霞ヶ関キャピタル(3498)の初値予想暫定記事になります。同社の事業は太陽光発電施設の開発や販売を行っており、自然エネルギー事業に取り組んでいます。主幹事はみずほ証券となり、公開株数がOAを含め155,000株しかありません、しかし機関投資家へのヒアリングなどから導き出された仮条件は想定発行価格から大きく引き下げられています。
上場規模も小さいことから、公開価格割れになることはないと思いますが、割高と判断されたようです。今期業績は好調のようですが、上場後の値動きが気になる銘柄です。太陽光発電関係の上場企業は多くありますが、同社は不動産コンサルティングやショッピングセンター運営なども手掛けています。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 3,660円 |
仮条件 | 3,000円~3,240円 |
公開価格 | 11月16日 |
公募株数 | 135,000株 |
売出株数 | 0株 |
公開株数(合計) | 135,000株 |
オーバーアロットメント | 20,000株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) SMBC日興証券 いちよし証券 SBI証券 ←ポイント配分あり マネックス証券 ←委託販売決まる! |
初値予想5,000円~6,500円
2019年8月単独業績予想は売上90.7%増、経常利益49.7%増(1.7億円増)の増収増益見込みとなります。PERは仮条件上限の3,240円算出で約12.30倍となります。若干割高もしくは妥当といった水準になります。レノバ(9519)とPER比較するのは難しいでしょう。
取引先には、大和ハウス工業株式会社やリコーリース株式会社、リニューアブル・ジャパン株式会社、伊藤忠エネクス株式会社などがあるようです。同社はそもそもショッピングセンター事業から始まっており、そのショッピングセンターの屋上に太陽光パネルを設置したところから、自然エネルギー事業を開始している企業です。
霞ヶ関キャピタルの詳細は下記に書いているのでよかったら参考にしてください。
⇒ 霞ヶ関キャピタル(3498)IPO新規上場と初値予想
東日本大震災で被災した商業施設(ショッピングセンター)を再生させるところから始まり、わずか7年での上場となります。不動産コンサルティングを行っているのは、役員の不動産業界や金融業界の経験が長いことからサービスを開始しているようです。
現在の売上は自然エネルギー事業41.4%、不動産コンサルティング事業48.6%、ショッピングセンター事業10.0%となり自然エネルギーからの売上が大きくなっています。不動産デベロッパーとして活躍している企業ですが、初値は高く付くものの企業規模的にどうかな?と思うところはあります。
公開株数が少ないことから初値高騰するパターンでしょう。ロックアップは180日間となり、EEIスマートエナジー投資事業有限責任組合の84,000株にはロックアップが掛かっていません。ストックオプションは100,000株が行使可能のようです。当選期待で申し込む方が殆どだと思います。
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