auカブコム証券で米国株式サービスが開始されると発表がありました。米国株式は日本株式と比べパフォーマンスが良いとされるため、個人投資家を中心に人気の投資です。
今回は自動売買発注ができるとあり内容を確認してみたいと思います。手数料は業界性低水準となっているため魅力があると思います。
日本株は弱く米国株は強いというイメージが個人的にもあります。コロナ禍ではさらに日本株の弱さが顕著化しています。
日経平均も頭打ち状態が続く中で米国株は続伸傾向にあります。
また米国には世界で活躍する有名な企業が多く、日本企業と比較した場合にグローバル的な格差が大きいと感じます。
メディアでも米国株式が頻繁に取り上げられ既に投資を行っている方もいると思います。個別銘柄に投資を行っていなくてもETF(上場投資信託)などで間接的な投資を行う方は私の周りでも多いです。
と言うことでauカブコム証券から発表された内容を確認してみたいと思います!
auカブコム証券の米国株式で取引を行うにはどうすれば良いの?
米国株式取引を行うには外国証券口座の開設が必要になります。既にauカブコム証券に口座開設を行っている方は簡単に申込めるので興味があればお勧めします。auカブコム証券に口座を開設していない方はまず証券口座の開設が必要です。
口座開設者はログインを行いマイページ画面の「設定・申込」から「らくらく電子契約」をクリックし、「お取引サービス」項目にある米国株式の申込を行う流れになります。
※上記画像はまだ口座開設受付前なので米国株式の表記はないようです
外国証券口座の口座開設はスマートフォンやパソコンなどで可能です。インターネットを利用できる環境である事、さらにメールアドレスを持っている事などが条件となっています。
証口座開設には本人確認証やマイナンバーなどが必要になります。
待ちに待った米国株式取引なので申込者も多いと考えられます。同社では投資家からの声も寄せられ、若年層のグローバルな投資意識の高まりなどからサービスを開始したようです。
インターネットの普及で若い世代を中心に情報を受取りやすくなっているため、米国株式サービスは時代の流れだと思います。
日本株よりも米国株を好んで取引している方も増えているようです。もちろん特定口座に対応しているため確定申告も基本的に行わなくて大丈夫です。
auカブコム証券の米国株式取引手数料はどうなっているのか?
同社の米国株式取引手数料は業界最小水準の0.495%(税込)になります。他社と比べると後発企業になるためコスト面はしっかり対応していると思います。為替スプレッドは1ドルあたり20銭と他社よりも安い印象を受けます。
取扱い銘柄に関しては随時取扱数拡大予定となっています。ちなみに対象市場は「NYSE」「NYSE Arca」「NYSE American」「NASDAQ」となっています。
手数料は以下のようになっています。
項 目 | その内容 |
取引手数料 | 約定代金の0.495%(税込) 最低手数料:0円、上限手数料:22米ドル(税込) |
為替スプレッド | 20銭 |
入庫手数料 | 無料 |
出庫手数料 | 2,200円(税込) |
情報料 | リアルタイム時価およびニュース等、一部有料となります。 ※2022年3月まで無料提供 |
為替が関係している取引になるため為替差益もしくは差損が発生することも覚えておきましょう。
米国株購入後に為替が円安方向に動けば為替差益が発生することになります。
わかりやすく説明すると、1ドル100円で購入した後に為替が1ドル110円になることで10円分の利益が発生します。そのため購入タイミングも少し重要になるかもしれません。
auカブコム証券の米国株式の取引概要を調べてみました。自動売買とはどんな取引?
取引概要について確認を行っておきたいと思います。殆どの方は取引コストに注目すると思いますが、念のために基本的な取引概要も調べてみました。項 目 | その内容 |
取扱銘柄 | 同社が指定する米国株式 (対象市場:NYSE、NYSE Arca、NYSE American、NASDAQ) ※随時取扱数拡大予定 |
注文受付時間 | 16:00~翌6:00(サマータイム:16:00~翌5:00) 23:30~翌6:00(サマータイム:22:30~翌5:00) ※6:01~15:59の間は予約注文も受付不可 |
取引形態 | 現物取引(委託取引)のみ |
約定日・受渡日 | (現地)約定した米国証券営業日/(国内)現地約定日の翌国内営業日 (現地)現地約定日の2営業日後/(国内)国内約定日の3営業日後 |
取引単位(単元) | 1株(口)以上、1株(口)単位 |
呼値 | 0.01米ドル(1セント)単位 |
注文方法 | 成行、指値、逆指値(指値/成行)、トレーリングストップ、Uターン注文® |
決済方法 | 円貨決済のみ(完全前受制) |
適用為替レート | 国内約定日の9時頃の当社為替レートを適用 |
さらに詳しい内容は公式サイトで確認をお願いしたいと思いますが、上記項目をピックアップしてみました。
日本では人口が減り続けているため、生産性の問題から一度落ちた経済がなかなか戻らないと言った側面があります。
しかし米国では経済が落ち込んでもすぐに回復できる力があると考えられ、日本株から米国株に投資家の資金が流れていると言われています。移民やコロナ禍の問題はありますが米国の人口は増え続けています。
成長性を考えると米国株が良いと判断している投資家が多いようです。新型コロナウイルス感染症による暴落でも急激に株価が戻ったため肌で感じている方も多いと思います。
また自動売買については上記のような注文方法があります。
「逆指値」「トレーリングストップ」「Uターン注文®」といった種類があり、取引時間が日本では夜間帯になるため自動売買が取り入れられています。
同社が目指すリスク管理追求型サービスから生まれたサービスになるようです。もちろん成行注文や指値注文で発注することも可能です。
米国株は1株単位で購入できるため小額でも投資が可能です。そのため積立投資を行う方も増えています。
auカブコム証券の米国株式取引まとめ!資金振替だけは注意が必要
米国株式を購入するには外国証券口座を開設する必要があります。私も外国証券口座を複数証券で開設していますが、申込を行うだけなので手間と感じることはないと思います。新しいサービスが始まると口座開設が集中すると思うので、外国証券口座の開設に少し時間がかかるかもしれません。新規で口座開設される場合は外国証券口座も同時に開設されるそうです。
同社のコンセプトは以下のようになると思います。
- 手数料は業界最小水準
- 取扱銘柄は随時拡大される
- 為替両替の手間を省きスムーズな取引が可能
- 取引スタイルに合った注文方法
また、取引は円貨決済となっていますが2022年度内に外貨決済機能を目指しているとあります。外貨で資産を保有したい方もきっといると思います。
投資の際に気を付けるポイントとしては外国株預り金口座へ資金を振替ることです。これからサービスが開始されますが、「預り金」から「外国株預り金」を選択し振替振替依頼を自分で行う必要があります。
ある程度の金額を振り替えておくと良いかもしれませんね。
それと2022年1月24日のサービス提供開始に向けキャンペーン発表を予定しているそうです。このためキャンペーンにも期待できるかもしれません。後発企業なので色々と面白い取り組みが期待できそうです。
取引銘柄は今後増えるとされていますが、現状では同社で取引量の多い200銘柄とETF162銘柄の合計362銘柄となっています。ETFの取扱いに期待している方も多いでしょう。
米国株式は高配当銘柄が多く30年間で約12倍も成長しています。日本株みたいに横ばい推移ではないため長期投資を行いたい方にも魅力的な投資だと思います!!
今後のサービス拡大にも期待したいと思います。
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