キュービーネットホールディングス(6571)IPOが新規上場承認されました。日本全国に店舗を持つ企業なのでご存知の方も多いでしょう。しかし筆頭株主はベンチャーキャピタルとなっており自己株式の売出し案件となっています。ヘアカット専門のチェーン店「QB HOUSE」などを多角的に運営している企業です。


キュービーネットホールディングス(6571)IPO上場承認


上場に際し市場から吸収される金額は約253億円規模となり巨額上場となります。大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同で主幹事を務めるIPOになっており意気込みは伝わってきます。支店から電話がかかってきそうですね。カブドットコム証券からの当選も狙えそうです。


東証1部へ直接上場を狙っていると思いますので東証1部だとそれなりに買いが入りそうです。ただ、株数が多いためこの辺りは大きなデメリットでしょう。


キュービーネットホールディングス(6571)IPOの詳細データ

項目 上場基本データ
市場 東証1部又は2部
業種 サービス業
事業内容 ヘアカット専門店チェーン「QB HOUSE」等を運営するキュービーネット株式会社をはじめとしたグループ会社の経営管理全般を行う持株会社
公開予定 3月23日
ブックビルディング期間 3月07日~3月13日
想定価格 2,250円
仮条件 2,000円~2,250円
公開価格 3月14日
企業情報 http://www.qbnet.jp/


【手取金の使途】

記載なし


項目 株数データ
公募株数 0株
売出株数 9,785,900株
公開株数(合計) 9,785,900株
オーバーアロットメント 1,467,800株
上場時発行済み株数 12,000,000株(公開株数やOA含む)
想定ベースの時価総額 約270億円
幹事団 大和証券(共同主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)
カブドットコム証券
みずほ証券
SMBC日興証券
東海東京証券  ←幹事増えてきました
岡三証券
岩井コスモ証券
マネックス証券  ←完全平等抽選
SBI証券


キュービーネットホールディングス(6571)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,250円を基に吸収金額を算出すると約220.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約253.2億円規模の上場となります。


同社と連結子会社6社により構成されている企業になります。
ヘアカット専門店「QB HOUSE」「FaSS(ファス)」などを国内に544店舗、海外に120店舗を展開している企業です。単体業績では赤字を脱し、連結では売上・利益ともに拡大傾向にあるようです。


キュービーネットホールディングス業績



店舗別に見ると「QB HOUSE」は、低価格・短時間・高利便性・ヘアカットのみ・予約不要という5つのお手軽さをサービスの軸としています。「FaSS」は、「QB HOUSE」のお手軽さを踏まえた上で、Fast Salon for Slow Lifeという新しいコンセプトの下、20~40代の男女をメインターゲットにしたサロンを展開しているそうです。


キュービーネットホールディングスの店舗数


キュービーネットホールディングスIPO国内と海外店舗数推移



店舗数は日本とアジア圏で拡大しているようです。店舗は直営店とフランチャイズ契約店(FC店)があります(直轄運営や業務委託)
来店客数を調べてみると、国内店舗では前年を2%~4%程度上回る年がつづいているようです。


キュービーネットホールディングス(6571)の企業財務情報と配当性向

回次 第2期 第3期
決算年月 平成2016年6月 平成2017年6月
売上高 16,675,076 17,971,312
営業利益 1,416,843 1,502,827
親会社株主に帰属する当期純利益 565,969 1,023,191
親会社の所有者に帰属する当期包括利益 363,800 1,122,974
親会社の所有者に帰属する持分合計 6,271,185 7,434,336
資産合計 22,173,346 23,573,585
1株当たり親会社所有者帰属持分/td>
522.60 619.53
基本的1株当たり当期利益 47.16 85.27
親会社所有者帰属持分比率(%) 28.3 31.5
親会社所有者帰属持分当期利益率(%) 9.3 14.9
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,592,990 2,051,716
投資活動によるキャッシュ・フロー △918,481 △1,163,868
財務活動によるキャッシュ・フロー △799,416 △923,241
現金及び現金同等物の期末残高 1,928,303 1,962,894
※数値は千円単位


第4期第2四半期連結累計期間(2017年7月01日~2017年12月31日)
売上収益9,614百万円(前年同期比8.8%増)
営業利益930百万円(前年同期比5.5%減)
税引前四半期利益888百万円(前年同期比5.6%減)
親会社の所有者に帰属する四半期利益594百万円(前年同期比11.9%減)


