イークラウドから1号案件が公開されました。既に実績があり年商1億円突破見込みで2025年には年商48億円を目指す企業です。地方創生プラットフォームを構築しITを活用した企業になります。
地元カンパニーはその地域ならではの産品や旬の生鮮品を「作り手のストーリー」と共に贈るカタログギフトを提供する会社です。一見人気がないかも?と思いましたが内容を詳しく確認する人気化しそうな案件でした。
イークラウドを使った目標募集額は3,000万円で上限募集は5,000万円です。最低投資金額は10万円(10株)になっています。
※株式会社地元カンパニー公式サイト引用
株式投資型クラウドファンディング(ECF)に興味がある投資家は、ワクワクしながら1号案件を待っていたことでしょう。
申込募集期間は2020年7月29日~2020年8月27日とかなり長い期間申し込めるようです。しかし、これまで株式投資型クラウドファンディングへ投資を行った経験からするとすぐに満額成立になる可能性が高いと思います。
第1号案件は企業側も満を持して用意した案件だと考えられます。大和証券グループも関わっていると考えられるため、かなり上場(IPO)に近い企業なのかもしれません。
早速内容を確認してみたいと思います!
- 収益構造が既に出来上がっている企業
- 法人が売上の8割を占めリピーターが多い
- ギフト市場の拡大により収益機会を迎える可能性が大きい
- コロナ禍が業績に追い風となる可能性も十分考えられる
- 株主優待の設定があり極太アスパラが貰える!
地元カンパニーとはどんな会社なの?何を解決できる企業なのか考察
地元カンパニーは地方創生プラットフォームを活用し新しい市場を目指しているように思います。これまで国内のギフト市場はカタロググフトを送る場合は、相手が欲しいものを送るというよりも値段で決めていた部分が多い気がします。しかし、地元カンパニーの「地元のギフト」を使うことで、地域ならではの産品や旬の生鮮品を選べるとあり人気が高まっています。
またカード形式のカタログギフトになりカードの組合せ次第で、オリジナルのラインナップを作ることができるカタログギフトになっています。
※イークラウド公式サイト引用
送り手の気持ちがしっかり伝わると思います。
地元のギフトで紹介している商品は一軒一軒足を運び取材を重ねたものだそうです。そのため自信を持ってお届けできる商品になっています。送るほうも送られるほうもとても嬉しいのではないでしょうか?
株主優待などが好きな方はカタログギフトがたくさん届くと思いますが、本当に頼みたいと思えるような商品は殆どありませんよね。私もそのように思います。
生産者の紹介文や商品の説明、産品と共に丁寧な取材に基づいた生産者のストーリーも届くそうです。このような商品は温かみがあり嬉しいと感じます。
地元のギフト利用例と値段について調べてみました
地元のギフトは「WEBカタログギフト」になります。スマートフォンやパソコンでホームページにアクセスでき購入することができます。また公式サイトを確認すると「復興支援のカタログギフト」という新しいサービスも開始されていました。売上の8割が法人となっているそうです。法人が利用していることで安定した収益を得る期待ができそうです。
※イークラウド公式サイト引用
東証1部に上場する顧客も多数あるそうなので、株主優待での取り扱いがあれば面白そうです。ビジネスとしての基盤作りは既にできていると感じます。
地元のギフトのホームページもしっかりした作りだと感じます。これまで株式投資型クラウドファンディングを行ってきた企業の中にはホームページの質が低い企業ありましたが、同社の場合は大手企業のような作りだと感じます。
公式サイトはこちら⇒ 地元のギフト
ギフトの価格は3,000円未満~30,000円以上のギフトまで様々用意されています。記事作成時点では39,960円という価格が最高額になっています。逆に最低価格は1,990円でした。
カタログギフト無料サンプルお申込みなども用意されているので、気になった方は利用してみるとよいでしょう。
地元カンパニーをわかりやすく知るために動画を探しました
地元カンパニーについて動画を探すとだいぶ前の動画でしたが見つけることができました。動画を確認すると現在と営業スタイルは同じようなのでご紹介したいと思います。見ていただくとわかるように送られた相手が嬉しくなるような商品とメッセージカードが届きます。利用方法によっては地産地消にも活用できそうです。
個人的には地元よりも知らない地域の美味しい商品やお酒などで活用したいと思いました。お中元やお歳暮のように自分で選んで送る方法も良いと思いますが、時代が変わり同社のような「WEBカタログギフト」が主流になるかもしれません。
一部ではそのような動きもあるように思います。
法人が売上の8割を占めていると書きましたが、個人の利用例では結婚式の引出物や内祝いを贈る場面などで活用されているそうです。
知名度が上がってくるにつれ様々な利用方法が登場してくると思います。お祝いでお金を送るよりも「地元のギフト」を送られたほうがよいという方も出てきそうです。年齢層が高いとその傾向があるかもしれません。
お中元やお歳暮では高価だとわかっていても受け取り側が好まない贈り物もありますからね。公式サイトでは新しい動画を2つ見ることができるので投資を考えている方は確認しておくと良いと思います。
