カチタス(8919)初値予想とIPO分析記事になります。個人的な意見ですが、あまり人気がないように思います。控えめなブックビルディング申込をしていますが、当選期待はしていません。ニトリホールディングスが31.8%を保有し、業務提携をしています。
業種:不動産業
市場:東証1部又は2部
公開予定:12月12日
BB期間:11月27日~12月01日
100株単位
公募株数 0株
売出株数 21,056,300株
合計株数 21,056,300株(210,563枚) ←株数が多く当選は容易でしょう
※国内売出株数13,128,900株、海外売出株数7,927,400株
※オーバーアロットメントによる売出し1,969,000株
想定価格 1,640円 ⇒ 16.4万円必要
仮条件 1,500円~1,640円に決定しました!
公開価格 12月04日に決定予定
【幹事団】
大和証券(共同主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) auカブコム証券
みずほ証券(共同主幹事)
SMBC日興証券
岩井コスモ証券 ←後期型IPO抽選です
エース証券
SBI証券
岡三証券 岡三オンライン証券
マネックス証券 ←マネーフォワード200株当選しました
水戸証券
カチタス(8919)IPOの評判と分析
仮条件上限は想定発行価格と同じとなり、下限方向に広げられています
市場からの吸収金額は、約345億円となり、オーバーアロットメントを含めると約377.6億円です。
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CMが行われているためご存知の方も多い企業でしょう。
中古住宅の再生販売を行っている企業で、安定化と同時に在庫回転率の向上を図るためにも特に買取仕入に注力しているそうです。そこにニトリの商品も使われるのでしょうか。
買取仕入は、主に個人が所有する物件を、住み替えや相続等の売却事由に起因して発生する売主本人から同社グループへの問合せ又は不動産仲介会社から当社グループへの紹介によって買い取る仕入れをさします。
買取仕入では、事前に物件の内覧を行い、物件を適切に評価した上で仕入価格が決定できる利点と、競売仕入の様に法定の手続きや公告期間をはじめとする法定の期間がないことから、早期に商品化することができるという利点があるそうです。
また、競売仕入は買取仕入と比較し、売主への認知向上のための宣伝広告や、仲介訪問による物件情報の取得を行わずとも裁判所の公告によって売りに出される物件情報が入手できます。
そのため近年では中古住宅再生事業に新規参入する業者が物件仕入のために入札に参加するケースが増え、競落価格が上昇傾向になっているそうです。
カチタス(8919)IPO初値予想と幹事引受株数
カチタス(8919)初値予想は公開価格前後【幹事配分株数】
大和証券(共同主幹事) 6,564,500株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) 2,888,400株
みずほ証券(共同主幹事) 2,888,400株
SMBC日興証券 393,900株
岩井コスモ証券 65,600株 ←後期型IPO抽選です
エース証券 65,600株
SBI証券 65,600株
岡三証券 65,600株
マネックス証券 65,600株 ←マネーフォワード200株当選しました
水戸証券 65,600株
カチタス(8919)IPOの上場類似企業
【業績等の概要】 2016年4月01日~2017年3月31日
売上高61,829百万円(前年同期比57.2%増)
営業利益5,020百万円(前年同期比32.1%増)
経常利益4,807百万円(前年同期比43.9%増)
親会社株主に帰属する当期純利益は3,494百万円(前年同期比75.0%増)
第40期第2四半期連結累計期間(2017年4月01日~2017年9月30日)
売上高33,482百万円
営業利益3,466百万円
経常利益3,341百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益は2,224百万円
【類似企業】
スター・マイカ(3230) PER15.02倍 PBR1.99倍
ムゲンエステート(3299) PER6.44倍 PBR1.63倍
インテリックス(8940) PER8.92倍 PBR0.92倍
カチタス(8919)IPOのロックアップとストックオプション
ロックアップは180日間、ロックアップ解除倍率の記載はありません。
ベンチャーキャピタル出資が多くイメージは良くありません。
ストックオプション総数は2,646,540株あり、行使期限を迎えている株数は1,487,040株です。
株主優待はありませんが株主配当金が26円予定されています。
⇒ カチタス(8919)IPO新規上場承認記事へ
EPS122.71を基にPERを算出すると約13.36倍、BPS405.32を基にPBRを算出すると約4.05倍となります。
上場時発行済み株式総数39,325,320株を基に時価総額を算出すると約645億円です。
2018年03月期の業績予想は売上10%増、経常利益34%増の見込みになります。
業績を見込めば上値がありそうですが、ほぼ妥当でしょう。
幹事構成から、無事に上場させよう感が伝わります。しかし、積極的になれないため私はあまり申し込みをしていません。
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