キュービーネットホールディングス(6571)従業員と株主の状況

会社設立は2014年10月10日、東京都渋谷区渋谷二丁目12番24号に本社を構えます。
社長は北野泰男氏(1969年6月26日生まれ)、株式保有率は3.93%です。
従業員数は2名で平均年齢49.4歳、平均勤続年数2.7年、平均年間給与約10,611,000円となっています。連結従業員数は1,724人、臨時雇用者数は405人です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%)
インテグラル2号投資事業有限責任組合 10,133,500 74.27
Integral Fund Ⅱ(A)L.P. 1,120,200 8.21
インテグラル株式会社 592,300 4.34
北野 泰男 536,000 3.93
入山 裕左 142,000 1.04
※株主上位5名の状況


【目論見抜粋】

引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人であるインテグラル2号投資事業有限責任組合及びIntegral Fund Ⅱ(A)L.P.、並びに当社の株主であるインテグラル株式会社、北野泰男、入山裕左、宮﨑誠及び松本修は、共同主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(2018年9月18日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を共同主幹事会社が取得すること等を除く。)を行わない旨を合意しております。


上位株主には180日間(2018年9月18日)のロックアップが付与されています。
ロックアップ解除倍率の記載はありません。インテグラル系のベンチャーキャピタルの売り抜け案件となりやや気が引けますね。


キュービーネットホールディングス(6571)IPO大手初値予想と各社配分

仮条件範囲は2,000円~2,250円となり、想定発行価格を上限に決定しています。吸収額は約220.2億円、オーバーアロットメント含め約253.2億円のままです。事前評価は良くないようです。


ヘアカット事業において、「QB HOUSE」をチェーン展開している企業です。国内外に店舗があり、お手軽なお店として認知されています。トレーダーズ・ウェブによると、2017年6月期の売上収益構成比は直営店95.2%、その他4.8%。地域別では国内事業84.7%、海外事業15.3%と言ったデータが掲載されています。


初値予想2,250円~2,500円


ファンドによる売出し株になっているため需給が良いとは言えません。私は無理して参加することは考えていないため、ギリギリまで悩んで気が向いたら申込む程度です。東証1部への直接上場になる可能性が高いため、初値が低ければ打診買いを検討してもよいと考えています。出来高や地合い次第でしょうか。。。


EPS91.67を基にPERを算出すると約24.54倍、BPS715.62を基にPBRを算出すると約3.14倍となります。2018年6月期の売上は6.2%増、経常利益15.1%増(2.14億円)の増収増益見込みとなっています。


幹事名 配分単位(株)
大和証券 5,675,700
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 3,131,500
みずほ証券 293,600
SMBC日興証券 293,600
東海東京証券 97,900
岡三証券 97,900
岩井コスモ証券 97,900
マネックス証券 48,900
SBI証券 48,900


類似企業 PER
PBR
アルテ サロン ホールディングス(2406) PER23.56倍 PBR2.31倍
田谷(4679) PER117.8倍 PBR1.39倍
エム・エイチ・グループ PER99.23倍 PBR4.89倍


大和証券のネット申し込みだとチャンス当選が見れそうですね。ストレート当選も可能でしょう。株数が多いため平幹事からの応募でも当選確率は高いと思います。大量に当選するチャンスですが、機関投資家からのヒアリング後に私も答えを出したいと思います。黙って仮条件までスルーでしょう。


マネックス証券のIPO配分は完全抽選だった

大和証券チャンス当選で勢いづく

キュービーネットホールディングスのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数(株) 発行価格(円)
2017年11月30日~2026年9月29日 740,000 520
2018年9月30日~2026年9月29日 850,000 520
2019年9月30日~2027年9月28日 54,000 550


ストックオプションは740,000株が行使期限を迎えているようです。発行価格は520円となっています。


キュービーネットホールディングス(6571)IPO私見と申し込みスタンス

キュービーネットホールディングスIPOの投資判断は難しいですね。ただ初値が付いた後は地合いが悪くなければ上昇するのではないかと感じます。今後の業績見通しを踏まえて仮条件後に参加スタンスを決めたいと思います。


同日上場のファイバーゲート(9450)は人気が高そうです。


NY市場が大きな下げに見舞われ、日本人投資家も先行きが暗くなっていいるようにも思えます。北朝鮮問題もそのままで投資意欲が私も低下中です。逃げるように利益確定をしたらもっと逆に上げているし(涙)
IPO投資だと公募割れをしてもシンジケートカバーが入るためある程度で止まるのは素晴らしいですよね。ここ最近のIPOは公募割れでもシンジケートカバー値よりも上で初値形成になっていると思います。


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