テクラウド(TECROWD)から新ファンドが登場しました。これまで海外不動産が目立っていましたが34号案件は日本のバケーションレンタルが対象物件です。


日本案件では障がい者向けグループホームをファンド化していましたが、「THE SECOND Kujukuri Beach House」ファンドを組成するとあり、今後面白いことが待っている気がします!


テクラウドのTHE SECOND Kujukuri Beach Houseのファンド詳細
※テクラウド公式サイト引用


本ファンドは千葉県の九十九里海岸から徒歩2分に位置するバケーションレンタル「THE SECOND Kujukuri Beach House」が対象物件になります。


築50年以上経過した古民家をフルリノベーションし、休日を非日常的に過ごすための環境が整っているそうです。


バケーションレンタルは流行っているため需要は多いと考えられます。また運用期間が約10年1ヶ月と長いため投資前に内容を詳しく確認しておきましょう。


物件は6,000万円程度になり、劣後出資は約10%に設定されています。個人的には予想外の面白案件の登場だと考えています!


THE SECOND Kujukuri Beach Houseのファンド内容を確認してみました

バケーションレンタルとは貸別荘のことを指しています。


古民家をフルリノベーションし通常の設備の他に、大型テラスやバーベキュー(BBQ)設備、大画面シアター、屋内サウナなど非日常を楽しむための設備が用意されています。


THE SECOND Kujukuri Beach Houseのファンド内容
※テクラウド公式サイト引用


項 目その内容
募集金額59,500,000円
募集想定利回り8.0%
運用期間10年1ヶ月(121ヶ月)
募集期間2022年8月24日~2022年9月30日
配当日運用期間中に10回実施
最小投資金額10万円


本ファンドは賃料収入が配当原資になります。


また、インベスコアジャパンとマスターリース契約を締結するため、投資家は稼働状況に関わらず一定の賃料を受け取ることができます。


運用期間が10年1ヶ月となっていますが、予定期間の終了日より前に対象不動産を売却する可能性もあります。


THE SECOND Kujukuri Beach Houseのマスターリース契約のスキーム
※テクラウド公式サイト引用


マスターリース契約の他には劣後出資が行われているため安心材料となりそうです。


ファンド運用期間が長い他に心配材料はないと思いますが10年1ヶ月は長いと個人的にも感じました。ただほったらかし投資を考えるとありかもしれません。


安定した収益を長期的に得られる可能性があります!


個人的には運用期間が長いと思いますが、この手のファンドに中長期的に投資を行いたい方もいます。理由としてはファンドに申込む作業が面倒だから。又は中長期的に資産運用の手間が省けるから。などの理由があると思います。


同社への投資は短期運用型が多いため、バリエーションを増やすために投資を行いたい方もいるはずです。


サービス利用者目線だと、高級ホテルに泊まるよりもバケーションレンタルを選択する方も増えているようです。コロナ禍で家族や仲間の大切さを感じることも多くなりましたからね。


それに募集想定利回りが8.0%と高く設定されています。


テクラウド34号ファンドのTHE SECOND Kujukuri Beach Houseに投資を行っても大丈夫?

今回で34号のファンド組成になります。公式サイトでは33号ファンドのKHAN VILLA(カーン・ヴィラ)の募集完了で累計調達金額が40億円を突破したとあります。


1号ファンドは2021年3月に募集が行われ1年以上が経過しています。


TECROWD33号ファンド KHAN VILLA
※テクラウド公式サイト引用


1号ファンドは同社が得意とするモンゴルのウランバートル案件になり、当時は海外ファンドへの投資はリスクが高いと考えていた投資家も多いはずです。


私もテクラウドのセミナーを何度か受講し、富裕層に対して不動産を販売しているとわかり安心したことを思い出します。


定期的にセミナーなども開催されているため受講してみると現地の詳しい事情がわかると思います。


現在はモンゴルの他にカザフスタンなどにも投資が行えます。どちらかと言えば日本のファンド組成は少ないようです。


しかし、第34号ファンドの「THE SECOND Kujukuri Beach House」が登場したことで日本国内ファンドも増えるのでは?と感じています。


kimukimu

テクラウドの34号ファンドに投資を行っても大丈夫なのか?



これについては意見が割れそうです。


10万円を投資して償還されるときは税引き前計算で8万円以上の利益が出ているということですからね。しかも分配金は毎年1回貰えます。


不動産価値を考えた場合、10年もすれば利回りの低下はあるのかも?と想像できます。このまま8.0%を維持できるのかは需要次第なのかもしれません。賃貸マンション等とはまた異なるファンドだと個人的に考えています。


と言ってもかなり人気になるはずです。ファンド規模が大きいとは言えませんからね。


同社がインベスコアジャパンの子会社になったあたりからファンドも大型化しているため、本格的に何か始まる期待が個人的にあります。


テクラウドの事業全般については下記記事でまとめています。投資をご検討されている方に参考になればと思います。代表者にインタビューも行ってきました!




テクラウドは海外不動産のファンド組成に強みを持つ企業!?まとめ

テクラウド(TECROWD)のファンドバリエーションが増えています。今回のバケーションレンタルは古民家のリノベーション案件になります。


そう考えると今後のファンド組成にも期待できそうです。


テクラウド34号ファンドのTHE SECOND Kujukuri Beach Houseへの投資材料
※テクラウド公式サイト引用


古民家をリノベーションしてファンド化する企業は意外に多いです。ただこれまでインバウンド狙いだったものが新型コロナウイルスにより一変しています。


インバウンド系の古民家宿泊ではなく、本案件は主に日本人を対象としたバケーションレンタルですからね。


本ファンド対象となるエリアはマリンスポーツに限らず四季を通じて人気のようです。都心から1時間という立地で大自然に囲まれた環境となっています。


夜間は幻想的にライトアップされ、古き良き日本の伝統を感じながら現代的なデザインとの調和を楽しむことができるそうです。


本ファンドにはマスターリース契約が付いているため安心して投資できそうです。ただし同社が破綻した場合は元本回収ができない可能性があります。


どこに投資を行ってもこの辺りは同じですがリスク面も理解して投資を行いましょう。配当金は毎年11月に予定されています。1回目は2023年の11月が予定されています!




また、KHAN VILLAファンドについても別記事にまとめています。想定利回り11%の衝撃案件でした。


カザフスタン旧首都アルマティ市の郊外にある高級住宅地を対象としたファンドになります。企業規模の大きさを活かしたファンド組成になり驚きました。


一番驚いたのは利回りの高さですけどね。


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