東海道リート投資法人(2989)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。予想1口分配金につていも調べてみました。


投資市場では人気があまり見込めないようです。その代わり分配金が高いことでリスク面をカバーする内容となっています。


東海道リート投資法人(2989)IPOの上場評価


項目株数データ
想定価格96,000円
仮条件6月04日
公開価格6月14日
公募口数162,860口
売出口数0口
公開口数(合計)162,860口
オーバーアロットメント8,140口
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
大和証券(共同主幹事)
静銀ティーエム証券
SMBC日興証券
マネックス証券
東海東京証券
委託幹事CONNECT(コネクト)


目論見によれば一般募集が156億円でオーバーアロットメントによる募集が8億円となり、合計164億円の吸収になるようです。また、公開株数162.860口とオーバーアロットメントの8,140口から想定発行価格が約96,000円と算出できます。


大手では100,000円と表記されていました。仮条件が出るまでは想定価格の範囲が決まらないと考えておきましょう。参考値ですからね。


同投資法人は東海道地域の安定資産に投資するJ-REITの位置づけになり「総合型のリート」になります。メインスポンサーがヨシコン(5280)になりジャスダックに上場している企業です。この他、複数のスポンサーがサポートし合計で9社が関わるリートになります。


統一感が取れるのだろうか?とも思えますが上手くやってくれるはずです。


取得予定の資産規模は303億円で鑑定評価329億円を予定しています。信用格付けはなく鑑定NOI利回り5.6%となっています。


またセイムボード出資が約10.4%になり、2022年1月期予想のLTVが46.0%になります。LTVについては40%~50%を目安にするそうなので上手く運用される予定です。


大和証券グループのCONNECT(コネクト)でIPO取扱いが発表されました。口座開設者が少ないうちにIPOに参戦すれば当選の可能性があるかもしれません。


単元株(100株)配分なので当選すれば大きな利益になるでしょう!!


 

東海道リート投資法人(2989)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想はまだ出ていません。リートの場合は初値予想が遅いんですよね。ということで現段階で個人的な予想を書き込んでみました。


初値予想90,000円~98,000円
※想定発行価格96,000円をベースに算出


2022年の分配金予想が5,336円となることから96,000円算出だと利回りが5.56%になります。


既に上場を行ったリートで分配金比較を行ってみるとマリモ地方創生リート投資法人(3470)や投資法人みらい(3476)、エスコンジャパンリート投資法人(2971)などの分配金が5%を超えていました。


総合型と考えた場合は、マリモ地方創生リート投資法人が参考になりそうです。


もっと詳しく知りたい
東海道リート投資法人の詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
【上場】東海道リート投資法人(2989)IPOの初値予想!分配金狙いは危険か

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは投資材料の宝庫なので上手に使いましょう!


よろしければフォローしていただく事で情報共有ができるようになります。



東海道リート投資法人(2989)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券と大和証券の共同主幹事になります。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同主幹事)114,002口70.00%
大和証券(共同主幹事)32,572口20.00%
静銀ティーエム証券8,143口5.00%
SMBC日興証券4,885口3.00%
マネックス証券1,629口1.00%
東海東京証券1,629口1.00%


個人的には抽選に参加しなくてもよい気がします。ただIPOブログなので当選数を増やすために手数料が安いマネックス証券からの参戦を考えてみたいと思います。


最終的には仮条件発表後に決めたいと思います。ネット証券なので当選後のキャンセルも可能ですからね。


割当株数から1629人に当選するはずです。1口座1抽選の完全平等抽選を採用しています!IPOルールは下記記事でまとめています。




たくさん当選が欲しい方は主幹事のみずほ証券、もしくは大和証券から申込みを行っておきましょう。


東海道リート投資法人(2989)IPOの分配金と抽選参加スタンス

東海道リート投資法人の分配金を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


分配期1口分配金
2022年1月期2,150円
2022年7月期3,186円
2023年1月期3,217円


決算期は1月と7月になります。また分配金の数値は予定値になるため、実際の分配金とは異なる可能性があるため注意してください。


また2022年1月期は上場日の2021年6月22日~1月までの約7ヶ月間の数値になります。1年分配金の利回りはこの7ヶ月分を含めた計算を行っています。


機関投資家の動向を調べると基本的に参戦することはなさそうです。約164億円の規模で共同主幹事となっていることから不安感があります。この規模であれば1社でも良さそうですよね。


ただ捌けない可能性があるためかな?と感じました。利回り重視の投資家には好感されるかもしれませんが、長期にわたり分配金を安定的に得たい投資家には敬遠されそうです。


格付けを取得する予定もなさそうですし、そもそも保有している物件に魅力がない観測も出ています。東海地震のリスクもあると某企業は指摘しているようですね。


ということで仮条件次第でマネックス証券で参戦予定となっています。店頭系の企業から割高手数料を支払って参戦することはないかもしれません。


正直なところ分配金狙いであれば他のリートを狙ったほうがよいと個人的に思います。


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投資をしなくても貰えるためこの機会を利用したほうがよいでしょう。上場企業やVCから資金調達を行い勢いに乗っている企業です。株主には松井証券の名前もあります。


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