サムライ(SAMURAI)証券に投資を行い評判や実績についてまとめてみました。サービス名はAlterna Bank(オルタナバンク)になります。
既に多くのソーシャルレンディング企業へ投資を行っているため気が付いたこともまとめています。
※サムライ証券公式サイト引用
証券会社が投資型クラウドファンディングを行うため、投資リスクが軽減されることは間違いないかもしれません。
しかし、クリアーしなければならない事もあるため投資家としても記事を書かせて頂きます!
記事を書くにあたり実際に投資を行ってみました。基本的に投資を行う前後に記事を作成しているため多くの方に参考になると考えています。
さて今回はどのようなことに気が付いたのか?そしてデメリットを発見したのでその情報も合わせて記載しています。
- サムライ証券のファンドについて詳しく説明している
- 実際に投資を行って気が付いたことを投資家目線でまとめている
- デメリットやメリットについて詳しく説明している
- サムライ証券のここが少し心配だと思うことを書いている
- 社名変更と業績が急拡大していることを書いている!
サムライ(SAMURAI)証券の評判は?証券会社が直接運営するクラファン
サムライ証券の親会社(Nexus Bank)が過去にジャスダック市場に上場していました。その後、株式譲渡などを行い現在は「SAMURAI FINANCIAL HOLDINGS株式会社」が親会社となっています。同社のビジョンを確認するとオルタナティブ投資業界を牽引するNo.1オンライン・プラットフォームを創るとあります。
サムライ証券が運営するオルタナバンクは厳しい審査基準をクリアした投資商品となっており、証券会社の強みを活かした商品設計のようです。公式サイトにも「金融ライセンスを持つ証券会社による厳正な審査」とあります!
元本回収率が高くリスクを抑えた投資ができると定評があるようです。
同社はオルタナティブ投資プラットフォームを活用し、投資家と資金調達を行いたい事業者を結び付けWin-Win(ウィンウィン)な仕組みを構築する狙いがあるようです。
Jトラスト(8508)は、Nexus BankとJトラストを株式交換完全親会社、Nexus Bankを株式交換完全子会社とする株式交換契約を締結したことを発表しています。そのためNexus Bankは2022年3月30日付けで上場廃止となりました。
証券会社がクラウドファンディングを運営すると言うことは「第一種金融商品取引業者」になります。多くの企業は第二種金融商品取引業者になります。
この違いは大きく、上記画像にもあるように資本金や自己資本比率などの条件が定められています。
もちろん証券会社であるために第一種金融商品取引業を取得しなければならないといった理由はあると思います。
同社でも全面的にこの辺りを押しているため私も信用し投資を行ってみました。
投資型クラウドファンディングのメリットとデメリットってなに?
同社のようなクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を行っている企業の仕組みは似ています。メリットやデメリットについもほぼ同じです。一般的になってきた内容ですが改めて取り上げたいと思います。同社が投資家とお金が必要な企業とをつなげる役割があります。もちろん間に入るからには手数料収益を得るため企業利益になります。
しかし、この領域で利益を上げ続けるためには投資家に信頼されるスキームや案件を取り扱い続かなければならないと言った裏事情も発生します。
- 投資初心者向きの投資になり手間がかからない投資
- 1万円からの小額投資ができる
- 証券会社が直接運営しているため安心感がある
- 目標利回り以上の運用期待もできる
- 口座開設費用や記事管理などに一切お金が掛からない
- 元本保証を約束されているわけではない
- 投資を行うと償還されるため元金は戻ってこない
- 場合によっては目標利回りを下回る可能性がある
- 振り込み代金は投資家が支払う
- ファンドによりリスクが異なる
個人的には元金が保証率が高いファンドへ投資を行うことでリスク軽減になると考えています。その分利回りが低くなる傾向にあるため投資家は悩ましいと感じることでしょう。
クラウドファンディングを行っている企業への投資は拡大傾向が続いているため、出来るだけ早くから取り組むとよいかもしれません。同社の場合はやはり「証券会社」ということが最大の強みだと言えます。
プロ投資家向けの海外投資や社会貢献型投資を個人投資家向けに厳選し、新しい金融プラットフォームを提供していると言えるでしょう。リスク的にはミドルリスク・ミドルリターンとなります。
債権と株式の間に位置する投資商品と言われています。
同社ではこれまで取扱いが難しかった「地方の優良中小企業の社債」「新興国の不動産投資」なども取り扱っていくそうです。収益性が高い優良金融商品の開拓であれば投資家に嬉しい情報です。
分別管理の徹底と投資口座銀行の存在がある
今では当たり前ですが同社でも分別管理を行っています。自己の財産と投資家から預かった資金をわけて管理することです。分別管理も同社が証券会社にあたるため当たり前のことになります。分別管理を徹底できない企業は行政指導が入ると思われます。
分別管理とは、投資家から預かった資産と、証券会社や信託銀行が保有する自社の資産を分けて管理することです。分別管理が行われることで、証券会社や信託銀行、運用会社が破綻した場合でも、投資家の資産は投資家に返還されます。分別管理は、法律で定められており、証券会社などには分別管理が義務付けられています。ただし、外国為替証拠金取引や信用取引、先物取引に関わる資産は、法律上は分別管理の対象外となっています。
