ペルセウスプロテオミクスが上場中止を発表し東京証券取引所から上場承認を取り消されました。想定発行価格960円から仮条件が引き下げられ540円~600円に決定、そして売出株も削られ上場規模が32.8億円から10.9億円に減らされていました。


地合いの急激な悪化により上場中止を決定したわけですが、資金繰りは大丈夫なのか心配です。公式サイトでは上場延期の議決とあります。


バイオ株はそもそもIPO市場で人気が見込めないため、バイオブームでも起きない限り結局厳しい洗礼を受けそうです。


ペルセウスプロテオミクス上場中止と理由


【ペルセウスプロテオミクス公式サイト抜粋】

2020年2月17日及び2020年3月03日開催の当社取締役会において、当社普通株式の東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う公募及び第三者割当による募集株式発行並びに株式売出しについて決議いたしましたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び原油価格の急落等を受けた最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し、2020年3月12日開催の当社取締役会において、当該募集株式発行並びに株式売出しの中止と、それに伴う上場手続きの延期を決議いたしましたのでお知らせ申し上げます。

なお今後の上場手続きの再開時期につきましては、株式市場の動向等を見極めたうえで総合的に判断する予定です。



ウイングアーク1stに続いて上場中止を発表してきました。こうなることはある程度予想できたようにも思いますが、ここまで市場が一変し売りモードに入るとは考えていませんでした。


連日の含み損拡大で投資家のメンタルも傷ついていることでしょう。


ペルセウスプロテオミクスは上場規模が縮小され買い気配スタートも予想されていましたが、経営陣は深刻な状況だと判断したようです。賢明な判断なのかもしれませんが、新型肺炎の影響が何時まで続くのか全く現段階では予想できません。


また連日で上場が続いているため思ったような買い需要を見込めないと判断したのかもしれません。新規上場承認の記事は下記になります。

ペルセウスプロテオミクスIPO上場承認と初値予想!みずほ証券主幹事の赤字バイオが吠える


東大発のバイオベンチャーになり「がん治療用抗体」を開発していました。富士フイルムとの関係が深く持ち分法適用関連会社になっていました。またベンチャーキャピタル保有が多く投資家からは警戒されていたIPOです。


創薬ベンチャーになり赤字続きで収益期待が殆どない銘柄に投資する投資家も少なかったはずです。投資家目線だとVCの資金回収イメージがあるIPOだっただけにそれほど驚きはないと思います。


2020年3月~4月にかけ上場する企業が多くなっている割に上場中止は少ないと個人的に思います。状況によっては換金売りと考えられる銘柄もまだあるため追加で上場中止も考えられそうです。


記録的大暴落の渦中にあり様々な企業で業績への懸念が起きています。倒産する企業名も出てきているため体力がない企業は倒産の危険があります。ペルセウスプロテオミクスに関しては富士フイルムとVCがバックに付いているため倒産はないでしょう。


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