう可能性があります。


BTM(ビーティーエム)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,350円
仮条件12月07日
公開価格12月16日
公募株数145,000株
売出株数156,400株
公開株数(合計)301,400株
オーバーアロットメント45,200株
幹事団岡三証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
東海東京証券
東洋証券
岩井コスモ証券
極東証券
Jトラストグローバル証券
松井証券
マネックス証券
水戸証券
楽天証券
委託見込岡三オンライン
DMM.com証券


事業は地方人財を活用したDX推進支援などを行っています。


顧客企業のシステム開発案件でエンジニアが不足した場合に人材を提供している企業になり、自社社員や外部協力企業、フリーランスの人的リソースを用意しています。


その9割を外部協力企業が占めているそうです。公式ページを確認するとフリーランスも多そうだと思いましたが、実際には異なるようです。


日本全国のエンジニアと協力しデジタル化を目指しシステム開発などを行います。大手によれば普通のシステム開発企業になるようです。


想定ベースの上場規模は約4.7億円、時価総額は約17.9億円になります。


業績は収益率が低いと思いましたが需要が多い事業のため増収増益の期待があるそうです


BTM(5247)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。ベンチャーキャピタル出資分を吸収するような展開は難しそうです。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想2,000円~2,500円
※注目度B、想定発行価格1,350円


VCは発行価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。


そもそも吸収金額が低いため需給不安はありませんが、セカンダリー投資に参加される方は出来高の確認を行っておきましょう。


同日上場のELEMENTS(5246)よりも大きな利益が狙えそうです。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

BTM(ビーティーエム)の上場データと初値予想を考察


BTM(5247)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は岡三証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
岡三証券(主幹事)268,400株89.05%
SMBC日興証券9,000株2.99%
SBI証券6,000株1.99%
東海東京証券3,000株1.00%
東洋証券3,000株1.00%
岩井コスモ証券3,000株1.00%
極東証券1,500株0.50%
Jトラストグローバル証券1,500株0.50%
松井証券1,500株0.50%
マネックス証券1,500株0.50%
水戸証券1,500株0.50%
楽天証券1,500株0.50%


公開株数が少ないため当選確率が低そうな案件です。そのため売り渋りが起きれば初値2倍は期待値としてあると考えています。


ベンチャーキャピタルも1社しかないため、買い優勢であれば高く売り抜けることも可能だと思います。


プラチナ化したIPOなので公募組は期待して良いのかもしれません。セカンダリー組はリスクが高そうです。


また幹事構成を確認する限り主幹事以外の当選は難しそうです。株数が少ない割に幹事引受け証券も多くなっています。


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詳しい内容を下記記事にまとめています。本人コードを入力するだけです。




BTM(5247)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


残り少ないIPOのため多くの方が参加してくるはずです。ただし主幹事以外は入金作業までして申込は行わないでしょう。


BTM(5247)IPOの業績予想
※BTM公式サイト引用


業績を確認すると2023年3月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上36.69億円となり前期30.41億円から20.65%増、経常利益1.33億円となり前期0.67億円から98.51%増となります。


四半期利益は0.81億円となり前期0.65億円から24.62%増となる予想が出ています。売上はそこそこありますが利益が出にくいようです。


想定発行価格ベースのPERはEPS66.95から20.16倍、PBRはEPS296.63から4.55倍になります。


これと言って新奇性はありませんがある程度まで買い進められると考えています。外注率が高いとされているため利益率が低いと考えています。


成長性は現状だと高いとは言えないと思います。


上場によるメリットを活かして提携先の獲得が急がれます。IPOだけは初値が高く始まり、その後はセカンダリー任せでジリ貧状態でしょうか。


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