シンプレクス・ホールディングス(4373)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。


東証1部へ直接上場を行う再上場案件のIPOになります。業績は好調に推移し事業はコンサルティングサービスやシステム開発を手掛けています。


シンプレクス・ホールディングス(4373)IPOの上場評価


項目株数データ
想定価格1,520円
仮条件9月06日
売出価格9月13日
公募株数0株
売出株数20,650,300株
  • 国内売出株式数9,604,800株
  • 海外売出株式数11,045,500株
公開株数(合計)20,650,300株
オーバーアロットメント1,440,700株
上場時発行済み株数48,291,800株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約734.0億円
幹事団SMBC日興証券(共同主幹事)
みずほ証券(共同主幹事)
大和証券
野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
松井証券
マネックス証券
SBI証券
東海東京証券
岡三証券
委託見込SBIネオトレード証券


想定発行価格1,520円から算出される吸収金額は約335.8億円になります。現時点では売出株の53.5%程度が海外配分となっています。国内の需給だけを考えると消化できそうです。


しかし、再上場案件のためIPOでは資金が流入しにくいと考えられます。投資ポイントとなる配当金は23円が予定されており、配当利回りは想定ベースで約1.51%になります。配当狙いの買いは期待ができそうにありません。


同社はシステムインテグレーター(SI事業)のなかでは中堅上位にあたるそうです。金融領域に強みを持ち業績も直近では拡大傾向にあります。


上場廃止は2013年10月になり当時も東証1部になります。米カーライル・グループの支援によりMBOが実施されています。


現在の業績はファンド出口案件としては財務体質が悪くないそうなので、株価設定が低ければ底堅い株価を維持できそうです。また東証1部へ上場することからインデックス需要の期待により、買い向かう投資家も一定数いると考えられます。


難しいIPOになりますが、公募組の多くは参戦を控えるのではないでしょうか?地合いも悪いため、しばらく様子を伺う投資家も増えそうです。


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シンプレクス・ホールディングス(4373)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


これによると利益が出る期待が残されているように感じます。最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,400円~1,700円
※注目度A


現時点ではIPOに参加するのか微妙なところです。大型で微妙なIPOに資金が入ることもあるため最後まで悩みたいと思います。


仮条件で大きくディスカウントしてくる可能性もあります。


テスホールディングス(5074)のように初値で買われるパターンだと良いんですけどね。今回はVC案件のため厳しいと見ている投資家が多そうです。


もっと詳しく知りたい
シンプレクス・ホールディングスの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
【上場】シンプレクス・ホールディングス(4373)IPOの初値予想!東証1部の再上場案件

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは投資材料の宝庫なので上手に使いましょう!


よろしければフォローしていただく事で情報共有ができるようになります。上場直前の初値予想は記事化せずにツイートすることも多いです。



シンプレクス・ホールディングス(4373)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券とみずほ証券が共同で行います。


詳細を確認すると、共同主幹事引受会社兼ジョイント・ブックランナーになっていました。海外販売も2社で行います。


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(共同主幹事)4,226,600株44.01%
みずほ証券(共同主幹事)2,113,000株22.00%
大和証券480,200株5.00%
野村證券480,200株5.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券480,200株5.00%
松井証券480,200株5.00%
マネックス証券480,200株5.00%
SBI証券480,200株5.00%
東海東京証券192,000株2.00%
岡三証券192,000株2.00%

抽選で当選を狙うのであればSMBC日興証券からの申込みを最優先しておきましょう。


銘柄別に資金拘束される仕組みになり、IPOに当選後キャンセルを行うと1ヶ月間抽選に参加できません。このため慎重に申込みを行う方が多そうです。


日本電解(5759)では大きな利益を出した投資家もいるため、VC案件でも積極的に申込みを行う方もいるかもしれません。最近のIPOは特に難しいと感じます。




当選はネット抽選でも簡単だと思うのでリスクを取れる方は参加してみるとよいかもしれません。

資金不要で抽選に参加できる松井証券や、完全前受け金制のマネックス証券なども当選しやすいと思います。


ネット証券のため売却手数料も店頭に比べやすいため状況によって参加することを検討してみましょう。面白い案件だと思いますがどうでしょうね。


海外配分が多い場合は利益が狙えるかもしれません!


シンプレクス・ホールディングス(4373)IPOの業績予想と抽選参加スタンス

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2022年3月期の連結業績予想を確認することができました。それによれば売上303.00億円となり前期275.32億円から10.05%増、経常利益54.37億円となり前期43.24億円から25.74%増と増収増益になります。


四半期利益は37.50億円となり前期29.84億円から25.67%増を見込んでいます。業績自体は絶好調と言えそうです。


指標を確認してみると想定発行価格1,520円算出で、EPS77.65からPER19.58倍、BPS728.05からPBR2.09倍になります。配当は23円になり上場時点で株主優待は設定されていません。


地合いが悪化しているため先行きが不安と言った声も出ているようですが、ファンド出口案件のなかではそこまで深刻な状況ではなさそうです。


ただ新株予約権も最大で990万5,600株が行使可能だと指摘が出ています。


積極的に攻めるタイプの投資家以外はIPOに参加しないほうが得策かもしれません。私は悩んで楽しんでみます!!


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詳しくまとめてみたのでよかったら参考にしてください。私は30万円投資を行い既に償還された実績があります。キャンペーン狙いでしたけどね!!


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