テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(7046)の初値予想暫定記事になります。IPOでは文句なしに人気がある銘柄になり、初値2倍以上は期待ができそうです。また、主幹事がいちよし証券となっているため初値売却をする方も減る傾向にあるのではないでしょうか。


多くの企業が同社ビジネスと企業提携しているあたりもポイントでしょう。同社は顧客・協業先と進めてきた数多くのプロジェクトを通じ、解析技術等のノウハウをライブラリーとして蓄積し、自社AI製品「scorobo」やAIモジュール充実を図っています。これにより、協業先と共同でサービス展開を進めることができるそうです。


テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(7046)初値予想暫定


項目株数データ
想定価格2,900円
仮条件11月29日
公開価格12月10日
公募株数190,000株
売出株数346,000株
公開株数(合計)536,000株
オーバーアロットメント80,000株
幹事団いちよし証券(主幹事)
大和証券
みずほ証券
SBI証券
極東証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
エース証券


初値予想6,000円~9,000円


2019年3月の業績予想は売上32.7%増、経常利益55.3%増(5,700万円増)の増収増益見込みとなります。売上が常に増加しているあたりは資金流入を誘うことでしょう。想定発行価格からPERを算出すると約52.8倍、PBR5.1倍と類似企業比較ではそれなり、もしくは割安?といったところでしょう。


ビッグデータ・AIソリューションサービスを手掛け、販売先のリクルートは第6期第2四半期累計期間の売上が27.3%となっています。新サービスの開発や業務改革の推進など協創型ビジネスを推進し、データ活用によるコンサルティングも行っています。


テクノスデータサイエンス・エンジニアリングの詳細は下記にまとめているので、よかったら参考にしてください。

⇒ テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(7046)IPO新規上場と初値予想


同社サービスである「蓄積された解析実績や保有する技術」は、様々な業界において応用が可能となっています。AI技術の利用用途が拡大していく中、様々な業界に同社の応用技術及び製品を普及させていく戦略があるようです。


ビッグデータ活用技術は最先端がゆえに競合する企業の技術力が同社よりも勝ってしまうと、事業に影響が出ることも考えられます。筆頭株主のテクノスジャパンとの関係性もあり、そのようなことはないと思いますが、ビッグデータやAIなどよりもさらに凄い技術が出てこないともいえません。


研究活動では、国際レベルで開発競争が激化している機械学習、ディープラーニング、強化学習等のAI技術を研究し、提携パートナーとの協業を進め、新たな製品の開発・ソリューションの提供を行っていくとあります。上場段階ではこれから先のことよりも、直近の業績ありきだと思いますが、色々と話題性がある銘柄なので、期待できるでしょう。


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