「プレ初値予想」タウンズ(197A)のIPO評価と業績を分析！

タウンズ(197A)の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ファンド出口案件で全て売出株のIPOとなっています。


基本的に不人気銘柄だと思いますが、高配当なので何とかなるかも？と考えています。

項目	株数データ
想定価格	440円
仮条件	6月04日
売出価格	6月12日
公募株数	0株
売出株数	21,090,000株
公開株数(合計)	21,090,000株
オーバーアロットメント	3,163,500株
幹事団	大和証券(共同主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事) みずほ証券 SMBC日興証券 野村證券 SBI証券 静銀ティーエム証券 FFG証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 極東証券 東海東京証券 東洋証券 丸三証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券
委託見込	大和コネクト証券 auカブコム証券 SBIネオトレード証券 DMM.com証券

感染症臨床検査用の抗原検査キットメーカーとしての知名度が高く、国内を中心とし海外販売も行っています。


同社の抗原検査キットは「イムノクロマト法」を利用することで特別な装置を必要としない特徴があります。患者のそばで迅速な診断ができるそうです。


想定発行価格440円による吸収金額は約106.7億円、時価総額は約440.0億円です。


新型コロナウイルス感染症による特需で利益を伸ばしたと考えられるため今後の業績が心配だと考えています。今期は増収増益のため問題なさそうです。


純利益が大きく驚きますがIPOとしての人気は限定されそうです。業績がしぼむと配当金を下げてきそうです。

タウンズ(197A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手の初値予想を調べてみました。非常に参考になる数値なので投資前に確認しておくことをお勧めします。


最新の初値予想は下記のようになっています！




今期は記念配当が用意されているため配当利回りが6.31％になります。ただし今期分は中間配当を差し引くため配当利回りが4.94％に下がります。


某紙では割安感はあまりないと観測されています。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」タウンズ(197A)の上場データと初値予想を考察！

タウンズ(197A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券の3社共同になります。

幹事名	割当株数	引受割合
大和証券(共同主幹事)	11,599,500株	55.00％
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)	5,462,300株	25.90％
モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事)	2,340,900株	11.10％
みずほ証券	274,100株	1.30％
SMBC日興証券	210,900株	1.00％
野村證券	210,900株	1.00％
SBI証券	210,900株	1.00％
静銀ティーエム証券	105,400株	0.50％
FFG証券	105,400株	0.50％
アイザワ証券	63,300株	0.30％
岩井コスモ証券	63,300株	0.30％
極東証券	63,300株	0.30％
東海東京証券	63,300株	0.30％
東洋証券	63,300株	0.30％
丸三証券	63,300株	0.30％
松井証券	63,300株	0.30％
マネックス証券	63,300株	0.30％
楽天証券	63,300株	0.30％

売出株数が多いためIPOに簡単に当選できると思います。


ファンド案件のため事前評価が低くブックビルディング自体が不安だと考えています。高配当のため配当狙いの買いは期待できますが親引けがないためどうでしょうね。


海外販売が30％程度あれば期待はできますが、事前にどのくらい販売されるのかわからないため公募組は悩む案件だと思います。


単価が低いためネット証券を中心に申込んでおけば手数料面の心配はなさそうです。店頭証券のネット申込はIPO株を売却する場合に手数料が高くなりますからね。


大和証券が委託販売している大和コネクト証券だとチケット利用で株式取引手数料を無料にできます。今だと口座開設で2,500円とPonta(ポンタ)又はdポイント1,000円分が貰えます。合計3,500円分です！


IPOルールは下記記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。大和コネクト証券からは申込をしようと考えています。大和証券は手数料を考えると悩みます。

タウンズ(197A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。同日上場が3銘柄あり個人投資家にはタウンズが一番人気がないと考えています。


機関投資家に人気がなければ簡単に割れそうです。主幹事の営業力が問われそうです！



※タウンズ公式サイト引用


業績を確認すると2024年6月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上175.53億円となり前期156.73億円から12.00％増、経常利益77.41億円となり前期49.53億円から56.29％増になります。


四半期利益は55.50億円となり前期30.34億円から82.93％増の予想が出ています。


想定発行価格440円から指標を計算するとEPS55.51からPER7.93倍、BPS134.30からPBR3.28倍になります。配当金は27.75円なので配当利回り6.31％です。ただし記念配当が11.1円となっています。


ロックアップは180日間となっていますが売り圧力を考えると株価が高くなるとは言いにくいでしょう。




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また、投資を行うと最大5万円分のアマギフが貰えることになりました。上場会社なので四季報確認で業績が危ないと思ったら投資をやめることもできます。


業績は増収増益が続いているため問題ないと思います！キャンペーン内容は公式サイト又は下記記事で確認することができます。

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