全保連(5845)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。家賃債務保証最大手の企業が上場するとあり注目されているようです!


競合となるCasa(7196)と比べると業績水準が高く一定の需要見込みがあると考えられています。


全保連(5845)IPOの評価


項目株数データ
想定価格730円
仮条件10月06日
公開価格10月17日
公募株数2,549,200株
売出株数3,406,800株
公開株数(合計)5,956,000株
オーバーアロットメント893,400株
幹事団三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)
SMBC日興証券(共同主幹事)
大和証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
委託見込auカブコム証券
大和コネクト証券
SBIネオトレード証券
DMM.com証券


家賃債務保証最大手になりますがファンド保有株が多く懸念されます。売出株はファンド中心となっていますからね。


ただ株価設定が割安となっているためある程度買われると考えられています。


直近上場の不人気銘柄の値動きを確認すると初値売却益が見込めるのか微妙だと思います。積極的に買われるのかは機関投資家次第でしょう。


想定発行価格730円による吸収金額は約50.0億円、時価総額は約167.9億円になります。株価設定が低く手掛けやすいため個人投資家の参加も期待できそうです。


某紙では成長性の割に人気が今一つの業態と観測されています。多くの投資家が同意見でしょうね。


また配当金が25円予定されているため配当利回りが想定ベースで3.42%になります。競合に比べると妥当な水準だと思います。


あんしん保証(7183)やイントラスト(7191)に比べると配当利回りが高くなっています。※2023年10月01日調べ


全保連(5845)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。ファーストインプレッションは利益が期待できる数値が出ています!


最新の初値予想は下記のようになっています。


大手初値予想800円~1,000円
※注目度A


予想値を確認する限り利益が見込めそうです。


普段なら全力で申込みを行いますが、今回は仮条件発表後にスタンスを決めたいと思います。やはりファンド出口色が強いため警戒してしまいます。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」全保連(5845)の上場データと初値予想を考察!


全保連(5845)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券が共同で行います。


幹事名割当株数引受割合
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同)-株-%
SMBC日興証券(共同)-株-%
大和証券-株-%
SBI証券-株-%
楽天証券-株-%
松井証券-株-%
※2023年10月01日の情報ではまだ幹事割当数は不明


幹事割当数は現時点でわかっていません。価格決定まで未定となっています!


業界最大手の意地もあると思うので公開価格を超えて発進すると思います。ただ投資を行うには環境が良くないと思います。できるだけ慎重にブックビルディングに参加する予定です。


普通に考えると、競合株を売却し同社株が買われる?と思いますが、IPOの地合いが良くないため迷います。スタンダード市場のためより慎重になりますね。


当選狙いだと共同主幹事の2社から申込みを優先しておきましょう。どちらもIPO当選後に購入をキャンセルしてしまうとペナルティーが発生するため気を付けてください。


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1万円から投資できるし積立投資も可能です。私は他社回線になりますが投資を続けています。詳しくは下記記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。


円安の恩恵で利益の積み増しとなっています。




全保連(5845)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加したいと思います!


全保連(5845)IPOの業績予想
※全保連公式サイト引用


業績を確認すると2024年3月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上247.54億円となり前期238.46億円から3.81%増、経常利益23.08億円となり前期18.44億円から25.16%増となります。


四半期利益は16.12億円となり前期7.73億円から108.54%増を予想しています。


想定発行価格730円から指標を計算するとEPS79.81からPER9.15倍、BPS233.00からPBR3.13倍になります。配当金は25円なので配当利回り3.42%です。


競合調べだと現時点でPER10倍~16倍あたりになると思うので公開価格割れはなさそうです。店頭系証券が主幹事を行うことで一定の安心はあると思います。


また、本社は沖縄県となっていますが全国主要都市19ヶ所に営業拠点があり地方企業のイメージはなさそうです。業界最大手ですからね。


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