引用元: 初めてでもわかりやすい用語集(SMBC日興証券)引用
投資家からすると安心できる事なのでこのようなスキームは大歓迎です。当たり前のことですが公式サイトに書かれていると安心します。
また投資を行って気が付きましたが、多くの企業が採用している入金口座の流れと少し異なります。ファンド毎に用意された口座に投資金を振り込まなければならない仕組みとなっていました。
入金せずに投資を行ってみたら振込先連絡があり、その口座に投資金を振り込む流れでした。
サムライ証券に入金を行いそこからファンドを買い付ける流れではなく、毎回振り込み代金がかかるようです。たかが数百円ですけれどなんだか勿体ないですよね。
ここだけはデメリットだとマジ思います!
サムライ(SAMURAI)証券の企業概要はこうなっている
同社の事業はクラウドファンディング事業だけではありません。メイン事業ではありませんが投資銀行事業との兼ね合いから収益的に期待できる事業だと思います。公式サイトでは金融とITの融合となっています。グループ展開を行うことでさらなる収益期待も考えられます。
※Alterna Bank(オルタナバンク)に社名が変更されました
項 目 | その内容 |
商号 | SAMURAI証券株式会社 |
本社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂二丁目17番46号グローヴ4階 |
代表者 | 代表取締役社長 山口慶一 |
登録番号 |
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加入協会・基金 |
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資本金 | 240,090,016円 |
設立年月 | 2002年2月 |
グループ会社 |
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また投資銀行事業ではM&Aや証券化のアドバイザリー、コンサルティング業務、企業やファンドなどへの資金調達支援などを行っています。
富裕層向け商品販売という項目もあるため、そのあたりはクラウドファンディング事業と関係がありそうです。
サムライ証券のファンドはサムライファンド(SAMURAI FUND)でしたが現在は、Alterna Bank(オルタナバンク)にブランドリニューアルをおこなっています。
企業再編などもあり名称が変更されているようです。
匿名組合と社債について調べた結果と元金保証
また投資にあたり「匿名組合」について調べました。匿名組合とは出資者(匿名組合)が営業者の事業のために出資し、営業者がその事業より生ずる利益を出資者に分配することを約束する契約形態のことを指します。分配金は確約されたものではなく現金の返金が必ず保証されているわけではありません。また出資金を超える損失などはありません。
この辺りを解決するには保証設定があるファンドを選べばリスク軽減になると思います。
上場企業でも非上場企業でも同じなので投資を行う際に気にかけるべきことです。あまり気にし過ぎると投資できなくなるのでまずは1万円~3万円位を投資してみると流れがつかめると思います。
社債は企業が資金調達を目的に投資家に発行する債券になります。社債は多くの方がイメージできると思います。
社債発行を行う企業は負債になり、投資家は社債利息(クーポン)を償還日に元金と一緒に受け取ります。こちらも出資金の元金保証はなく出資金を超える損失はありません。
同社の債権は日証金信託銀行と顧客分別金信託契約を締結しているそうです。社債募集中にサムライ証券が破綻した場合は顧客に返金作業が行われます。当たり前ですよね。
貸付先などの情報公開が的確に行われる
これまでは貸付先企業名(借り手)を公開することがありませんでしたが、金融庁から情報公開の方針が発表され改革が行われています。融資先の開示が行われるため投資家保護にもなると考えられます。一部では開示が行われてもリスクが軽減できるのか疑問視されているようですが、投資家がどのような貸付先なのか調べる機会が与えられるためリスク軽減になると個人的に考えています。
そもそも開示できないスキームにこれまで問題があったと思います。金融庁からソーシャルレンディング企業への情報公開方針発表はかなりプラスでしょう。
金融庁が情報公開や行政処分などの内容をまとめているので、気になる方は金融庁のホームページも確認してみましょう。なかには心配する投資家もいると思いますからね。
サムライ(SAMURAI)証券の取扱いファンドの紹介と利回り比較
同社の取扱いファンドは3つの種類が用意されています。「シニアローン」「劣後ローン」「エクイティー」の3つです。ファンドによりリスクが異なってくるため分散投資を行いリスク軽減もできると思います。
ファンドへの投資を行ったあとは「原則」中途解約及び譲渡はできないことになっています。
相続などでイレギラーなことが発生した場合はカスタマーセンターに連絡すれば個別対応となるようです。
投資成立や売買報告書などは全て電子交付となるためログイン画面で確認することになります。書類が送られてくるのは口座開設時だけだと思います。
取扱いファンドは色々と用意されていますが私が投資を行った前後には上記のようなファンドがあります。詳細を確認したい方は是非公式サイトを覗いてみてください。
上記は「匿名組合型」のファンドになります。また「社債型」のファンドも用意されているので確認してみます!