イークラウドを活用した地元カンパニーの企業概要と資金使途を調べました
実はイークラウドを利用した投資のため企業概要が凄く気になっていました。何人従業員がいるのか?何の会社なの?という疑問です。項 目 | その内容 |
社名 | 株式会社地元カンパニー |
住所 | 〒386-0508 長野県上田市上武石678 |
代表取締役 | 児玉光史 |
事業理念 | 贈る人らしさを表現する |
設立 | 2012年4月06日 |
資本金 | 3,000,000円 |
従業員 | 12人 |
従業員は12名となっています。事業内容は地元のカタログギフト事業、カタログギフトシステム事業、セガレセガール事業になります。
児玉光史氏は地元のためにという気持ちから事業立ち上げにつながったと動画で仰っています。
東京大学農学部卒、東京六大学野球のホームラン王。長野県上田市のアスパラ農家に生まれ、大学卒業後は電通国際情報サービスにてシステムセールスに従事。退職後、東京で暮らす農家の跡継ぎコミュニティを立ち上げ、地域の産品を都内で実験的に販売。地域産品の流通を活性化すべく「地元産品限定のカタログギフト」を考案。自身の結婚式で「地元産品限定のカタログギフト」を引出物として配布し好評だったことをきっかけに、株式会社地元カンパニーを設立。
イークラウドにメディア掲載履歴でいくつか紹介されていますが、同社公式サイトにはテレビや新聞、雑誌、Web媒体などかなりの数で取上げられていました。
- PRESIDENT Online
- ORDINARY(オーディナリー)
- がっちりマンデー(TBS)
上記の他にはNHKやテレビ東京、テレビ朝日、日本テレビなど沢山取り上げられているようです。
また、実家が児玉アスパラ農園をされているそうです。地元カンパニーの公式ページには採用情報も掲載されており求人募集もあるようです。
勤務地が東京都と長野県上田市になっていることから本格的にビジネス展開を行ってくると感じます。成長している企業のため、イークラウドで第1号になったと考えています。
地元カンパニーという会社に成長性を感じる投資家は応援の意味を込めて投資を行ってみるとよいでしょう。
手取金の使途を調べると「カタログギフト出品数充実のための生産者開拓費」「営業強化のための人件費及び広告費」となっています。
地元カンパニーの売上げと顧客数について調べた結果と評価
イークラウドを通して地元カンパニーに投資を行うには現在の売上や成長性が重要なポイントになります。リピート率も右肩上がりになっていることから顧客開拓が進むことで利益につながりそうです。それと同時に契約農家や企業を増やさなければならない課題も出てくるでしょう。
※イークラウド公式サイト引用
地元カンパニーは法人売上を拡大し「ご当地ギフトのプラットフォーム」という立ち位置を目指すそうです。
上記のように法人売上は3年で5倍に拡大し法人リピートも右肩上がりとなっています。件数が少ないように感じますがこの成長が続けば数年後にとんでもない企業に成長している可能性があります。
全国で600以上の生産者と既に取引ネットワークを構築し、40都道府県の商品をパッケージ化しているそうです。
従業員の募集はこのようなところからだと感じます。ただし、業績が思うように拡大しない場合は足踏みするリスクや倒産リスクが出てきます。
株式投資型クラウドファンディングは大きな利益を得られる可能性がある反面、投資額が0になるリスクがあるためしっかり理解したうえで投資を行いましょう。
そのため投資額の数十倍の利益を得られる可能性がある訳です。
地元カンパニーの成長計画とマイルストーン!上場(IPO)を行うタイミングは5年以上先か?
イークラウドの資料によると上場(IPO)を行うのは2025年以降になっているようです。現在が2020年なのであと5年以上あります。このことからも余裕資金で投資を行わなければならないと言えます。ただ計画が予定よりも進行することも考えられます。その場合は前倒しで新規上場を行うかもしれません。
※イークラウド公式サイト引用
直近の目標としては都道府県や市区町村を網羅しラインナップを拡充すること、さらに法人からの引き合いを10倍に増やすための営業体制強化を実施するそうです。
児玉光史氏が東証1部の電通国際情報サービス(4812)に勤めていた期間はわかりませんが、能力が高いことは伝わってきます。
起業に目覚め地元愛から上場を目指すなんて誰にでもできることではありません。また株式投資型クラウドファンディング(ECF)で資金を集めること、イークラウド1号案件であることなどから期待感があると思います。
イークラウド投資家登録者が多いとは聞いていませんが、投資先が公開されたことで口座開設が殺到するかもしれません。私は口座開設を既に行っているので投資できる環境です。口座はすぐ開設できたと記憶しています。
地元カンパニーに株主優待が付いているけど超ハードルが高い現実
イークラウド取扱いの全てに株主優待が付いているわけではないと思いまが、今回の地元カンパニー案件には株主優待が設定されています。株主優待は地元で収穫した「もっちりもちもち極太アスパラ」となっています。もしかすると実家で採れるアスパラでしょうか?
