令和アカウンティング・ホールディングス(296A)と日本オーエー研究所(5241)の上場直前の初値予想を確認してみました。


先に令和アカウンティング・ホールディングスから確認したいと思います。


令和アカウンティング・ホールディングスの上場直前の初値予想
※令和アカウンティングHD公式ページ引用


東京証券取引所から発表された令和アカウンティング・ホールディングスの気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段360円(公募・売出価格)
上限値段828円(更新値幅18円、更新時間10分)
下限値段270円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲90円以上、1,440円以下


同社は上場会社を中心とする大企業に会計コンサルティングを行っています。


業績規模が大きく収益率が高いことで注目されています。今期売上は約49.34億円で純利益は約7.55億円の予想が出ています。


配当金が15.5円出ることから配当利回り4.31%と高利回りです。


上場規模は約12.4億円、時価総額は約136.8億円でオファリングレシオも抑えられています。しかも低位株なので需給不安はなさそうです。


IPOとしては殆ど不安がない銘柄なので初値に期待できると思います。ロックアップも180日間しっかり掛かっています。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」令和アカウンティング・ホールディングス(296A)の上場データと初値予想を考察!


令和アカウンティング・ホールディングス(296A)の上場直前の初値予想を調べました

令和アカウンティング・ホールディングスの初値は期待できそうです!


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は520円となっています。幹事引受け価額は331.20円です。


直近上場の経営コンサル系のIPOは強弱わかれていますが令和アカウンティングHDに関しては問題なさそうです。


上場規模が小さいため個人投資家中心の売買でも乗り越えられそうです。VC出資も確認できませんからね。


同日上場の日本オーエー研究所よりは安心して上場初日を迎えられそうです。PER20倍程度は期待できることから割れることはなさそうです。


公開価格360円のPERは17.9倍です。セカンダリー期待も多少ありそうです!


日本オーエー研究所(5241)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました

日本オーエー研究所は名証ネクスト市場への上場になります。


TOKYO PRO Marketからの市場変更になりますが地方市場のため警戒が必要だと思います。


日本オーエー研究所の上場直前の初値予想
※日本オーエー研究所公式ページ引用


名古屋証券取引所から発表された日本オーエー研究所の気配運用は下記のようになります。


項 目気配運用の内容
板中心値段550円(公募・売出価格)
上限値段1,265円(更新値幅28円、更新時間10分)
下限値段413円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲138円以上、2,200円以下


大手の上場直前の初値予想は570円となっています。幹事引受け価額は506円です。


こちらも配当が18円出ることになっています。配当利回りは約3.27%です。


事業は独立系システム開発になり官公庁向けに強みを持ち、銀行や生命保険、証券など金融系にも力を入れています。


しかし目論見を見る限り取引先大手がNTTデータグループとなっている事から下請けだと予想されます。2023年12月期でNTTデータグループへの売上が84.1%となっています。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」日本オーエー研究所(5241)の上場データと初値予想を考察!


上場規模は約1.1億円、時価総額は約4.4億円です。上場規模が小さいと感じますが名証ネクスト市場と考えると通常サイズだと思います。


仮条件も想定発行価格から引き下げられているため人気があるのかは微妙なところです。


上場後は割安だと観測されているため上に向かう可能性があるようです。ただ初値では利益を殆ど得らえないようです。難しい銘柄だと思いますが上場から数日もすれば出来高が減るためご注意ください。


kimukimu

上場規模だけ見ると個人でも操作できてしまう規模ですが買い向かう方は限定されそうです。地方案件が好きな投資家もいますが初値では様子見の方が多いと思います!



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