上記のように社債(債権)案件も取扱いがあるようです。私が投資を行うのは基本的に匿名組合型になると考えていますが、社債発行を行う企業次第では投資もあり得るのかもしれません。
社債の募集額は匿名組合型に比べるとかなり低いようですね。
直近では保証が付いているファンドが増えているからこの流れで取扱いが増えていくのかもしれませんね!
マネオとの業務提携によるファンド組成の他にも「Nexus Bank」に資本注入しているJトラストファンドも出てきたようだね。
保証付きファンドもあるから興味があればチェックしておこう!
これまで多くの企業を確認し、だいたい年利5%~6%だと安全圏なのかな?と感じます。なかには年利2%程度でほぼ確実的に利益を出せるようなファンドもあるようです。
年利2%でも銀行に預けているよりはかなり利回りがよいと思います。しかし個人的にはどうせ投資するならもう少し高い利回りが欲しいと感じてしまいます。
ソーシャルレンディングへの投資は6年~7年くらい続けており最低利回り1.2%、最高利回り12%の投資を行ったことがあります。
海外ファンドへの投資は比較的利回りが高いためリスクを取れる投資家にはお勧めできます。基本的に利回りが高いとリスクが高まると考えてよいと思います。
クラウドファンディング事業を専業で行う企業も多くなっています。そのため差別化は必須だと考えています!!
同社の場合は独自性のある金融商品を数多く組成し、本来市場に出回っていない事業に投資ができます。元本回収率も高く実績も積み上がっているこでお勧めできそうです。
実際に投資を行ったのはファンドは日本保証の保証付きファンドで利回り4%案件
同社への初投資は日本保証の保証付きSAFさくらビジネスローンファンド1号を選択しました。日本保証と業務提携に基づくファンドになり元金残高や未収利息、遅延損害金及び弁済手数料その他一切の債務の合計額の支払いについてその債務の保証を行います。これだったら投資を行ってもよいと考え投資を即実行しました。口座開設を行い1回目の募集に投資を行っています。
ただその後も「Jトラスト保証付き」ファンド組成などが出てきているため早まって失敗か?と思うところはあります。
利回りが高くなればそれだけリスクが高まるため結果的に良かったかな?と思うようにしました。しかし利回り8%~9%ファンドもあるためそれを考えると少し微妙です。
私の投資先では海外ファンドへ投資を行っているクラウドクレジットだと利回り10%超えなどが実績としてあります。海外ファンドも面白くて魅力的だと思います。
SAFさくらビジネスローンファンド1号は「ビー・アイ・ジー・キャピタル」への出資になり「さくらソーシャルレンディング」の親会社になります。
最低申込金額は1万円からになり1万円単位の投資となります。募集金額は5,000万円で満額成立となっています。運用期間は11.5ヶ月と短い設定になっています。
同社で取扱いがあるファンドの殆どが成立していますし、メディア露出やマネオ(maneo)との業務提携発表後に口座数も大きく伸びているようです。
また実際に投資を行い気が付いたことなどをまとめたのでもう少し情報が必要な方は下記記事も合わせてご覧ください。サムライ証券のファンド申し込みの人気もわかる記事となっています。
SAMURAI(サムライ)証券に口座開設行い失敗したと思っていましたが投資をすることになりました。なぜって日本保証の保証付きファンドが出てきたからです。利回りは低いけれど第1号案件がデフォルトすることはないでしょう。 私 …
サムライ(SAMURAI)証券の口座開設手順はわかりやすいぞ!