※イークラウド公式サイト引用
株主優待を貰うことができる条件は50万円コースに申込んだ株主が対象になっています。よって株主優待を貰う方はかなり限定されると思います。
詳しく調べると、3月31日時点で50株以上保有する投資家に年に一度株主優待を実施するとあります。
代表取締役の児玉光史氏実家で収穫したアスパラガスだそうです。発送時期は5月中旬~6月中旬となっています。単純に実家ならもう少しハードルを下げるべきでは?と思うところがあります。
アスパラも商品によってはもの凄く高いため何とも言えませんが、ここは太っ腹に設定してほしいところですよね。
しかし、この内容から受け取れるメッセージは毎年アスパラを貰えることです。上場後は優待の内容が変更されると思いますが、上場するまで極太アスパラを毎年貰えます!
株主優待のページまで公式サイトに用意されているため驚きの連発です。個人的にはもう少し株主優待の設定を下げたほうがよかったのでは?と思います。
イークラウド1号案件のため株主優待の設定をしなくても問題ないと思いますが、この辺りは今後経営陣に考えて頂きたいところです。
地元カンパニーに投資を行う条件と投資金額の詳細
地元カンパニーは地方創生と言ったテーマ性も持った企業です。また地元に貢献したいと思う消費者も巻き込んで成長できる要素があります。今回の株式投資型クラウドファンディングに投資をする投資家にも長野県在住、もしくは出身の方がいらっしゃるはずです。個人的に動画を全て見終えて感じるのは、児玉光史氏の本気と能力の高さです。
※イークラウド公式サイト引用
コミュニケーションや人脈などはホームページから読み取れませんが、熱意があることは伝わります。また会社設立が2012年4月06日となり既に8年以上経過しています。
財務的な情報はイークラウドに口座を開設した方しか見ることができないためブログに内容を書くことはできません。ただ今回資金調達を行い企業成長につながったり、企業買収(M&A)を行ってくる企業が出てきてもおかしくないと思います。
個人的には金額次第ではあるものの企業買収(M&A)もあり得ると思います。ホームページも上手く稼働しているように感じます。ただ大手企業が真似をしようとすれば参入障壁はそれほど高くない気がします。あとはベンチャーキャピタル出資が行われれば上場まで近いかもしれません。
詳しく書けませんけ期待できそうです。ある程度概要は記事としてお伝え出来ますが、口座を開設されている方は「審査内容」をよく読んでおきましょう。投資を行わなくても業績がある程度開示されています。
項 目 | その内容 |
申込期間 | 2020年7月29日(水)~2020年8月27日(木) |
払込期間 | 2020年8月17日(月)~2020年9月16日(水) |
目標募集額 | 3,000万円(上限募集金額は5,000万円) |
投資金額のコース及び株数 |
|
株式取得手数料 | 無料 |
購入代金の振込 | 投資家負担 |
募集額が満額になった後もキャンセル待ちができるシステムになっているようようです。この辺りは他社システムと同じようですね。
応募額が目標募集額の目標を下回った場合は不成立になり、既に振り込みを行った方にはイークラウドから返金が行われます。返金の振込代金はイークラウド持ちになります。
投資を行いたい方は先着順になっており、キャンセル待ちも先着順になります。キャンセル待ちで当選連絡を受けた投資者は翌営業日までに投資資金を入金しないといけないので注意が必要です。
これからどのような企業をイークラウドが取扱うのかわかりませんが、ファンディーノやユニコーンを脅かす存在になる可能性もあるでしょう。
IPOに当選できないのであればその前に上場しそうな企業へ投資をする流れが進んでいる気がします。ECF大手のファンディーノでは上場を見据えた動きをしている企業もあるかも?と言った話も先日のオンラインセミナーで少し出ていました。
もしかすると今後は日本でも個人投資家の未上株への投資がさらに盛り上がるかもしれませんね!あと詳しく言えませんが某企業では未上場企業株の売買がもうすぐ始まる予定だそうです。
イークラウドのことを詳しく知りたい方は下記記事でまとめたので参考になると思います。時間があれば参考にしてください。
株式投資型クラウドファンディングに「イークラウド」という企業が登場しました。そこで評判や評価などを考察し、投資を行う際のデメリットは何なのか考えてみました。既に投資を行っている投資家も多いと思います …
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