「プレ初値予想」PostPrime[ポストプライム]のIPO評価と業績を分析！

PostPrime[ポストプライム]の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。とりあえず抽選には参加したいけど早い段階で売り抜けたいIPOだと思います。


代表の高橋ダニエル圭氏はある意味有名な方なので注目度は高いと思います。某紙の表現はあまりよい感じではありませんでした。

項目	株数データ
想定価格	450円
仮条件	6月03日
公開価格	6月11日
公募株数	100,000株
売出株数	2,830,000株
公開株数(合計)	2,930,000株
オーバーアロットメント	439,500株
幹事団	みずほ証券(主幹事) SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 マネックス証券 楽天証券
委託見込	SBIネオトレード証券 大和コネクト証券 DMM.com証券

収益元となっているSNS「PostPrime」は第1期から黒字経営のため流石だと言えます。


某紙によれば広告関係なのかプラットフォーム利用による課金なのか収益元がはっきりとわからないようです。


スピード上場のインパクトがあり利益もしっかり出ていることでIPOとしての資金調達は問題ないと考えています。ただ詳しく知っている方ほど不安になる銘柄だと思います。


想定発行価格450円による吸収金額は約15.2億円、時価総額は約45.4億円です。オファリングレシオは33.5％になります。


PostPrimeのようなIPOは起業家の目標になるケースだと思います。上場までこぎつけ大きな利益を得られますからね。ただ市場の見方はどうでしょうか。


ネットで調べると色々情報が出てくるため不安もありますが公募組はIPOに参加してきそうです。

PostPrime(198A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手初値予想の数値を調べてみました。株単価が低いため利益も低めとなっています。


最新の初値予想は下記のようになっています！




売出株中心のIPOで上場ゴール感もあるため高い初値は期待できないようです。


高橋ダニエル圭氏の懐に多くの資金が入るIPOですからね。流石だと思うところも確かにありますがYouTubeを見ていた方は疑心暗鬼でしょう。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」PostPrime[ポストプライム]の上場データと初値予想を考察！

PostPrime(198A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で務めます。

幹事名	割当株数	引受割合
みずほ証券(主幹事)	2,783,500株	95.00％
SMBC日興証券	29,300株	1.00％
SBI証券	29,300株	1.00％
大和証券	29,300株	1.00％
マネックス証券	29,300株	1.00％
楽天証券	29,300株	1.00％

みずほ証券が主幹事なのでIPOの申込者は多いと思います。資金不要でIPO抽選に参加できますからね。


ただ利益を考えると良質なIPOとは言えないと思います。


事前評価ではある程度注目されているようなので公開価格割れはなさそうです。上場後の株価は業績次第でしょう！


思惑買いもあるかもしれませんがモイ(5031)やjig.jp(5244)のように盛り上がりに欠けると考えています。

PostPrime(198A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


上場後に業績を維持できるのか不安があります。やり手なので今期業績は上場に合わせてきたように感じます。



※PostPrime公式サイト引用


業績を確認すると2024年5月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上9.36億円となり前期7.87億円から18.93％増、経常利益3.66億円となり前期2.60億円から40.77％増となります。


四半期利益は2.40億円となり前期1.86億円から29.03％増を予想しています。


想定発行価格450円から指標を計算するとEPS24.02からPER18.73倍、BPS84.20からPBR5.34倍になります。




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