同社に口座を開設する流れを説明しておきます。仮会員申込みを行いユーザー認証完了となれば会員申込を行う流れです。用意されている項目に沿って申込を行えば間違うことはないと思います。私は不手際なく口座開設を行うことが出来ました。
一番初めの段階で名前やメールアドレス、パスワードなどの設定項目があります。メールアドレスだけ登録しその後に詳細を入力する流れではありません。
入力を終えると利用規約やプライバシーポリシーを確認し次の段階へ進むことが出来ます。
また、個人投資家登録の他にも法人登録が出来るようになっていました。
メールが届くためユーザー認証を済ませると下記のような画面が出ます。
その後は会員申込画面で詳細を入力します。流れの通りなので難しいことは何もありません!職業や年収、金融資産の状況などの項目があるためその項目を全て入力していきます。
出金用の口座もこの際に入力する流れとなっています。証券会社なので初めから出金口座などの入力も必要のようです。たまに後から入力する流れの企業もあります。
口座開設後に住所を変更された方は本人確認書の提出が必要となります。
ファイルのアップロードでは運転免許証とマイナンバーの画像を添付する形で登録を行いました。
本人確認書類はあらかじめ画像を用意し口座開設時にアップロードする方法が簡単だと思います。調べると後から登録することが出来るようですが、そのような項目がどこにあったのか覚えていません。あるのかな?
メールアドレスの登録は確実に届くアドレスがいいよ!
フリーアドレスでも大丈夫だと思うけど受信できないことが稀にあるようだね。迷惑メールフォルダー確認でわかることも多いみたい。
登録したメールアドレスに間違いがある方は初めから登録をし直してくださいと公式サイトにかいてあります。もし間違ったらやり直しですね。
それと顔写真がない本人確認書類の場合は「追加で他の本人確認書類または公共料金の領収書等を合わせて2点提出」となっています。登録の際には気を付けましょう。
※口座開設書類は4営業日程度で到着しました
会員登録の条件は個人又は法人であること、年齢は満20歳~75歳未満となっています。最近口座を開設した企業は75歳以上でも検討すると書かれていたので75歳以上でも投資ができるような環境になりつつあると個人的に思っています。
どうしても投資を行いたい方は電話確認を行ってみることをお勧めします。
登録情報で間違った入力を行った場合や変更したい場合は、管理画面のマイページから行うことが出来ます。口座解約を行いたい場合はカスタマーサポートに連絡する流れとなります。
サムライ(SAMURAI)証券の評判と実績から個人的に考える企業展望とは?
同社が取り組んでいる投資型クラウドファンディングの人気が現時点で急上昇していることは間違いなさそうです。理由として考えられるのことは投資したい投資家が沢山いるからです。人気が集中している一部の企業では投資家の資金が余っているためその運用先としてクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)事業を行う類似企業にも資金が流れていると考えられます。
ちなみに今回はサムライ証券に投資を行ってみましたが、これから資金を増やしていきたい企業をあげると下記になります。
試験的にどうなるのか実践している企業もいくつかあります。上記に書いていない企業でも入金額を増やそうと考えている企業はありますが、まとまった資金と考えた場合に上記企業が有力候補だと考えています。
ただ不安もあるため分散投資を兼ねて他社でも投資を行うつもりです。Funds(ファンズ)への投資も65万円以上行っており、ある程度大きいんですが抽選で当選しないといけないのですぐ忘れるんですよね。後から入金でも良いのはgoodです!
先着方式も行われていますが利回りが高い案件はすぐに満額となってしまいます。募集時間にパソコンやスマートフォンで申し込める環境の方はお勧めできます。利回り5%あたりだと5分~10分で即売になってしまいます。
企業により取扱いファンドやスキームが少し異なるため楽しみもありますが、出来るだけ1社に資金集中せずリスクを分散したほうが賢いと考えています。
1社に口座を開設しまとまった金額を入金してタイプの異なるファンドへ投資を行うこともよいと思いますが、それだけだと預け入れを行っている企業が倒産した場合にリスクがあります。
投資金や自己管理など色々と投資家で考える事があると思いますが、面倒でも数社に資金分散しておくことが大事だと思います。上場企業傘下だから倒産しないとは言えませんからね。
保証付きファンドの他には、上場企業にお金を貸し付けてリターンを得られる企業も存在ます。実際に私も投資を行っているAGクラウドファンディングでは貸金業のアイフルに貸付ができます。
東証プライム市場に上場する企業への貸付のためリスクが軽減されると思います。公式サイトでもローリスクと書かれています。詳しくは下記記事にまとめています。
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